News

電力50%カットも夢じゃない♡電球選び&夏と冬で違う!エアコン省エネ術

毎月必ずかかるランニングコストの中でも、工夫次第でカットできる余地があるのが光熱費。「やれることはもうやっている」という人にこそ見て欲しい、電力カットのノウハウを『節電マニュアル』として4週に渡ってお届け!
第2週はテレビ、掃除機、エアコンなど各部屋共通の家電の省エネ方法をチェック。在宅作業の多い今だからこそかさむ電気代を少しでも安くできたらうれしいですよね♡

また、50%カットも夢ではない電球選びなどなど総合家電エンジニア・本多宏行さんにお話を聞きました。

■お話を聞かせてもらった総合家電エンジニア本多さんのプロフィール

総合家電エンジニア 本多宏行さん

大手自動車ディーラーでメカニックを経験した後、1999年に延長保証会社『テックマークジャパン』へ入社。各種対象製品の機能に加え、故障原因や修理についての幅広い知識が求められる延長保証サービスに伴う修理精査を担当。取り扱い製品は、家電全般、住宅設備(給湯器、換気扇、温水洗浄便座等)、パソコン、車など多岐に渡る。多種多様な家電製品の幅広い専門知識が必要となる「総合家電エンジニア」資格を保持し、チームを牽引。

■テレビに省エネポイントってあるの?

リビングや寝室など一家にいくつあってもおかしくないテレビ。電源のON・OFF以外にも電力カットに結びつく方法はありますか?

「テレビは画面を明るくすればするほど電力を必要とします。ということはつまり明るさを調節することで節電効果が期待できますので、明るさセンサーなど高精度に制御する機能をオフにすることで優れた節電効果を発揮します。
また、節電機能は画面の明るさだけではありません。テレビの消し忘れを防止する機能や、主電源スイッチで電源を落とせば電力ゼロワットに限りなく近づく機能などが目白押しです。また、少しの節電ではありますが、音量にも注意してみましょう。必要以上に音量を上げず、それまでの音量を2段階ほど下げてみてはいかがでしょうか」

★テレビの省エネ方法
・テレビの輝度を最適値にする
・テレビ本体の省エネモードを利用する
・音量を下げることで微力ながら電力カットになる

■掃除機の使用電力を抑えることはできる?

各部屋共通で必ず出番のある家電といえば「掃除機」。毎日のように出番のある「掃除機」だからこそ、使う際には気をつけたほうがいい一手間もあるようです。使用電力を抑えるにはどうしたらいいのでしょうか?
「掃除機をかける前に電力を使わない方法で軽く掃除をしておくことで、掃除機の吸引力は低くて済みます。フローリングの床であれば、あらかじめモップなどを使ってホコリを取り除いておけば、掃除機の吸引力は「弱」で充分かもしれません。また、掃除機は吸引力を一定に保持しておくことも節電のカギ。ゴミでいっぱいとなった状態で使い続けることは、無駄な電力を必要とするだけでなく、故障の原因にもなりますよ」

★掃除機の省エネ使用法
・さっと床掃除をしておけば吸引力は「弱」でOK
・機内を満タンにしない

■エアコンの賢い操作方法が知りたい!

各部屋に設置されているエアコン。夏場も冬場もエアコンの電気代は気になるところ。少しでも効率的な運転方法はあるのでしょうか?

「エアコンは暖房も冷房も自動運転が一番オススメです。電源の入り切り(ON・OFF)や温度設定の微調整を小マメに自分で行うのは大変ですし、体感温度で調整するには温度がかなり上がり下がりするまでは気づけないことも多いので、ロスが発生しがち。温度を設定して自動運転におまかせしておくほうが電力の点からも労力の点からもオススメです」

Q.冷房の電源は切らないほうがいい?

電源の入り切りのタイミングに関しては冷房と暖房とで差がある様子。まずは冷房運転からチェック!

