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おすすめ!虫除けハーブを利用したナチュラルな虫除け法

出典:photoAC

Lifestyle

おすすめ!虫除けハーブを利用したナチュラルな虫除け法

気温が上がり暑くなってくると害虫の季節が始まります。しっかり虫除け対策をして、できるだけ虫にさされたくないですね。 でも、小さなお子様やペットと暮らしていたら、派手に薬剤を使うわけにはいきません。 そんなときには、”虫除け効果のあるハーブ”を利用する方法がおすすめです。体に優しい天然ハーブの成分を使って虫除けする方法をご紹介します。

■虫除けにハーブが効果的!おすすめの方法とは

天然ハーブを利用したおすすめの虫除け方法2つをご紹介します!

・鉢植えにして玄関やベランダの虫除けに

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虫が嫌がる香りを持つハーブがあるのをご存知ですか?地植えでなくても鉢植えにして、庭や玄関周り、ベランダに置けば虫除けの効果があります。虫が寄りつきにくくなり、室内への害虫の侵入も減らせますよ。

ハーブ苗だとホームセンターなどで簡単に手に入り、そのまま鉢に移して植えつけられるので育てやすくておすすめです。

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ハーブにはかわいい花をつけるものも多く、なによりベランダに緑があると風情もあります。鉢植えがインテリアにもなる虫除けの方法です。

・アロマオイルで自家製の虫除けスプレーを作る

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もっと手軽にハーブを利用する方法として、ハーブから芳香成分を抽出した市販の精油(エッセンシャルオイル)やアロマオイルを使って、自家製虫除けスプレーを作り、アロマの効果でお部屋やお肌の虫除けをする方法があります。

精油やアロマオイルは、アロマテラピーなどに使うものですが、”虫が嫌う芳香”をスプレーして、虫除けとして使うこともできるんです。

■虫除けにおすすめ!ハーブの鉢植え7選

ハーブにはたくさんの種類がありますが、今回は、その中でも特に虫が嫌がる香りを持つおすすめのハーブを7種、効果のある害虫名とともにご紹介します!

・ペパーミント・・・蚊、ゴキブリ、ハエに効果的

出典:筆者撮影

ペパーミントの葉は、パンケーキやアイスなどをお店で食べるときに、ちょこんと上にのっている、噛むとスーッとするあの葉っぱです。
ペパーミントは外来種の「西洋ハッカ」で、ヨーロッパでは、頭痛や歯痛の天然薬としても昔から重宝されてきました。
蚊はスースーするミントの香りが大嫌い。そのうえ、ゴキブリやハエまでが寄りつかないのは助かります。抗菌効果もあるので、キッチンにもおすすめです。

・ハッカ・・・蚊、ゴキブリに効果的

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ハッカといえば、スースーするキャンディやミントタブレットに使われている、あの味ですね。ハッカは、ミントの中でもメントールを多く含みますが、比較的穏やかな香りです。こちらは、日本在来の品種「ニホンハッカ」で、紫色の小さなボンボンみたいな花をつけて楽しませてくれます。
ハッカもメントールの効果で、蚊やゴキブリを寄せつけません。

・レモングラス・・・蚊に効果的

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レモングラスは、葉を切りそろえて料理用によく使われるハーブですが、その名の通りレモンのような爽やかな香りがします。
人間にはとても良い香りですが、蚊はこの匂いが嫌いなので、蚊除けにもなるハーブです。

・ゼラニウム・・・蚊に効果的

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ぜラニウムは、バラのような香りがあり純粋にお花として広く親しまれています。ハーブとしての効能は意外と知られていませんが、香りの成分に蚊除け効果があります。玄関周りに置くと、蚊が家に入るのを防ぎながら、出入りの度に人の目も楽しませてくれますね。

この香りはなぜかハトも嫌いなので、ベランダに置くと「ハト除け」にもなります。ハトが来て困るときにもおすすめです。

・ローズマリー・・・蚊、ゴキブリ、ダニに効果的

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ローズマリーは、肉や魚の下味や調味料に使うと独特な風味が加わり、料理の腕を上げてくれるハーブとしてよく知られています。調味料コーナーには、葉を乾燥させた商品が販売されています。
大きくなるとかわいい紫色の花をつけて楽しませてくれますよ。しかも、蚊を始めゴキブリやダニ除けになる、うれしいハーブです。

・ニーム・・・200種以上の虫に効果的

出典:Pixabay

ニームは、家庭菜園をしている人なら耳にしたことがあるかもしれませんが、インド原産の天然の虫除け剤として有名な樹木です。
インドをはじめ欧米では、虫除け以外にも自然療法に使う大切なハーブとしても親しまれてきました。抗菌作用もあり、小枝は歯磨きの歯ブラシ代わりにもできるそうです。
ニームのすばらしいところは、害虫に対しては万能な虫除け効果があるのに、トンボやカエル、ミミズなどの生物、そして犬や猫、人間には害がないところ。また二ームは、犬用の虫除けスプレーの製造に使われるハーブなんです。
ベランダで栽培すれば、最強の虫除けとなり、ある程度大きくすればおしゃれな日除けにもなるという、注目の植物です。

・カレンソウ・・蚊に効果的!蚊対策のために開発されたハーブ


カレンソウ(蚊連草)は、バイオ技術を用いて、蚊除けハーブの「ゼラニウム」と「チャイナグラス」を交配して作り出されたゼラニウムの新品種です。
チャイナグラスに含まれるシトロネラールという成分を、蚊が嫌いなことを利用したわけですね。
ホームセンターなどで苗ポットが手に入るので、蚊が多くて困っている庭におすすめです。鉢植えにして、蚊の多い窓辺に移動できるようにするのも良いですね。
有効成分であるシトロネラールは新芽に含まれるので、剪定して、いつも新芽が出てくるようにしてやりましょう。

■アロマオイルでナチュラル&体に優しい虫除けスプレーを作ろう!

植物の世話はできそうにないという人にも、簡単にできる自家製アロマ虫除けスプレーの作り方をご紹介します。
市販の虫除けでは赤ちゃんやペットが心配!というときも、これなら安心して使えます。

・虫除けスプレー作りに用意するものは4つでOK


<精油アロマオイル>

出典:photoAC 

まず、効果のある害虫の種類とお好きな芳香とで選んだ、精油やアロマオイルを用意しましょう。
「精油」はエッセンシャルオイルのことで、100%植物由来の抽出物ですが、「アロマオイル」には合成香料を使ったものもあります。
どちらもネットショップや雑貨店などのアロマコーナーで手に入ります。

<無水エタノール>
ドラッグストアなどで買える「無水エタノール」を用意します。溶媒としてアロマオイルを溶かします。

<精製水>
希釈するための「精製水」を用意します。水道水でも良いのですが、精製水を使う方が水が腐りにくいのでスプレーが長持ちし、安心して使えます。

<空のスプレーボトル>

空のスプレーボトルを容器として用意します。
100円ショップでもかわいいデザインのものが手に入ります。虫除けスプレーは1回に100mlくらいできますので、詰替えスプレーボトルもぴったりです。ボトルはあまり大き過ぎないサイズにしましょう。

・作り方はとっても簡単♡混ぜるだけ


容器にエタノール10~20mlを入れ、その中へお好みの精油かアロマオイルを10滴ほど垂らし、振って混ぜます。
精製水を50~100ml加えてもう一度良く混ぜるとできあがりです。簡単ですね!

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