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『うちの子は育てにくい子』~発達障害だと診断されて、ナゾが解けた気がしました~

Baby&Kids

『うちの子は育てにくい子』~発達障害だと診断されて、ナゾが解けた気がしました~

うちの子、自閉症スペクトラムだとわかりました


――ブログ『甘味生活*育児絵日記』を運営され、書籍『うちの子は育てにくい子』を発売されたアマミモヨリさんですが、息子さんのヒルマくんと同じ年頃の子どもや、ヒルマくんと同じ発達障害を持つママの間で話題ですね。まずアマミさんのプロフィールから聞かせてください!

ペンネームで、アマミモヨリといいます。主人と息子のヒルマの3人家族です。年齢は公開していないのですが……アラフォーです。海外ドラマを観ることと、ネットショッピングが好きなのですが、似合わない服を買ってしまうとかよく失敗しています(笑)。

――ヒルマくんはどんな男の子ですか?

ヒルマは現在、7歳の小学2年生。2歳の時に発達障害の一種である自閉症スペクトラムだとわかりました。テレビゲームが大好きで、毎日熱心に練習(といってもゲームをしているだけですが)をしています(笑)。

――そもそもブログを始めたきっかけはどんなことからでしょう?ブログも本もイラストが多く、癒されます。ご自身で描かれているそうですが、描くことを専門的に学ばれていたのでしょうか。

ヒルマが生まれてしばらくは、発達障害だということがわからなかったので、ただ子どもの成長記録を残そうという思いで、育児絵日記を書き始めました。実際のところまあこれが毎日あたふたで(笑)、こんな失敗ばかりの子育てママもいるんですよ、という報告も兼ねて書いていました。絵は本格的に学んだことはないのですが、小学生の頃から絵を描くのが大好きで、教科書やノートに、少女漫画に出てくるような目が大きくキラキラした女の子をよく描いていました。ブログでは、文字だけ綴っても面白くないと思い、このような絵日記にしました。

 

妊活の末の妊娠と、少しの不安


――イラストから、ヒルマくんの可愛らしいキャラクターがよく伝わってきます。ところで、アマミモヨリさんがヒルマくんを授かる前は、妊活などはされていましたか?

私は当時、会社勤めをしていて、デスクワークをしていました。当初は2人の生活を楽しんでいたのですが、しばらくして、ぼちぼち高齢出産だなぁ、という焦りもあり妊活を始めました。でも、半年経ってもうまくいきませんでした。主人と2人でも楽しいしまあいいや、と一旦諦めたのですが、そのとたんに妊娠しました。

――妊娠がわかったときの気持ちは?

検査薬で陽性のマークを初めて目にしたときは、それはもううれしかったです。のんびりしたマタニティーライフをイメージしていたのですが、妊婦生活はつわりがひどく、晴れやかな気持ちになれたことがほとんどなかったかも……。予定日を少し過ぎて、緊急帝王切開で出産、3000gを超える大きな赤ちゃんでした。

ずっとぐずっていたり、無反応だったり、おかしいなと思い始めた9カ月ごろ




 

――ヒルマくんが発達障害だとわかったのはいつ頃、どんなきっかけでしたか?

生後4カ月ぐらいから、育児教室に通う周りの同じ年の子どもたちと比べて、些細な違和感はありました。たとえばヒルマをあやすおもちゃを私だけたくさん持ち歩いていたり、他の子は静かなのに、ヒルマだけがずっとぐずっていたり。

生後9カ月頃、ハイハイで家中を移動するヒルマに向かって「ヒルマ、こっちおいで~」と大きな声で呼びかけたとき、立ち止まりも振り返りもしなかったのですが、このときは、この無反応が発達障害の特徴のひとつだなんて思いもしませんでした。取って欲しいおもちゃが届かないときに、私の手をその方向に放り投げて知らせる、いわゆる“クレーン現象”はこの少しあとから始まりました。

1歳半の検診で「言葉の発達が遅れている」と言われたときは、涙がぽろぽろこぼれました。その後も経過観察を続け、2歳になって発達支援センターで発達検査を受けたときに、発達障害だと診断されました。

予想もしていなかったことだったので、呆然としたし、もちろんショックでした。でも同時にナゾが解けた気がしたんです。発達支援センターで「じつは子育てはもっとラクなんです。ヒルマくんはむずかしい子です」と教えてもらい、それまでさまざまな違和感や、他の子との違いなどが出てしまうのは、私の育て方が悪いせいだと思ってきたので、気持ちがラクになりました。

 

「育てにくさ」を感じているママのヒントになれば




 

――書籍『うちの子は育てにくい子』を通して、誰にどんなことを伝えたいですか?

発達障害と判明してから療育に通っていたあいだの約2年間は、極端にブログの更新が少なかったのですが、その時に学んだことや見つけたコツなどをまとめてみたいとずっと思っていました。それをまとめたのがこの本です。発達障害の子どもがいるママや、もしかしたらうちの子も……と不安を感じている方はもちろん、かつて私がそうだったように、子どもを叱ってばかりいる、子育てが楽しいと思えないといった育てにくさを感じている方に、少しでもヒントになればと思います。<第2回へつづく>

 



 

◆うちの子は育てにくい子~発達障害の息子と私が学んだ大切なこと~/KADOKAWA


月間64万PVの人気育児ブロガーで、自閉症スペクトラムの男の子ママのアマミモヨリさんが、生後から現在まで6年間の葛藤の日々でつかんだ、親子が笑顔でいられる習慣&子育てのコツを書き下ろしたエッセイ。

 

◆著者ブログ


http://ameblo.jp/amami-blog/

 

若山あや

フリーライター。出版社や編集プロダクションを経て、2002年よりフリーランスのライターとなる。雑誌や書籍にて俳優、タレント、アーティスト、文化人や専門家などのインタビューを中心に執筆。これまでにインタビューした人数は約800人。
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