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【ワーママ1日密着】「好きなことしかPRできない!」広報PR畑一筋ママ

育児も仕事も頑張りながら、トレンドにも敏感なママに1日密着する今週のワーキングママガール企画。第44回は、株式会社エアトリインターナショナル広報PR担当部長として働く稲葉裕美さんの1日についてうかがいました。広報宣伝畑一筋の稲葉さんは職場復帰1年目で仕事と子育ての両立に悩んでいましたが、タスクを最小限に抑えて移動時間を有効に使うことで、効率UPに努めています。稲葉さんの24時間をチェック!

■復帰半年で部長職に復帰!ジレンマを乗り越え前向きに働く稲葉さんとは?

・稲葉裕美さん(株式会社エアトリインターナショナル広報PR担当部長・36歳)
2020年1月13日時点で1歳の女の子のママ


・旅行先で3週間の入院に…
 献身的に支えてくれた旦那さま
 ~結婚から出産まで~

約3年半の交際期間を経て33歳の時に今の旦那さまと結婚した稲葉さん。
結婚への大きな転機となったのは、旅行で行った石垣島でのある出来事でした。

「まだ恋人同士だった時に、旅行先の石垣島で交通事故を起こし、私が骨折6本と胃の損傷で重体となったことがありました。東京の病院に移るまでの3週間、知り合いもいない石垣島に一人で入院していたのですが、主人が毎週末東京から石垣島へ通い続けて支えてくれて『こういう人と結婚できたらいいな』と思うようになりました。主人も責任を取らなきゃいけないと思ったのか(笑)、その後プロポーズしてもらい無事結婚に至りました」

2人の思い出の地・石垣島で結婚式

娘ちゃんを授かったのは結婚から4か月後でした。幸いにも、悪阻や大きなトラブルもなく、出産1か月前までパワフルに働くことができた稲葉さんでしたが、出産はそうもいかなかったようで…。

「今まで大変な仕事も折れずにやってきたし、死にかけたこともあるし、『出産なんて楽勝』と思っていましたが、出産は全くの別物でした。主人が出産に立ち会ってくれたのですが、『何か言ったら怒られそう』な雰囲気だったようで、主人は一言もしゃべってくれず、私の呼吸だけしか聞こえない物静かな環境での出産となりました(笑)でも変に『頑張って!』とか言われたら『言われなくても頑張ってるわ!!!』って言ってしまいそうなので主人の勘は当たっていたと思います(笑)」

出産時、家族みんなで

出産時、娘ちゃんと

・深夜0時開始のミーティング…
 がむしゃらに働いた映画業界時代
 ~就職&転職まで~

「とにかく好きなことを仕事にする!」と心に決めていた稲葉さんが大学卒業後に目指した道は映画業界でした。
狭き門の映画業界に何度も何度もトライをし、念願叶って映画配給会社の宣伝部で働くことが決まりましたが、当時の映画業界は想像を超えるブラックな世界だったそうです。「深夜0時からのミーティングや朝6時に退社して、シャワーだけ浴びて9時半に出社なんてこともありました。新卒なのでこれが当たり前だと思ってがむしゃらにやっていました…そのお陰で忍耐と根性は身につきましたが『無知って恐い』と身に染みて感じました(笑)」

夢だった映画業界ですが、1年半後には興行成績不振のため親会社が映画事業から撤退することになり、親会社へ戻って別の仕事に就くことに。しかし「まだ映画業界で働きたい!」との思いが強かった稲葉さんは、親会社へ戻るのではなく別の配給会社への転職する道を選択しました。とは言え、稲葉さんが映画業界で働いたのは1年半。経験豊富な人材を求める業界では稲葉さんを受け入れてくれるような会社は中々見つからず、転職まで3か月かかったそうです。「芽生え始めていた自信が一気に崩れ去り、一時は『このままニートになってしまうのではないか?』と眠れない日々が続きました」

