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【カルディ】135円の米と米麹のあま酒!栄養士ママが教える離乳食レシピ

栄養士・幼児食アドバイザーの資格を持ち、子連れ料理教室の主宰でもあるセンス抜群の川田麻実さんが、1歳児の離乳食完了期のアレンジレシピを紹介する企画。第6回は輸入食品が多いイメージだけど、意外と離乳食にも使えるカルディで購入した「米と米麹のあま酒」のレシピを公開します!



■子どもの体に必要な栄養がたくさんの「米と米麹のあま酒」

1歳を過ぎると、子どもの意思や興味の範囲が更に広がり、ママも子どもの成長が一層楽しくなりますよね。
また、新たに食べられる食材や食べる量が少しづつ増え、幼児食に進む準備が始まります。

一方で、偏食や食べムラなどのさまざまな悩みが出てくる時期にも入ります。
子どもは味覚が広がり、味の好みや気分で食事にムラが出てくる他にも、お家にあるおもちゃや外のへの興味がどんどん広がり、なかなか食事の時間に集中力が続かなくて悩むママも多いと思います。

食事中、ごはんに手をつけなくなった場合、さっと片付け、次の食事や捕食の時間帯(10時頃と15時頃)にまた与えてみましょう。
食事の時間にしかごはんは食べられないことをきちんと学ばせてくださいね。
更に、次の食事までにお腹を空かせるため、よく動かすことも大事になります。

今回は、離乳食の悩みを抱えている方はもちろん、離乳食のバリエーションをもっと増やしたい人や、新たな味に挑戦してみたい方におすすめの手軽に豊富な栄養が摂れる「あま酒」をご紹介します。

そもそも、あま酒と聞いて赤ちゃんからでも飲ませて大丈夫?と思われる方も多いかもしれませんが、実は〈米麹〉を原料としている商品であれば、ノンアルコールなので離乳食から与えても大丈夫です。
ただし、酒粕が原料の商品はアルコールが含まれていますので、避けてくださいね。

あま酒のメリットとして、子どもの体に必要不可欠な糖質のブドウ糖、たんぱく質の必須アミノ酸、ビタミンが豊富に含まれます。
なんと、食べ物から摂るより消化吸収がとても早いため、身体への負担もなく手軽にチャージできますよ。

さて、あま酒を使った料理を3品ご紹介します。
どれもあま酒の甘味と麹を活かした、しっとりとした優しい味ですので、お肉や野菜が苦手な子でも食べやすいですよ。
大人もほっとする優しい味わいに。ぜひ日頃の料理に取り入れてみて下さいね。

「米と米麹のあま酒」125ml 135円(税込)

国産の米と米麹で作ったシンプルなあま酒。食塩不使用ですっきりとした飲みごたえが特徴。
米のつぶつぶの食感もなく、なめらかな舌触りなので、赤ちゃんでも飲みやすいメリットも。

米麹とは、発酵させるために有効なカビをメインとした微生物を繁殖させたもの。発酵食品は、腸内環境を良くする善玉菌を増やしてくれます。
外から入ってくる病原体の侵入を防ぐ免疫機能も高める働きもあるため、風邪の流行る時期には特に積極的に摂ってほしい食品です。
発酵食品の中でもあま酒は、離乳食初期から馴染みのある‘米’が原料なため、安心して摂取でき、乳幼児に好かれる味なので活用しやすいです。
更に、エネルギーに変わるブドウ糖、身体のベースを作るアミノ酸、代謝や免疫力のサポート役となるビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいるため、栄養面での効果も嬉しいですよね。

初めて与える場合は、水で薄めて与えてください。
また、どのレシピも3日間は保存可能。ママと子どもの1食分としても、子ども用として作り置きしてもおすすめ。


(1)しっとり食感に感動♡食べたら止まらない「あま酒の鶏肉焼き」

鶏肉は調理法によってパサパサしたり、火を通すことで少し固くなってしまい、子どもには歯ごたえがあって食べにくかったりと、悩むママも多いですよね。
あま酒に含まれる米麹のおかげで、しっとりとして柔らかくなり、こってりとした甘さはなく、乳幼児でも食べやすい食感に。
鶏肉は、高たんぱくかつ低脂肪なので、お肉の中でも消化の良い食材。まだ未熟な器官の乳幼児にとっては、お腹に優しいたんぱく質源です。
今回は、とてもシンプルな調理法なので、ベースとして作り置きしておくことがベスト。
このままシンプルに食べても、違う料理にプラスしても、味を邪魔することはないので美味しく召し上がれますよ。
気になる人は、鶏肉の皮の部分を除いて作ってくださいね。

〈材料 3食分〉

鶏もも肉···60g
あま酒⋯大さじ1
醤油⋯小さじ1
米油⋯小さじ2

①鶏もも肉は5cmほどの大きさにカットし、フォークで適当に穴を開ける。ポリ袋に入れる。

②①に、あま酒と醤油を加え、鶏もも肉全体に漬けるよう揉みこむ。ポリ袋は空気を抜きながら先端を結び、30分ほど漬けておく。

③フライパンに米油を入れ、②を箸で鶏もも肉を移し入れ、2分ほど中火で加熱する。

④③を裏返し、蓋をして弱火にし、4分ほど加熱する。全体に火を通す。

完成!


