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浴槽の鏡はなぜ汚れるの?汚れのメカニズムと掃除方法、防止方法もチェック

出典:Unsplash

Lifestyle

浴槽の鏡はなぜ汚れるの?汚れのメカニズムと掃除方法、防止方法もチェック

快適なバスタイムにあると便利な浴室鏡。使うたびにさっとお湯をかけて汚れないようにしているつもりが、いつのまにか白い汚れやフチ部分のカビ、ウロコ汚れがついてる!なんてことありますよね。いざ掃除しようと思っても、何を使ってどう落とせば効果的なのか迷うことも。今回はそんなお風呂の鏡掃除について調査してきました!

まずはお風呂の鏡が汚れてしまう原因から解説していきます。定期的に掃除を行い、お風呂をいつもピカピカに保ちましょう。

 

■浴槽の鏡は何で汚れる?

ここでは浴槽の鏡が汚れる原因や成分について解説!
 

・水垢

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お風呂の鏡は、掃除しないでいると白いウロコのような汚れが溜まって曇っていきます。
その原因は水道水に含まれる成分。水道水にはカルシウム、ケイ素、マグネシウムなど、ミネラル分が含まれているため、鏡についた水滴が乾燥することで結晶となってこびりついてしまうのです。
これがいわゆる水垢と呼ばれるもので、溜まっていくことで頑固な落ちにくい汚れとなってしまいます。


・手垢

入浴中に曇った鏡を手でぬぐったり、化粧品のついた手で触ったりすると、皮脂や手垢、油汚れが付着することも。
これらの汚れは水拭きだけではきれいに落ちにくいので、ただ拭くだけではかえって汚れを鏡全体に広げてしまうことにもなりがちです。
油汚れを落として曇りのないピカピカの鏡にしたいなら、油分に強い洗剤を利用しましょう。

 

石鹸カス

出典:photoAC

案外知られていない鏡汚れの一つが石鹸カスの汚れです。
入浴中に使用したシャンプーや石鹸などが鏡に散ったままで乾燥すると、そこに含まれている脂肪酸成分が水道水のミネラル分と合わさり石鹸カスになってしまいます。


・カビ

お風呂のカビは空間全体を汚す大敵。壁に取りつけてある鏡の隙間や、金具の凸凹部分など、ほんの隙間にでもしつこく発生するのが嫌なカビ汚れです。
こちらも放っておくとどんどん汚れが落ちにくく、ひどくなるので、定期的な掃除とカビ予防を心がけましょう。

 

■どうやって掃除したら良い?

そんなお風呂の鏡汚れの中でも頻繁に発生する水垢、石鹸汚れに有効な掃除法を解説!
 

・お酢で落とす

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ウロコ汚れとなった水垢と、石鹸カスは、先述したようにミネラル分が含まれている「アルカリ性」の汚れになります。
水道水のミネラル分は中性洗剤などで落とすことが難しいため、ここでおすすめしたいのは酸性で中和させ落としやすくするという方法です。
どの家庭にもある酸性の液体、「酢」を利用して掃除していきましょう。



鏡掃除スプレーの作り方と手順は以下のとおり。

1.酢とスプレーを100mlずつスプレーボトルに入れて混ぜる
2.鏡のウロコ汚れや石鹸汚れが気になる箇所に満遍なくスプレーする
3.スプレーした箇所にキッチンペーパーやラップをはりつけて、パックする
4.汚れのひどさによって30分〜半日ほど、放置して汚れを分解
5.パックを剥がして円を描くように磨き、水で流す
6.乾拭きして水滴を残さないようにする
 

・クエン酸で落とす

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食品を使うのが難しいという場合は、クエン酸を利用する手もあります。
酢と同様に、クエン酸も酸性なので同様の効果が得られるはずです。クエン酸は柑橘類にも含まれる自然由来の成分なので、小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できます。

掃除用のスプレーを作る際には、水100mlに対して小さじ1/2杯ほどのクエン酸を投入してください。
あとは酢のスプレーと同じ手順で掃除を進めていきましょう。

 

・市販の商品で落とす

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頑固な汚れには、自宅で作るスプレーでは歯が立たないこともあるかもしれません。
そんなときは、市販の鏡汚れ専用の掃除アイテムを使いましょう。鏡汚れの掃除を目的に作られているので、汚れ落ちは抜群です。

 

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