突っ張り棒ラックなら省スペースで大容量！おしゃれなDIYアイデアも

■いろんな場所で活用できる突っ張り棒収納

さまざまな活用方法がある突っ張り棒。まず突っ張り棒について詳しく紹介していきます。

・突っ張り棒とはどんなもの？

突っ張り棒とは、壁と壁の間に押し当てて固定する棒のこと。伸縮性があり、太さや最大の長さ、耐荷重もさまざまです。カーテンレールの代わりに設置したり、大型の家具の転倒を防止するために用いられたりしますが、最近はDIYの観点からも注目されているアイテムです。なかでも突っ張り棒を使用したラックは、その使い勝手の良さと手軽さから、インテリアに取り入れる人が急増しています。

・突っ張り棒でラックを作るメリット

突っ張り棒でラックを作るメリット、それは使いたい場所に応じて大きさを変えられることが挙げられます。突っ張り棒は長さが伸縮するため、思い通りの大きさのラックを作ることができるのです。また、必要がなくなればすぐに解体することもでき、解体後に別の用途で使うこともできるので無駄もありません。
大掛かりなDIYは二の足を踏んでしまう…そんな人にもぴったりのお手軽DIYが楽しめますよ。

・突っ張り棒は種類が豊富！

突っ張り棒は、長さや太さ、耐荷重の違いなどによって、数多くの種類が販売されています。家具の転倒防止のものは一般的な突っ張り棒とは異なり、棒の両端の接地面が大きく、滑り止めがついています。
また、ダイソーのジョイントラック用カーテンポールは、棒の両端が丸みを帯びており、金属ラックや突っ張り棒など接地面が球面であってもしっかり突っ張ることができるようになっています。
さまざまな種類の突っ張り棒を組み合わせることで、用途に合わせたラックを作ることができますよ。
 

・突っ張り棒の長さや太さは？

【3mの突っ張り棒】
突っ張り棒のなかでも最大の長さが3mのものは短いものよりも強力で、耐荷重も大きく、ものをかけても落ちる心配がありません。一般的な住宅の天井高は2100mm～2500mmなので、縦に使用することも可能です。

【4mの突っ張り棒】
突っ張り棒には、最大で4mになるタイプもあります。ベランダの洗濯物の干し場所が少ないときに物干しとして組み立てて使用することや、庭やガレージなど広い場所で使うことも可能です。
ガレージに棚を置きたいけど場所が確保できない…そんなときは、4mの突っ張り棒でガレージに壁面収納を作るということもできますよ！

突っ張り棒には、長いものだけではなくもちろん短いものも。長さも細かく分かれて販売されているので、使用用途に合わせて長さを変えてくださいね。

■ニトリで買える突っ張り棒を紹介

ニトリでは、しっかりした作りの突っ張り棒が販売されています。ニトリでの商品名は「つっぱりポール」。そのなかでも、もともとラックがついている商品は設置が簡単なのでおすすめです。ラックつきのつっぱりポールをいくつか紹介しましょう。

・ニトリのラックつきつっぱりポールの商品説明

ニトリのラックつきのつっぱりポールには、キッチンで使える「ステンレスつっぱりラック（2段）」、「つっぱりラック1段（メッシュパネル）」、洗濯機周辺のグッズをまとめて収納できる「つっぱり洗濯機ラック」、お風呂場の角に設置する「つっぱりコーナーラック4段」、そして数種類のつっぱり物干しがあります。
どれも天井高に合わせて伸縮させ、つっぱるだけなので設置がとても簡単なのが◎。つっぱり物干しは上下2段にたっぷりハンガーがかけられるタイプが主なので、収納力も抜群です。
 

・ニトリのつっぱりポールの価格

一般的な突っ張り棒とラックつきのものを含め、ニトリで買えるつっぱりポールの価格は500円程度のものから4000円台のものまでと幅広くあります。ラックつき、機能が多めだとその分値段も張りますが、どれも強力に突っ張ることができるのでとてもおすすめです！

■突っ張り棒を使ったおしゃれなDIYアイデア集

突っ張り棒の種類が分かったところで、突っ張り棒を使ったラックのアイデア実例を紹介していきます。

・突っ張り棒で作るラック

＊収納の少ない玄関には突っ張り棒で靴ラックを

賃貸物件では、靴を収納するスペースが少ないことも。そんなときは突っ張り棒を使った簡易ラックで収納量を増やしましょう！
作り方は簡単！突っ張り棒同士を結束バンドを使って固定するだけ。前述したダイソーのジョイントラック用カーテンポールを使えば、結束バンドを使わずに作ることもできますよ。

＊トイレは突っ張り棒で簡単DIY！

突っ張り棒を使えば、コストをかけずにトイレをリノベーションすることもできます。ダンク上部に、タンクの奥行きに合わせて横に2本突っ張り棒をつけ、裏側にフックをつけたスチレンボードをかけるだけ。上部の水が流れる箇所と水洗レバーの部分には穴を開けておきましょう。
インテリアシートなどでデコレーションすれば、簡易的には見えないおしゃれなタンクレストイレに早変わりです！

・突っ張り棒でハンガー

＊カラーボックスに突っ張り棒をつけてクローゼット風に

カラーボックスを縦に置き、上部に突っ張り棒を設置するだけで簡単にミニクローゼットを作ることができます。ミニクローゼットに幼稚園の登園グッズをまとめて、自分で用意する習慣づくりをするママも多いようです。ボックスの奥の面にインテリアシートを貼ることで、おしゃれな棚にすることもできますよ！

・突っ張りパーテーション

＊突っ張りパーテーションで簡易間仕切り

突っ張り棒とワイヤーネットを組み合わせることで、簡易的にパーテーションを作ることができます。突っ張り棒を使ったパーテーションは必要がなくなれば簡単に撤去することができるので、一時的に部屋を仕切りたいときにおすすめです。

＊ベビーゲートも突っ張り棒で

赤ちゃんがいるおうちは、突っ張り棒を使ったパーテーションを応用したベビーゲートがおすすめ。キッチンや配線の多いテレビ周辺は、赤ちゃんには近づいてほしくないエリアです。赤ちゃんが入らないようにベビーゲートを設置するおうちは多いと思いますが、ベビーゲートとして販売されているものはお値段が張るのがネック。一時期のものなので少ない予算で手軽に済ませたいというママは、突っ張り棒でベビーゲートを作ってみましょう。

・突っ張り棒を縦に使った例

＊壁面収納も突っ張り棒でおしゃれに

突っ張り棒を縦に2本設置し、間に有孔ボードを固定すればとてもおしゃれな壁面収納のできあがり！おしゃれなDIYアイテムとして注目されている有孔ボードは、板状で奥行きをとらないので壁面収納にぴったりなんです。
有孔ボードは白以外にも黒や木目調のものもあるので、スタイリッシュな部屋には黒、ナチュラルテイストの部屋には木目調のものなど、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。

＊突っ張り棒でキッチンラック

キッチンインテリアで意外と多い悩みが、調味料などを置く場所をどう確保するかということ。突っ張り棒は、そんな悩みを解消してくれます。突っ張り棒を縦に使い、ワイヤーネットなどを組み合わせて作ったキッチンラックは、棚を設置することのできないキッチンの少ないスペースでも容量十分の収納が収納が確保できます。