「冷房運転の場合は電源の入り切りを頻繁に行うと無駄な電力を使う可能性が大きくなります。自動運転ならば室温が設定温度に達するまではフルパワーで運転していても、設定温度になれば微弱運転や送風運転に切り換えて室温を保ちます。電源の入り切りを頻繁に行うと、室温が一定になりませんので動作するたびにフルパワー運転をすることとなり無駄な電力を必要としてしまうんですね。もちろん不必要に電源を入れっぱなしにすることはNGですが、冷房運転は1時間程度の留守であれば電源を入れたままにしておくと良いでしょう」

Q.逆に暖房の電源はマメに切ったほうがいい?

エアコンの暖房運転の場合は冷房運転とは少々事情が違ってくるそう。そこには外気温と室温との温度差が関係しているようです。

「夏場の外気温が36度で、室温の設定温度を27度とした場合の温度差は8度ですが、冬場の外気温が6度で室温の設定温度を24度とした場合の温度差は18度もあります。外気温と室温の設定温度に差があればあるほど電力を必要とします。冷房運転と異なり、暖房運転の場合は30分以上の留守にするなら電源は切ったほうが節電につながるでしょう。また、フィルター自動掃除機能のあるエアコンであっても、2週間に一度を目安としてフィルターの掃除を行うと節電に貢献できると思います」

★エアコンの電力カット法
・基本的にエアコンは自動運転
・冷房運転の場合は1時間程度の外出なら電源は入れっ放しでOK
・暖房運転の場合は30分以上の外出をするなら電源はOFF
・フィルター掃除は2週間に1回

■「LED電球」は省エネ最短ルート!?

節電を考えたときLED電球が良さそうなのは想像がつくけど、実際のところどれだけ有効なの?

Q.部屋によっては昼でも夜でも照明を使います。照明から電力カットする方法はありますか?

「蛍光灯からLED電球に交換するだけで40%から50%近く電力を抑えることが可能ですので、変えられるのであればすべての照明をLED電球に変えたほうがいいですね。私はすべて変えました。すべて変えてみると電気代が下がるのを体感できますよ」

Q.本多さんは電球をすべてLED電球に変えてどの程度節電を実感されましたか?

「金額に関しては電気料金の設定コースや住宅の規模もあるので一概には言えませんが、私の場合は請求される金額が1,000円以上下がりました。少なくともすべての電球をLEDに変えることで金額の差を“体感する”ことはできると思います」

Q.LED電球に変えるメリットは電気料金だけですか?

「蛍光灯の寿命が6,000〜12,000時間程度であるのに対し、LED電球は40,000~60,000時間とされています。1日10時間点灯させたと仮定しても10年以上の寿命を有していることが分かります。電球を買い換える手間を考えるとお得ですよね。また、LED電球には紫外線が含まれませんので、害虫が寄ってくることありません」

Q.LED電球って虫も寄ってこないのですか?

「そうなんです。蛍光灯からは紫外線が放出されそこに虫が集まってくるのですが、LED電球は紫外線を放出しないので虫が寄ってこない。夏場、網戸にして窓を開け放っていてもLED電球ならば、照明機器が害虫の死骸によって汚れることも防止できますよね。また、紫外線は壁紙や家具を退色させますが、LED電球ならばそういった退色を引き起こさないため、家電の外装部分の黄ばみや色褪せの原因にはなりません」

★LED電球に変えるべき理由
・蛍光灯に比べ40〜50%電力を抑えることが可能
・虫が寄ってこない
・家具・家電・壁紙の退色を防げる

■次回予告

第3週は毎日必ず使うお風呂場や洗面所の見逃し電力をチェック。また、電気給湯機は「追い炊きがいいのか足し湯がいいのか」についても検証!オール電化のご家庭やエコキュートをお使いの人は必見です!

企画構成 mamagirl編集部/ライター ささきみどり

SHAREFacebook
TWEETTwitter
LINE LINE

Recommend
[ 関連記事 ]

SPECIAL!