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「ニコッ♪」その笑顔がもたらす、みんなにうれしい3つの効果
写真元:http://www.photo-ac.com/main/detail/163662
誰かを笑顔にさせたいなら、自分が笑う!
人は、誰かに同調してしまう生き物。悲しい顔を見ると自分も悲しい顔になるし、相手が笑っていれば、自然にこちらも笑顔になります。これは社会的動物である人の特性でもあり、誰かの表情を無意識のうちにマネしてしまうのです。よく、「子どもの前では笑顔でいるようにしている」という声を聞きますが、これは、子どもの笑顔を増やす、とても重要な働きかけだと言えるでしょう。
ところで、そもそも、なぜ「笑顔になる、笑顔にさせる」ことが大切なのでしょうか?笑顔がもたらす効能はさまざまありますが、「楽しくなるから、ハッピーな気分になるから」という理由こそ、最もシンプルで大きなものですよね。これは、笑うことで脳内物質のドーパミンが分泌されて、快楽を感じやすくなっているためだと説明されています。誰かの気分を良くさせたい、そう思ったら、何か特別なことをする必要はなく、ただ笑顔で接するということが大切なのです。
笑顔は相手にだけじゃない!自分を励ます効果も!

周りをハッピーにするための笑顔もあれば、自分をハッピーにする笑顔もあります。そして、それは「つくり笑顔」でもいいんです。これは、「ハッピーな気分→笑顔になる」というメカニズムは、「笑顔になると→ハッピーな気分になる」ということを説明した“顔面フィードバック仮説”と呼ばれるもの。つらいときも、笑顔をつくることで感情を変えることができるというのです。
「笑顔をつくる」のだから、当然、つくり笑顔になってしまいます。しかし、つくり笑顔でも十分効果があります。「もう最悪、疲れた」と思う、どうしようもない時こそ、自分を励ますために、笑顔は味方してくれるのです。
表情筋が鍛えられることで、小顔&アンチエイジング効果も!
笑顔をつくると、頬を持ち上げるための「大頬骨筋」や、目の周りの「眼輪筋」が刺激されます。この2つの筋肉こそ、年齢とともに弱ってきて、頬やまぶたのたるみをもたらす原因のひとつ。そのため、この2つの筋肉を自然に刺激する、笑顔をキープするということは、実はとーっても大きなアンチエイジング術なのです。
アンチエイジングを意識するなら、大きな刺激を与えるために、より大げさに動かしましょう。口角を思いっきり目尻の方向にグーッと持ち上げます。このとき、口の力で持ち上げるのではなく、頬を持ち上げるようなイメージを持つのがポイントです!
アンチエイジングに、良好な対人関係の構築など、私たちにとって重要なものに良い影響を与えてくれる、「ゼロ円でできる」テクこそ、笑顔なのです。ふと思い出したときに、まずはほんのちょっとだけ口角を上げてみることから始めてはいかがでしょう?
梅野 利奈
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