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投資・保険・株どれが正解?子ども費10%以上は老後破綻⁉貯蓄は今から!

ママでありFP(ファイナンシャルプランナー)である小河原 早矢香さん。日ごろからFPとしてたくさんのご家庭やママの相談に乗っているそう。
ということで、今回はママ座談会でもよく話題にのぼる、投資や学資保険、子どもにまつわる貯蓄についてお話をお伺いしました。

■お話を聞かせてもらったFPで主婦の小河原さんプロフィール

小河原 早矢香さん
ファイナンシャルプランナー FP2級、AFP、損保大、資格保有
小学2年生と年長の2児の母で千葉、東京を中心に活動。

大学卒業後大手国内生命保険会社勤務入社1年目で新人賞を受賞し更なる飛躍のため、総合保険代理店へ。
その後出産、育児を経験し、子どもを育てながら仕事を続けていく重要性に気付く。
社内で店舗のマネージメント業務、研修の講師も経験。
2児の子育てをしながら女性が活き活きと輝けるlifeを提案し、生活の中の節約術や、マネーリテラシーを伝えている。

【小河原さんのInstagram @sa80314



■自由に使えるお金がない専業主婦でもできる投資はある?

少額からできるのは投資信託などがあります。投資信託の中でもNISAは非課税なので、たとえば10万投資して20万になったときにもその10万は非課税になって、余計な税金が引かれないので、そういう部分がおすすめです。3,000円からできるので、ちょっとずつコツコツ投資というのができますよ。
保険にも3,000円とか4,000円から少額で積み立てられるものがあるので、そういうものを選ぶのもいいかもしれません。

・でも正直、投資のハードルって高いですよね?

今の世の中、まだまだ高いですね…。投資信託だと元本保証がなく、自分で運用していくものを決めなきゃいけなかったり、上がり率の高いものは当然下がり率も高いという意味ではリスクも高いので見極めが難しいです。
それから、下がったときでも持ちこたえられるメンタルの強さがあるかどうかも大切です。震災のときやリーマンショックのときなど、だいぶ株価が暴落したので、そんなときでも持ちこたえられるかが問われます。

・今から投資をやろうと思ったら何年先のことまで考えたらいい?

30歳で始めるとしたら30年間は見たほうがいいかなと思います。コツコツやるのがコツです。短期で見るとマイナスのときもありますが、30年くらいの長い目で見ると大体は右肩上がりになっているものがほとんどのため、短期間で一喜一憂しないで、長い目で見て長期投資をするのがおすすめです。

■結局、投資信託・保険・株どれを選べばいいの?

手軽さやリスクの少ない順でいうと、保険→投資信託→株という順になります。
保険が一番リスクが少なく、元本保証もありますが、その分増える額も少なめです。また保険会社を運用している先が国債で、国債はいまマイナス金利があるので保険会社が運用に苦労しているということもあり、長期運用してもあまり増えないといわれています。

10年のうちに解約してしまうと70%くらいに目減りしてしまうとか、10年我慢して11年後に1%~2%しかプラスにならないという、本当に厳しい時代が今なんですよね。学資保険などでも元本割れしているケースが実際多いので、学資保険にとりあえず入っていたら安心だという気持ちで選ぶのではなく、しっかり内容を確認して入らないと損をします。

・保険を選ぶメリットとデメリット

学資保険は18歳満期で設定したら、18歳になれば自動的にお金が下りるので、自分でお金が貯められない人に向いています。
お金を貯めるにはお給料が入ってきたときに、貯める分だけ先によけておく先取り貯金が必須なのですが、貯められない人はカードの引き落とし口座にもお金を入れっぱなしにして気づいたらお金がもうなかったとか、残ったお金を貯金に回すというやり方の人が多く、それだとなかなか目標額に近づかないので、保険料を支払うだけで自動的に貯まる仕組みを先に作ってしまうという意味では保険を活用するといいでしょう。
教育資金は子どもを育てるうえで必ず必要になるものなので、それをちょっとずつ貯めていくことができます。

最近は児童手当という制度もできたので、3歳までは毎月1万5千円が国から支給されます。3歳を超えると15歳までは毎月1万円がもらえるので、それを貯金するだけじゃなく、少しでも多くもらえるように保険をうまく活用するのがいいかと思います。ただ、途中で解約すると払った分より少なくなってしまうのでそこはリスクです。

でも契約者である親が途中で亡くなるとかなにかあった場合には、保険料を払う必要がなくなってさらに設定額がもらえるものや、亡くなったときに500万の終身保険に入っていたらそれがおりるなど万一親が亡くなったときにはまとまったお金が入るようにできるのも保険のメリットですね。

・投資信託の選び方は?

投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドというものがあり、インデックスは平均値に合わせて運用していくもので、アクティブは先進国や発展途上国のものを使って株価指数などの動きを上回る成果を目標としているもので値動きが激しいです。
なので初心者にもおすすめなのはインデックスファンドで、値動きは少ないですが少しずつ貯めていくことができます。
投資信託は運用手数料がかかるのですが、アクティブに比べて変動が少ない分インデックスファンドのほうが手数料も低めに設定されています。投資する金額が少なくても手数料だけでお金がかかってしまったりするので‥。

NISAは投資信託なのでどちらか選ぶことができますが、証券会社や銀行など扱っている場所によってファンドが違うので、決めるときはそこも加味して選んでいくようにしましょう。ちなみにiDeCo(個人型確定拠出年金)も同じようにインデックスとアクティブのファンドがあります。

・株に手を出すのはハードルが高い?

