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かぼちゃ

ハロウィン時期に出回っているかぼちゃは食べてもおいしい!

Lifestyle

ハロウィーンは二の次!バカンスが第一優先の10月のフランススタイル

毎月各国1回更新、世界各地のママライターによる連載【世界のmamagirlから】。
フランスに住むマーレン りさが今月のテーマ「ハロウィーンについて」をお話しします。

Q1. フランスのハロウィーンとは?

A1.
フランスでは新学期の始まる9月、ハロウィーンの気配は一切感じられません。
もともとハロウィーンに対する盛り上がりが薄めのフランス、10月になってようやくスーパーに飾り用のかぼちゃが出回ったり、オレンジと黒色の装飾グッズがお店の一部で見られるくらいのものなんです。
当日は大人たちが仮装パーティをする傾向はあるものの、子育てをする上で家庭ではあまり縁のない”海外から来たイベント”というのが私の印象です。

ちなみに子どもたちがお菓子をもらって回る際の台詞「トリックオアトリート」はフランスでは決まった言葉はないようですが、代表的なものは「Des bonbons ou un sort」(お菓子をくれないと魔法をかけちゃうよ)と言うそうです。

Q2.ハロウィーンが盛り上がらない理由は?

A2.
ハロウィーンがいまいち盛り上がらない理由は実は海外から来た文化、と言うだけでなく他にも理由があるようです。
というのも、10月31日はフランスの学校では秋休み真っただ中。この秋休みは11月1日にあるToussaint (トゥサン/万聖節)という祭日をまたいで2週間あります。今年は10月21日から11月6日まで。

Toussaintとは本来はお墓参りに行くための日だそうで、ハロウィンとは違い、静かにご先祖様を弔うという感じです。私の中ではお彼岸やお盆というイメージ。
夏休みがやっと終わったばかりなのに、バカンス大国とはこのことだとつくづく思います。

Vacances scolaires 2018フランスのバカンスカレンダー。黄色の枠が秋休み

さてこの秋休み、子どものいる家庭はやっぱりどのように過ごすかが大きな課題です。
流石のフランス人も1ヶ月ほど夏休みを取ったすぐ後はまるまる2週間仕事を休む親は少ないようで、これを汲んでか地域のサポートがとても充実しています。

Q3.秋休みの過ごし方は?

A3.
私の住む街では、MJC( les Maisons des Jeunes et de la Culture)という子どもからお年寄りまで全ての世代を対象にアクティビティを提供してくれている文化センターのような場所があります。この秋休みの前半1週間はここで子ども祭りなど、子ども向けの様々なイベントが毎年開催されます。

MJC毛玉アートのアトリエ。色使いは子どもの感性で自由に選びます。

MJC毛糸の上に石鹸とお湯をかけてゴシゴシこすると素敵なアートの出来上がり!

MJC木工作品作成のアトリエ。本物のノコギリを使います。

例年の内容は子どもから楽しめる映画8本、スポーツやアート系のアトリエが100種類、赤ちゃんからでも楽しめる演劇が25種類ほど(!)行われています。毎日朝から夕方まで一日中楽しめます。
値段も良心的で一コマ5ユーロほど。(2018年9月現在のレート:1ユーロ=約129円)

我が家は3人兄妹。2歳児は演劇、4歳児は本屋さん主催で行われる絵本の読み聞かせとサーカス教室から来てくれる先生によるサーカス体験、5歳児は工作体験とジム、そして全員でロウソクづくりや毛糸アートのアトリエなどなど多岐にわたるプログラムをこなせるよう子どもたちを年齢別にチーム分け、友達のママたちと手分けしてアクテビティを回ります。

これのために秋休み前半1週間は大忙し!その後はおじいちゃんおばあちゃんに子どもたちを預けたり、短めのバカンスに出かける家庭が一般的です。もちろん仕事の休めない共働き家庭をサポートするための学童なども充実しています。

Q4.フランスでハロウィーン気分を味わうには?

A4.
去年は後半1週間を南仏で過ごした我が家。外国人客も多いため、観光地に行ってやっとハロウィンムードが少し感じられました。
ホテル受付のスタッフのホラー仮装がリアルすぎて子どもたちには少々刺激が強すぎたのですが。。

フェイスペイントクモのフェイスペイントをされて微妙な面持ち

スペクタクル仮装をしてキッズクラブのみんなと滞在中練習したミュージカルを披露してくれました

キッズクラブではフェイスペイントや仮装パーティなどプログラムはハロウィンがテーマでしたが、最後まで子どもたちはハロウィンについていまいち理解しないまま恐い思い出だけが残っているようです。

まとめ

フランス人にとってバカンスは何より大切なイベント。このバカンス中にひっそりハロウィーンが行われているという感じです。楽しむ人もいるし、そうでない人もいる。盛り上がれる場所はあるけど、過剰なプロモーションはない。なんともフランス的なスタンスだと思います。

マーレン りさ

レコード会社で勤務、第一子となる長男出産を機に退職し、夫と夫の故郷であるフランスに移住。その後2人の女児をフランスで出産した3児の母。現在はスイスとの国境近くの街・アヌシ―近郊で2カ国の良いところ、そうでないところを楽しみながらサバイブしています。
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