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バレンタインイメージ

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Lifestyle

フランスバレンタインは本命に一輪バラを贈る!子どもも預けてデートへ行く

毎月各国1回更新、世界各地ママライターによる連載【世界のmamagirlから】。
フランスに住むマーレン りさが今月のテーマ「バレンタインについて」をお話しします。
日本で浸透しているものとは全く異なるフランス流のバレンタイン、真相はどんなものでしょうか?

Q1. フランス人にとってバレンタインとはどんなイベント?

A1. カップルが愛を伝え合うイベント

バレンタインのメッセージカードバレンタイン用メッセージカードの定番は赤またはピンクベース

フランスのバレンタインは日本のものとは全く異なります。
日本で一般的に行われる、片思いの相手に告白したり、義理チョコに日頃の感謝を込めて渡したり、自分にご褒美チョコを厳選する、などという習慣はありません。そもそもバレンタイン=チョコレートではないのです。
既婚、未婚、性別を問わず、カップルが二人だけでお祝いをするので、相手がいない人たちには縁の遠いイベントです。この日カップルはおしゃれをして素敵なレストランに出かけることもよくあります。子どもがいるカップルはシッターさんや実家の親に子どもを預けて二人だけの時間を楽しみます。
もともと「夫婦水入らずの時間は重要」と考える多くのフランス人カップルは、日常的に子どもを預けてレストランに出かけるので、子どもたちも大してパニックにもならず快く送り出してくれます。

Q2. どんなものを渡すのが定番?

A2. 定番は赤いバラ

赤いバラ花屋さんに並ぶバラは数も種類も豊富

https://www.histoiredor.com/fr/histoire-orアクセサリーショップのバレンタイン向けプロモーション(https://www.histoiredor.com/fr/)

フランス人の愛の象徴といえば赤いバラです。一般的に男性から女性へプレゼントされます。
一輪だけでも華やかですが赤いバラがぎっしり詰まったブーケはやはり圧巻です。
ちなみにフランス人は花屋に限らずラッピングがとても苦手。せっかくブーケにしてもお店の名前が大きく入った包装紙でラッピングされたり、包み方が少々雑だったり、と残念な結果になりかねないので、一輪のほうが間違いなくおしゃれに決まるというのが個人的なおすすめです。(もちろんそうでないお店もあるはずですが)
そしてこのバラですが、そのお値段は小さいもので一輪2.5ユーロ、大きいもので一輪5ユーロ。バレンタイン当日には値段が2〜3倍になるというからどれだけ需要があるかよくわかりますね。また、レストランでは当日バラを売りに来る人の姿も見られます。
赤いバラ以外にもピンクや白もよく出るようです。バラの他はアクセサリーや香水、口紅なども人気があるようで、アクセサリーショップやコスメショップもバレンタインにはキャンペーンが行われます。
また、カップルによってはお互いにお揃いのアクセサリーを贈り合ったり女性が男性に時計をプレゼントすることもあります。
(2019年1月現在のレート:1ユーロ=約125円)

Q3. バレンタインの最近のトレンドは?

A3. コンサバフランス人、今も昔も愛を伝え合うスタイルに変わりはありません。

バレンタインに男性が女性にバラの花をプレゼントし、カップルが二人きりでお祝いするスタイルは今も昔も変わりません。しいて最近の流れを挙げると、若い人の間でバレンタインという商業的なイメージに乗せられたくないという傾向もあり、お祝いをするカップルは少し減ってきたと言われていることでしょうか。

Q4. シチュエーションの定番はある?

A4. レストランや自宅で二人きり、が定番でしょうか。

https://www.oetkercollection.com/fr/hotels/le-bristol-paris/パリの高級ホテル ル・ブリストル(l'hotel Le Bristol)のバレンタインプラン(https://www.oetkercollection.com/fr/hotels/le-bristol-paris/)

愛を語り合うのに場所は関係ない?自宅でまったり、またはレストランで気分を変えて、などが定番です。凝った演出をするカップルもあまり見かけず、そこまでシチュエーションにこだわらないと思います。フランス人はイメージより現実的です。

Q5. 義理チョコ文化はある?

A5. ありません

そもそもチョコレートは贈らないので義理チョコという概念はありません。この日はただ本命の一人にだけプレゼントを渡します。

Q6. ホワイトデーはある??

A6. ありません

フランスではバレンタインに男性が女性に花を贈っていっしょに食事をする。またはバレンタイン当日にお互いプレゼントを送り合うので、お返しをするための日はありません。
出産祝いも結婚祝いも同じですが「お返し」という概念はフランスには無いようです。

Q7. 街並み

A7. いつもとほぼ変わりありません

花屋さんにはこの日多くのバラが並び、ギフトとして選ばれるアクセサリーショップやコスメショップはバレンタインのプロモーションを行いますが、その盛り上がりは店内を見てやっとその日がバレンタインなのだと気付くくらいの規模感です。
ちなみに大きなレストランやホテルもバレンタイン特別プランを行うところもあります。こちらはどちらかというと観光客向けかな、という感じがします。

Q8. 独り身の人はその時どうしてる?

A8. 相手がいない人は通常の一日

街中やテレビでも派手なプロモーションはないので静かにその日は過ぎていきます。おそらくこの日がバレンタインであることに気づかないで過ごす人もいると思います。

まとめ

ロマンチストが多いイメージの強いフランス、それはちょっと違いました。でも確かに愛が最優先される国。それゆえにバレンタインは意外とシンプルで、その分毎日の愛情表現はとても重要です。
バラの花はバレンタインの象徴ですが、フランス人は日常的に花束を彼女や奥さん、またはお母さんにプレゼントする習慣があり、とても素敵なことだなと思います。
片思いの相手に愛を告白することもチョコレートを贈るシステムもなく、プレゼントは男性から女性へ。日本のバレンタインとは大きく異なりますね。

かつてのバレンタインで学校の先生に感謝のお花を子どもに持たせようとしたら家族に全力で止められたことがあります。それくらいバレンタインは愛し合う二人だけの特別なもの。
私がフランスに来た頃は結婚して子どもも既にいたので、まだ二人きりでロマンチックな時間を夫と過ごした思い出はありませんが、バレンタインに大きなバラの花束をもらえるのはとても嬉しいことです。この日は街中に花束を持った男性が家路を急いでいる姿はなんとも微笑ましいです。そしてここに来て改めて感じるのはフランス女性の立場は強いということです!女性は静かに男性からの愛の言葉や形を受け取る、そんなイメージが私にはあります。

バラの花お花は日常に溶け込んでいますがバラはやっぱり特別です

ちなみに日本のバレンタインを体験した夫は、バレンタインに男性が持ち上げられる素敵な日だと知り、とても驚き喜んでいました。かつていそいそと義理チョコを大量に買っていた私は、その頃の自分と今の状況を比べてその驚きを理解するとともに、今フランスにいて良かったと思うのでした。

マーレン りさ

レコード会社で勤務、第一子となる長男出産を機に退職し、夫と夫の故郷であるフランスに移住。その後2人の女児をフランスで出産した3児の母。現在はスイスとの国境近くの街・アヌシ―近郊で2カ国の良いところ、そうでないところを楽しみながらサバイブしています。

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