買いやすいように設定はされているのですが、有名テーマパークであれば一口100万円からとか、ほかの企業でも10万円からとかザラなので、金額的に手を出しづらいかったりします。それと比べるとやっぱりいきなり株に賭けるというよりは、3,000円くらいからできるもののほうが手を出しやすいですよね。

■控除をうまく使おう

旦那さんだけ働いている場合でたとえば1,000万円の収入がある場合、年末調整のときに還付で戻ってくるものがあります。ふるさと納税や寄付金控除とか医療費控除とか、住宅を買った時に10年間控除が利く住宅ローン控除とか、そういうものをうまく活用すると、多く払った分が戻ってくるので、家計の足しになります。

■共働きの夫婦の悩みと専業主婦のお金の悩みは違う?

基本的には同じですね。共働きだと夫婦間で一緒にお金を管理しているか、それぞれで管理しているかで悩みも変わるのですが、旦那さんとは財布が別でどのくらい貯めているかわからないから自分でも貯めたい、貯め方や運用方法がわからないという方も多いです。旦那さんの貯金は当てにしないという方が多いですね。
旦那さんがいくら貯めているかわからないというところから悩みが生まれているので、やっぱり共働きかどうかというより夫婦関係と家族のお金の関係は結び付いていると思いますね。
結婚してから旦那さんのお金の使い方を目の当たりにしたりとか、結婚する前の貯金額がわからないとか、お小遣い制だと足りないとかお金を何に使っているかわからない、とか一緒に暮らしてみて見えてくるものもありますしね。

・お小遣い制拒否のパパとのお金の管理方法は?

お小遣い制だと自由に使えるお金がなくなるというイメージから財布をまとめたくないという男性は多いのですが、そうではなく家族に使えるお金の使い方を一緒に考えようということを持ちかけて、なんのためにお金を管理したいのかというところをしっかり理解して理解されてができると関係性もよくなることが多いです。
ただただ財布を握りたいではなく、子どもの将来のためや自分たちの老後のためにもそういう話ができるといいですよね。

・介護に学費と一番お金がかかるのは子どもが大学生のとき!

私自身、26歳で子どもが生まれてすぐのときに母が53歳で発症してからの平均寿命が5年くらいといわれている難病になり、仕事と子育て、介護とトリプルの壁にぶち当たりました。
そこでお金や今後のことを色々と考えて独立したのが今の仕事に就いたきっかけなのですが、一般的には子どもが大学生くらいになって学費など一番子どもにお金がかかるピークのときに親の介護問題が出てくるというケースが多いので、事前対応として思い立ったときから備えておくことをおすすめします。
親が倒れて、学費もかかって払えない・・!となってしまうよりも先にこんなこともあるんだと考えておくといいでしょう。施設に預けず在宅介護を選んだとしても、2時間おきにヘルパーさんが来てくれるものなどもありますが、いない間は自分が介助に入ることになるので、そうすると仕事になかなか通えないなどほかの問題も出てくるんですよね。

・思い立ったときから始めるのがおすすめ

私は事が起きるまで、まさか自分の身にそんなことが起きるなんてと他人事のように感じていたのですが、母が倒れたのちに父もがんで倒れ、本当にキツイ時期があったんです。そこでこのままの働き方でいいのか、今のお金の稼ぎ方で介護にもお金がかかり、そんな中で年金も教育資金も貯められるのかと不安になりましたね。そこから家計の見直しして、銀行に貯めておくだけじゃなく、ちょっとずつ投資してお金を貯めていくことにしました。

■具体的な家計の見直し方法は?

飲み会の多い月など月ごとに変動があるので、できたら毎月固定資産税、電気代、水道代、保険料など支出を全部紙に書き出して、削れるところを見直しできるといいですね。手取りに対してどれを何パーセントまで使うという目安にそって考えると貯金できるようになる方が結構いらっしゃいます。
独身・子どもがいない家庭などそれによっても違ってくるのですが、食費は手取りの13-14%、住居費が25%、水道光熱費が7%、お小遣いが10%、子ども費が10%(習い事代など)を目安にできるといいですね。
ちなみに注意しておきたいのが、子どもが中学生になるまでに子ども費が10%を超えている家庭は、浪費が多いことが多く老後破綻の可能性が高いと言われています。

■貯め時は子どもが中学生になるまでの間!

中学生になると塾に通わせたりとお金がかかっていくようになっていくので、貯め時は子どもが中学生になるまでの期間です。
幼稚園保育園が無償化になるので、その分投資や貯蓄に回せるといいですね。今後は20年の4月から大学も親が病気で働けないけど大学に通いたい人など条件に当てはまれば奨学金を返さなくていいという奨学金支援制度ができて無償化されるので、ママたちにはうれしい制度です。
共働きだと保育園が一人につき5万くらいかかって子ども2人分で10万なくなるだとか、待機児童がたくさんいて認可保育園に入れないとかもあるので、働いてもなかなか貯められないという話はすごくたくさんあったのですが、そこが0円になるのはだいぶ負担が軽くなりますよね。

■まとめ

やろうやろうと思って何から手を付けたらいいかわからない・・と悩んでそのままになってしまうことも多いお金の話。今回もためになるお話がたくさん聞けました。小さなことからコツコツと、思い立ったが吉日!少額でも積み立てていけたら将来は今より安泰かも♡

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