無事に別の映画配給会社への転職が決まりましたが、4年後、会社の資金繰り悪化によりまた転職を迫られることに。しかし、この時の稲葉さんにあったのは映画業界でがむしゃらに働いた事により得られた満足感と自信だったそうです。そこで、「他の好きな業界の世界も覗いてみたい!」と思うようになったそうで、大手外食企業の広報職に転職。

その後、純粋に世界を知りたいという想いでカンボジアに日本語と英語を教えるボランティアへ。「働くことの大切さ、働ける喜びを改めて感じることができました」と話します。「好きなもの以外PRできないんですよ」と話す稲葉さんは、現在も勤めている旅行会社に転職をしました。

「働くこと」をより考える経験になったというカンボジアでのボランティア

・「子どもの発熱はどうにもならない!」
 悲観するより気持ちの切り替えを!
 ~保活から復帰まで~

稲葉さんは、産休1か月、育休約7か月を経て職場復帰をしました。
保育園の見学は産休中の1か月間で行ったそうです。「10カ所ほど回りましたが、保育園ごとにこんなに個性が違うのか、と驚かされました。始めは『遅くまで預かってくれる、行事が少ない、寛容である』保育園が希望でしたが、見学をさせていただいている間にまだ見ぬ子どもへの母性がどんどん湧き始め、結局は先輩ママからの意見も参考にしつつ、『園庭が広い、ベテラン先生がいる、トイレトレーニング等、園で成長を促してくれる』を絶対条件として探すことにしました。出産後は慣れない子育てに、いっぱいいっぱいだったので産休中に見学ができて良かったです」

産休前は部長職で働いていた稲葉さんでしたが、役職なしで復帰をしました。「フレックスが導入されていない弊社においては時短勤務にならざるを得ませんでした。そのため、産休前と時短で同じ業務量をこなせる自信がなく、一般の社員として復帰させてもらいました」その中、稲葉さんを待ち受けていたのは、「働きたいのに思うように働けないジレンマ」でした。「『よし! 頑張って働くぞ!』と意気込んでいましたが、子どもの急な発熱などによって毎週のように保育園からお迎え要請がきました。残業もできなくなりましたし、思うように働けなくて悩みました」

しかし、ある時突然「もう子どもが熱を出すのはどうにもならない!」と吹っ切れたそうです。「今の状況を悲観するのではなく、解決策を練るように考えを切り替えようと思いました」。そこで稲葉さんが考えた解決策が「会社でのタスクを最小限に抑えること」。企画を考えたり、メールの返信や振り分けなどを移動時間で行って、会社で行う作業を最小限にすることで効率が上がったそうです。職場復帰半年後には部長職への復帰の声がかかり、現在は時短ながらも10月から広報・PR担当部長として働いています。


■稲葉さんの1日のスケジュールを紹介!

【5:30】
旦那さま&子ども起床
「私が起きてくるまでに主人が娘にご飯を食べさせてくれています。基本的に朝は主人、夜は私の担当。お風呂掃除やゴミ出し、洗濯も主人にやってもらっています」

【6:30】
起床
「限られた時間の中でパフォーマンスを出すにはしっかり睡眠をとっておくことが重要だと考えており、主人に甘えてギリギリまで寝させてもらっています。私の分の朝食も作っておいてくれます」

【7:30】
出勤&登園
「家族3人で家を出ますが、私は駅、主人と子どもは園に向かいます。毎日泣かれますが、そこはグッと我慢!」

【8:30】
出社

【9:00】
部内ミーティング
「午前中は基本的に部下とのタスクの進捗確認や企画会議など、部内メンバーとの時間としています」

【13:00】
ランチ
「福利厚生の一環で、安価でお弁当を注文できるので、ほぼ毎日利用しています。経済的にも健康面でも移動時間削減の面でも大変助かっています」

【14:00】
デスクワーク
「リリースの作成や企画書づくり等をしています」

【16:00】
来客対応
「基本的に部下とのリレーションが取れるよう社内にいるようにしていますが、外出の予定があるときはなるべく直行か直帰にして、なるべく社内の滞在時間が長くなるように努めています」

