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イタリアのおむつ事情はオーガニック商品がトレンド!

毎月各国1回更新、世界各地のママライターによる連載【世界のmamagirlから】。
フィレンツエに住むMAKOが今月のテーマ「世界のおむつ・トイレ事情について」をお話しします。

Q.イタリアのおむつ事情は?

A.
ベジタリアンや環境保護、オーガニック、ホメオパシーを支持するママが多いイタリアですが、おむつは市販の使い捨てがまだまだ主流となっています。

Q.おむつの品質は?値段は?

普通のスーパーに陳列されているオムツ。種類が豊富です。

A.
とにかくおむつの種類は豊富です。イタリアには日本のように赤ちゃん専門店(おむつや離乳食などの日常品から衣類まで揃っているお店)がなく、おむつはスーパーで買うのが主流。どこのスーパーにも様々なブランドのおむつが陳列されています。
お値段はブランドに寄りますが、通常のおむつ25枚前後入りで1,000円前後、パンツ型になると枚数が若干減り、1,500円以上。但し、定期的に30%から50%オフになる時があるので、おむつのセールがあるときにまとめ買いをします。
高額おむつでも品質は日本の物の方が断然良いです。イタリアのものはごわごわしているので、日本帰国時に初めて日本のおむつに触れ、とてもソフトでびっくりしました。

Q.テープ派?パンツ派?

トイレトレーニング用のパンツ型オムツ。お値段大体1,600円

A.
月齢が小さいうちは殆どテープ派です。子どもが動きまわる1歳半から2歳前後からパンツ派に変わる事が多いようです。そして、日中はパンツ派でも夜はテープ派になる場合も。パンツ型はお値段高めでセールもあまりないので、節約の為にもテープ型を出来るだけ使用としているご家庭も多々あり。

Q.使い捨ておむつの人気のブランドは?

パンツ型オムツ。23枚でお値段大体1,450円

A.
日本のように、かわいいキャラクターなどのおむつは殆どありません(涙)。パンツ型で若干あるくらいです。そしてどこのブランドも品質的にはさほど大差はなく、各スーパーのオリジナルブランドでもコスパが良ければ値段重視で購入しているケースも。おむつがセールになっていない場合はパンパースが1番人気なようです。繊細に出来ている気がするというのが理由らしいです。

Q.おむつまわりのグッズは?

おしりふきだけでもこの種類の多さ!

全て赤ちゃん用のソープ

A.
おしりふきの種類もかなり豊富です。おしりふきにはこだわっているママが多く、オーガニックもの、アルコールフリーものと赤ちゃんの肌に良さそうなものを選んでいる傾向にあります。イタリアでは“ビデ”の習慣があるので、赤ちゃんでも大人でもビデで汚れを落とす感じです。ビデ専用のソープやタオルが用意されていて、赤ちゃん用のソープの種類も沢山あります。おしりふきで綺麗にするより、ビデとソープを使っておしりを綺麗にする方も多いです。

Q.おむつにまつわるトレンドは?

スエ―デンブランドのナチュラル素材を使用したオムツ

オーガニック素材のおしりふき

オーガニック素材のソープやパウダー

A.
近年のトレンドは“ナチュラル&オーガニック”です。少なくとも4年程前私がおむつを購入していた頃にはなかったのですが、昨今ではスウェーデンブランドのナチュラル素材を使用したおむつやオーガニックおしりふき、オーガニックソープが大人気。数年前までは薬局やオーガニックストアに行き購入していたこれらの商品が普通のスーパーでも購入でき、種類も豊富になりました。
オーガニックなどの志向が強いイタリアでは布おむつは働くママやパパにとってまだまだ難関でも、おしりふきやソープ、おむつから入り、出来れば布おむつに行きたいと考えている人も最近では多いようです。

Q.町や公共機関でおむつ替えするときはどうしてる?パパは?

新生児のうちはこういったベッド型のベビーカーを使用している人が多いので、ベビーカー内でオムツ替え。

A.
町や公共機関でのおむつ替えイタリアはホントに大変です!!日本のように、駅などにもおむつ替えの台がついているなんてことはほぼ皆無です(涙)。最近やっと新しいレストランや商業施設でおむつ替え台がついているところも見かけますが、まだまだ少数です。赤ちゃんのベビーカーの主流がベッド型タイプなので、皆さんその中でおむつを替えたり、ベンチで替えたりと、かなりオープン。月齢が上がってきて、ベビーカーのタイプが変わると、トイレの中で立たせて替えるパターンです。もちろんパパもママ同様街中でもそのスタイルでおむつ替えしています!

