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若槻千夏さん「親が完璧にできない方が子どもはしっかり育つんです」

タレントの若槻千夏さんが、自身がプロデュースするキャラクター、クマタンを主人公にした絵本を出版。
現在、6歳の女の子と1歳半の男の子のママである若槻さん。その子育ての経験や、ママの悩みに寄り添った内容で作られた絵本『おやすみクマタン』、『クマタンとうんち』、『たべたよクマタン』についての制作秘話や、若槻家の育児事情などをmamagirl WEBだけに語ってもらいました。

仕事と育児との両立方法は完璧を目指しすぎないこと!

――若槻さんはタレントとブランドの仕事、家事、育児と大変ですね。両立するコツを教えてください。

若槻千夏さん(以下、若槻):両立はできていないかも、どうしよう(笑)。でも、できていないっていうのも実はいいことがあって。
親が完璧にやると、子どもって親が全部やってくれると思って受け身になっちゃうんですよね。でも私みたいに、うーんどうしようって困ってると、上の子が「こうするんだよ」ってやってくれるんです。
朝はウエットティッシュでテーブル拭いたり、これはあそこに置いたほうがいいよって教えてくれたり。私はその分、めっちゃ褒めます。「すごーい!」って。おかげで、上の子はめっちゃきれい好きになりました。

――なるほど〜! 勉強になります。

若槻:このことを専門家に話したら、お母さんができない家の子どもがしっかりすることは本当にあるらしく、だからその育て方もいいんですよ、って言われました。狙ったつもりはないんだけど(笑)。

――でも、いいことですね。息抜きとか家族のコミュニケーションはどんなふうに取っていますか?

若槻:基本的に私は、子どもと遊ぶのが大好きなんです。だからみんなでディズニーランドに行ったり、下の子の面倒はパパに見てもらって、上の子と2人でキッザニア行ったりはよくしますね。
今って下の子に手がかかりすぎて、上の子が寂しくなっちゃう時期でもあるんで、だから女同士の2人の時間を結構大事にしています。キッザニアはもう、いろんな職業を経験していて、ハイチュウ作ったり、資生堂のコーナーでメイクしたり、ピザ屋、ファッションショー、消防士、クロネコヤマトまでなんでも。

上の子はめっちゃ女子力が高くてリンクコーデしてもらえません(笑)

――6歳にもなればもう、なんでもできちゃいますもんね。娘さんと2人のときは、リンクコーデとかするんですか?

若槻:それが、上の子がめちゃくちゃ女子力高くて、私はパンツが好きでスカートを履かないので「ママはズボンばっかりはいててダサい!」って言われちゃうんです。
ニーハイソックスをももまであげて「この肌色を見せたいんだよね。だって全部伸ばして履いちゃうとタイツみたいでしょ」とか言うんです。そんなふうに、ファッションのポイントを毎日10分は聞かされてます。
服は絶対に自分で選ぶし、古着Tのリンクコーデしたいんだけど、まだ古着のよさがわからないから「ママのやつ超ボロボロじゃん」って言われたりして。
ちなみに、幼稚園に着ていく服は前の晩に全部床に並べて、「忘れちゃわないようにママ上から写真撮っておいてね」って。
その発言を聞いて「この人絶対将来、インスタやるな」って思いました(笑)。

――あははは(笑)。今の子ってすごいですね。

若槻:すごいですよ。スマホ貸してって言われて貸すと、最初はひらがなのゲームをやっているんだけど、だんだん飽きてきて、いつの間にかSNOWをやっていて、口パクパクしながら自撮りしてるんです。気がつくと、そんな自撮り写真が全部カメラロールに入っててびっくりですよ。なので、リンクコーデは息子に期待します。

派手な色のベビーカーに合わせて濃い色でコーデしています

――おしゃれママのベビーカーコーデは読者からも人気なのですが、若槻さんは意識されていますか?

若槻:今使っているベビーカーは、パパが色を選んだので青なんですよ。はじめは、主張強いな、青か…って思ってたんですが、これが意外とデニムにも合う。今日も着ているんですが私、最近緑の服にハマってて、緑と青も合うので楽ちんですね。

上の子の時はベージュのベビーカーで汚れやすかったんで、今となっては青の方が気に入ってるかも。ただ、今のベビーカーのたたみ方が難しくて…。3回お店の人に聞いてもわからなかったんで、もうたたまないことにしました。
だからタクシーやバスに乗るのが面倒くさくって、私しょっちゅう歩いてます。そんな日はもちろん、スニーカーを履くんですけどね。この前なんて原宿から新宿まで歩きました。散歩の鬼ですから、私。

もう少し共働き夫婦にやさしい環境になるといいですね

――マタハラ、セックスレス、待機児童など、子育てや夫婦にまつわる問題は世の中にたくさんありますが、若槻さんが気になっていることはありますか?

若槻:うちもそうなんですが、共働き夫婦がもっと働きやすい環境になるといいな、とは思いますね。たとえば会社に子どもを預けられるような施設を増やすとか。
ママタレでも、夜遅くなる収録の日は保育園ではそこまで預かってもらえないって最初からわかっているから、楽屋に連れてくる人もいて。もっと働く人にやさしい環境になってほしい。

――本当ですね。そこに悩んでいるママは、本当に多いです。そんな日々を頑張っているママたちに、メッセージをください!

若槻:私も、最初の子のときは仕事復帰もしていなかったし、家でずっと1人で面倒を見ていて、「全然自分の時間がない!」って思った時期がありました。でも、大変なのは今だけですから…。すぐに大人になっちゃう。
なんか切なくなってきますよね、どんどん自分でできるようになると。あんなに1人で履けなかったパンツもすぐに履けるようになっちゃったし、パパに「触らないで」なんてもう言ったりしますから。だから悩むよりも、今を楽しんでもらいたいですね。

プロフィール
若槻千夏(わかつき・ちなつ)
1984年5月28日生まれ。
17歳の時、渋谷109でスカウトされデビュー。
その年からグラビア界を席巻し、名だたる雑誌の表紙を飾り一躍トップアイドルに。
かねてから興味のあった古着の買い付けを海外で学び、2009年、自身のアパレルブランド『W♥C』(ダブルシー)の発表。
デザイナー・プロデューサーとして活躍。
2013年同ブランドを退任後、デザイナー若槻千夏の会社「WCJAPAN」を設立。
現在は、自身のキャラクター「クマタン」のデザイン&プロデュースを行い、日本のみならず台湾、アジアでもさまざまな企画を展開している。
著書に『クマタンとうんち』『おやすみクマタン』『たべたよクマタン』(以上、主婦の友社)。


今回出版された若槻千夏さんの絵本はこちら

『おやすみクマタン』(若槻千夏・著/主婦の友社・刊)本体890円+税

「ねんね」をテーマにした『おやすみクマタン』。なかなか眠れないクマタンが、少しずつ眠くなる様子を描き、寝かしつけのときの読み聞かせにおすすめ。

『クマタンとうんち』(若槻千夏・著/主婦の友社・刊)本体890円+税

子どもが大好きな「うんち」をキーワードに、トイレ=楽しいところと思えるような工夫がいっぱい。トイレトレーニングを手助けする1冊。

『たべたよクマタン』(若槻千夏・著/主婦の友社・刊)本体890円+税

「おべんとう」をテーマに、食事が楽しくなるようなカラフルなお弁当がたくさん登場。クマタンが、嫌いな野菜を食べるシーンは子どもたちの心にグッとくるはず!


撮影/回里純子 企画・構成/mamagirl WEB編集部 取材・文/若山あや

前半はこちらから⇒若槻千夏さんインタビュー<前半>

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