(2)ほんのりとした甘みがほっとする「豚肉と野菜のあま酒スープ」

あま酒に含まれる米麹と、味噌に含まれる酵素を活かして、豚肉と野菜をより柔らかくし、乳幼児でも食べやすいスープに。
根菜類の人参やさつま芋を入れると、ホクホク食感がまた楽しい味わいです。また、しっかり噛む力もつきますよ。
人参、玉葱、さつま芋は、共通して抗酸化作用が強い野菜です。身体の免疫力を高めてくれるため、風邪予防におすすめ。
豚肉は、たんぱく質の他に、糖質を代謝するビタミンや鉄分が含まれ、脳の活性化や、疲労回復効果もあるので、子どもはもちろん、ママにも積極的に摂ってほしい食材です。
ほんのり甘く、やさしいスープの味。ぜひ、寒い時期の朝ごはんやおやつの定番メニューにプラスしてみてくださいね。

〈材料 3食分〉

豚しゃぶしゃぶ肉⋯45g
人参⋯30g
玉葱⋯15g
さつま芋⋯15g

だし汁⋯230ml
あま酒⋯50ml
豆乳⋯50ml
味噌⋯大さじ1
塩⋯少々

①玉葱はみじん切り、人参とさつま芋は5mm角、豚肉は2cm幅にカットする。

②鍋にだし汁を作る。野菜と塩を入れ、中火で4分ほど煮る。豚肉を入れて蓋をし、4分ほど更に加熱する。

③一旦火を止め、②に味噌を溶き入れる。

④③に、あま酒と豆乳を加え、ひと煮立ちさせたら火を止める。

完成!


(3)旨みたっぷりな「あま酒の和風クリームシチュー」

市販のシチューの素は、乳幼児には味が濃い場合もあります。また、添加物や化学調味料など気になる方もいますよね。
こちらは、とても簡単かつ時短でいつでも手軽に作れます。定番の洋風シチューより、子どもの栄養をより考えた食材を使った和風シチューに。
脳の活性化に必要不可欠なDHAをたっぷり含んだツナを活用し、更に豆乳と小松菜で骨を強くするカルシウムを沢山摂れるよう工夫しました。ミニトマトと椎茸は、抗酸化作用が強いため、風邪予防にも。
あま酒の甘みやバターのコクで、ほんのり甘い味わいに仕上がり、赤ちゃんでも美味しく食べられます。
魚が苦手な子や、野菜、特に根菜類が苦手な子にもおすすめの一品。ツナ缶は、油をしっかり切ってお使いくださいね。


〈材料 3食分〉

ツナ⋯1缶(70g)
豆乳⋯60ml
あま酒⋯30ml
ミニトマト⋯5個
小松菜(葉の部分)⋯10g
椎茸⋯10g
醤油⋯小さじ2
水溶き片栗粉⋯大さじ1
バター⋯10g
塩⋯少々

①ミニトマトは半分にカットし、小松菜と椎茸は3mmにカットする。

②鍋にバターを入れ、中火で加熱する。①、ツナ、塩を入れ、3分ほど炒める。

③②に豆乳、あま酒、醤油を入れ、弱火で加熱する。

④豆乳が煮立ったら、水溶き片栗粉を入れ、ひと煮立ちさせる。

完成!


■「米と米麹のあま酒」は腸内環境の改善が期待できる!

意外と簡単に料理に取り入れられる「あま酒」。
ただ飲むだけではなく、ぜひ料理としてもバリエーションを増やして活用してくださいね。
また、あま酒に含まれる豊富な栄養の他に、腸内環境が良くなることも、子どもにとっては大きなメリット。
便秘解消や風邪予防だけでなく、アレルギーや炎症の抑制にも効果があるため、ぜひ日頃から発酵食品を取り入れることは大切です。
あま酒の旨みを最大限に活かし、今回も時短で簡単に仕上がるレシピですので、ぜひ定番メニューとして取り入れてみてくださいね。

川田麻実

栄養士、幼児食アドバイザー、フードコーディネーターの資格を持つ1児の母。
子どもから大人まで幅広い料理教室のアシスタントも経験。
現在、小麦粉、白砂糖、牛乳等不使用の幼児食の子連れ料理教室GOOD ONE MEALを主宰。
時短かつ栄養を考えたレシピと役に立つ栄養学を伝えています。
【KiraraPost】asami.k
【Instagram】xo.asamiii
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