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その気合いは逆効果!愛されママの印象づくりにマストなものとは?
愛されママになるためには、結局なにが大切?
イマドキの愛されママのイメージといえば、ナチュラルに可愛くて、清潔感あるカジュアルなファッション。さらに、親しみやすい雰囲気。これらが大切なのはわかっているけど、実際に自分自身に落とし込むのって難しいですよね。色々ありすぎて、正直何から手をつけていいのかわからない人も多いはず。
私は心理学研究科で、好感を得る要因について研究しているのですが、そのなかで「初対面の相手に対し、何をてがかりに好感を抱くのか」を、検討するための実験を行いました。その結果、愛されママになるための大きな2つのキーワードを発見しました! 実は、美人かどうかよりも、もっと重要なことがあるんです。
最も大切なのは、常に口角があがっている「いつでもスマイル」!
第一印象をよくするためには、つい容姿ばかりを重視してしまいますが、どんな表情をしているのか、目を合わせて挨拶をしてくれるか、などといった細かいことでも印象が左右されます。そのため、いくら可愛らしいママでも、イメージが最悪なんてことも。
実験では、最も好感をもたらす要因は「笑顔」であることが分かりました。好感度が高かった人の表情を分析したところ、会話中も無言のときも、いつでもスマイル。よく「笑顔は大切」と言いますが、面白いときに笑うだけではなく、どんなときも口角は上がっているということがポイントのようです。
親近感をもってもらうには、“相手と似たファッション”で!

さらに、実験参加者へのインタビューでは、「服装の好みが同じだったので、気が合いそうだと思った」という意見が多くみられました。これは、心理学では「類似性」と呼ばれているもの。自分と似た部分を持つ相手には、親しみを抱きやすいといわれています。
私自身、これを理解しなかったために失敗しちゃった経験があります。区のセンターなどでママさんが集まる場に行くとき、産前に慣れ親しんだメイクとファッションで行きました。その結果、「え?なんか浮いてる? あんまり話しかけてもらえないし……」と、なんだか悲しいことに。その際、トイレに行ったとき、自分の姿を見て、その場になじまない雰囲気がでていることに、ようやく気づきました。
全体はナチュラルだとしても、高級ブランドバッグを持っていたり、つけまをつけていたり……。その「気合い」は、会う相手によっては、凶となるかも。印象を良くしたいときは、相手やその場の雰囲気を想像することが、とても大切なんです。
これら2つがいかに大切かは、私自身、ママデビューして実感しました。自分を女性として魅力的に見せることと、愛されママに見せることは、ちょっと違うんですよね。ん~!やっぱり新米ママには、まだまだ難しいです……。
梅野 利奈
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