【18:30】
買い物&子どものお迎え
「つい最近から、月に1度は主人がお迎えをしてくれることに。産休前は飲むのが大好きでよく職場の人や友だちと出かけていたので、また飲み会を企画し始めています」

【19:00】
子どもの夕飯&お風呂
「まだ1歳のため体力がなく、園から帰ってきた時には既にぐったりモード。機嫌も悪くなってくるので、夕飯はとにかくスピード勝負!週末に作ったものをレンジでチンして、15分で食べさせます!」

【20:00】
子どもの寝かしつけ&主人帰宅

【21:00】
仕事
「主人が早く帰ってきている時は絶対にやらなきゃいけないことだけをして、主人の帰りが遅い日はリリースを書いたり、集計などの集中力を必要とする作業をしています」

【22:30】
就寝
「睡眠第一!23時前には必ず寝ています。ただ、子どもはまだ幼いため、朝までぐっすり眠ることがなく、夜中にちょこちょこ起きます。その時の対応は私の担当です」


■稲葉さんのとっておきマル秘テクニック

・移動時間は仕事の整理・企画案出しに没頭!

「会社でのタスクを最小限にするため、私にとって大切なのは「移動時間」です。出社までにスマホで全てのメールに目を通し、返事が必要なものを振り分けておき、その日のタスクをリスト化しておきます。何かの企画を考えるのも基本的には移動中で、『会社では資料化するだけ』と、社内業務を必要最低限にすることを努めています」


■稲葉さんが活用中の会社の制度

・ランチは栄養バランスのとれたお弁当

「代金の一部を会社が補助してくれるお蔭で毎日栄養バランスのとれたお弁当を格安で食べることができています」

・マッサージルーム

「子育てはとにかく肩がこるのでとても助かります!」

・他部署も一緒におつまみ会

「隔週で16:30頃に他の部署とも、お酒を飲みながら語らいます。平日の夜の交流会にはなかなか参加できないので、ママにとって非常にうれしい会です。弊社はママが多いので、ママ同士でたわいもない話をしています」


■稲葉さんの通勤ファッションをチェック!

・汚れが目立たないよう濃い色で!

「子どもの食べこぼしが洋服についても目立たないよう、トップスは濃い色を着るようにしています。帰りに電動自転車に子どもを乗せて家まで帰るので、動きやすい服装で通勤。靴はスニーカーが多いですね。トップスとスカートはPLST、スニーカーはPUMA、ピアスはハンドメイドのサイトで購入しました」


■1人で抱え込まなくて大丈夫 !保育園は働くママの心の面でも支えに

自身のことを「とてもアクティブ」と話す稲葉さん。
そのため、産後の外出できない1か月間は本当に辛かったと振り返ります。そんな時に助けてくれたのはお友だち、お母さん、ママ友でした。「仲の良い友だちがたくさん遊びに来てくれたことと、週に2回実母が手伝いに来てくれたことで何とか乗り切ることができました。1か月健診が終わって外に出られるようになったら、すぐに子どもと参加できる産後ヨガに通ったり、同じ産院のママ友たちと会って話をしたりする中でストレスを発散させていました」

また、職場に復帰してからは「子どもとの時間がより大切になりました」と話します。「子どもとの時間が限られる分、一層子どもへの愛情も一層深まりました。そして保育園で安心できる先生方に見ていただいていることで、『私が育てなきゃ、私が頑張らなきゃ』といったプレッシャーが一気に無くなりました」と、保育園が働くママたちをあらゆる面でサポートしてくれていることへの感謝の気持ちも話してくれた稲葉さんでした。


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構成・文/まっしー

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