Q.その国のトイレトレーニングは何歳から始める?何歳で終わる?

A.
イタリア人は夏のバカンスに海や山に数週間行くのが主流です。割合としては海派が圧倒的に多いので、その海でのバカンス中にトイレトレーニングを始めるご家庭が殆ど。イタリアの幼稚園は3歳からで生まれた月が遅い子はまだ3歳になっていない時から幼稚園が始まります。一般的に幼稚園ではおむつなしで入園することになっているので、9月から新学期がはじまる前の2,3歳におむつを取ります。何とか夏のバカンス中に取りたいと思っているので、その時期海にはトレーニング中の子ども達をよく見かけます。但し、幼稚園に入ってからでも夜寝る時にはおむつをしている子も沢山います。

Q.トイトレの方法は?意外なやり方、驚いたことなど

便座に置くタイプ

A.
イタリアでは布製のトレーニングパンツは殆ど見かけません。たまに赤ちゃんの衣類を販売しているオシャレなショップで見かけたりしますが、そういった布製のトレーニングパンツを使用しているということはあまり聞きません。トレーニングをする際はいきなり普通のパンツをはかせるママがとても多いです。普通のパンツをはかせ、リビングには置くタイプのトイレ、トイレには便座に置くタイプ(写真)を常備し、トレーニングします。夏のバカンス中のトレーニングでも置くタイプ、便座に乗せるタイプ両方持参でバカンスに行きます。

Q.日本との違いは?

ビデの上に乗っている赤いのがリビングや子供部屋に常備する置くタイプ。便座の上には一回り小さい便座タイプ。

A.
日本との違いはイタリアでは長いバカンス中に家族総出でトイレトレーニングをするご家庭が多いということでしょうか。子ども達のバカンスはとっても長いのですが、働く親のバカンスは期間が決まっています。親が仕事中はおじいさん、おばあさんが海でのバカンスをしている所に子ども達を預け、週末仕事が休みの時に親が駆け付けます。となると、トイレトレーニング中の子どもを持つご家庭では子ども達を預かっているおじいさん、おばあさんもトイレトレーニングに参加するのです。日本ではあまり聞かない習慣ですよね?!

Q.自分がトイレトレーニングさせていたときのふりかえり・まとめ

バカンス中、スイム用オムツをしながらトイレトレーニングを始めた頃。

A.
周りのママ達が一斉にトイレトレーニングを始めた夏のバカンス時、私ももれなく始めましたが、上の子は夏生まれで2歳になったばかり。日本で布が何重にもなったトレーニングパンツを買い込みトライしましたが、バカンスどころじゃないくらい大変であっけなく挫折。
周りの友達は次々トレーニングに成功していたので、かなり焦りましたが、下の子妊娠中とあって、無理はやめようと勝手に自己肯定。そして3歳になったばかりの夏のバカンス時に再トライ。9月からの幼稚園入園までのラストチャンス!でも3歳ともなるともう勝手に自分でトイレに行き、勝手にトレーニングしてくれることに!一週間もかからず取れちゃいました。私はほぼ何もしていません(笑)。

下の子は、上の子の経験があったので、周りの子がどんどんおむつが取れていった時も気にせず時期が来るまで待ちました。「もうお友達皆おむつしてないから、おむつ取りたくなったら言ってね。」と毎日のようにさりげなくプレッシャーをかけ(笑)、そしてとうとう「今日からおむつしない!」と自ら宣言させ、上の子同様自分でとりました!もちろん夜は怖かったので、二人とも数週間夜だけおむつをしていましたが、結局夜中におねしょをすることなく二人とも3歳ちょうどと2歳半で自力でクリア。

教訓としては焦る必要はなかったな!と。経済面ではおむつ代その他かかりますが、ママの負担は最小限。どちらが良いのかわかりませんが、私は後者で子ども達は自ら宣言したので、子どもなりの意地なのか、それぞれ頑張っていました。第一歩の自立心みたいなのも芽生えて結果良かったのかな?と。トイレトレーニング中で大変なママにこんな事例もありますとお伝えしてみます♪

MAKO

某イタリアハイブランドのバイヤーを経て、イタリアフィレンツエへ移住。
現在はブランドバイヤーのアテンド、現地でのOEMディレクション、通訳、翻訳など常にモードと関わりながら、わんぱく盛りの男の子二人&イタリア人夫と日々奮闘中。
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