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【医師監修】離乳食の牛乳はいつから大丈夫?月齢別の進め方やレシピを解説
■アレルギー検査はいつ行うべき?
アレルギー検査は、各食材のIgEといわれる抗体を測定して判断します。赤ちゃんは自分の免疫を生後3~6カ月の間に作り始めるため、何も症状が出ていない状態でアレルギーの有無を調べる場合、1歳以降に検査をすることが望ましいです。1歳未満でも検査ができないわけではありませんが、免疫状態が成熟していないため、信憑性が低くなります。
ただし、離乳食開始後1歳未満であっても、数回同じ食材でアレルギー症状が現れた場合には、月齢の高い低いにかかわらずアレルギー検査することになるでしょう。
■【月齢別】牛乳を使った離乳食の献立の立て方はどうする?
子どもが乳製品を摂取する際には
1.アレルギー
2.味、匂い
3.量
がポイントなります。アレルギーがないことを確認できたら味や匂いに慣れてもらい、徐々に量を増やしていくという流れで進めましょう。
離乳食中期は、少量の牛乳を使ったパンなどから始めるのがおすすめです。
離乳食後期くらいからは、牛乳の量を増やすためパンがゆやシチューなどのメニューを取り入れます。ヨーグルトやチーズなどの乳製品も嫌がらなければOKです。ミルク寒天などをデザートに加えるのもいいかもしれません。完了期にはだんだんと量を増やす、飲み物として与えるなど、バリエーションを増やしていくといいでしょう。
■離乳食後期におすすめ!牛乳を使った離乳食レシピ
離乳食後期におすすめの牛乳を使った離乳食レシピをご紹介します。
・いろんなアレンジができる!パンがゆ
<材料>(1食分)
- ・8枚切りの食パン 1/4枚
- ・牛乳 40ml
<作り方>
- 1.耳を切り落とした食パンをみじん切りにする
- 2.耐熱容器に1と牛乳を入れ、ふんわりとラップして500Wの電子レンジで30秒加熱
- 3.お皿に盛りつけて完成!
たくさん作って冷凍保存するなら、小鍋にパンと牛乳を入れて煮込んでもいいでしょう。製氷皿に入れて凍らせておくと便利です。
最後にきな粉を散らすと、香ばしさや栄養をプラスできますよ。りんごやかぼちゃなどのペーストを加えてアレンジするのもおすすめです。
・野菜もいっしょに食べられる!シチュー
<材料>(1食分)
- ・鶏ささみ 1本
- ・玉ねぎ 1/4個
- ・ブロッコリー 1/4房
- ・にんじん 1/3本
- ・牛乳 200ml
- ・水溶き片栗粉 大さじ2
<作り方>
- 1.玉ねぎ、にんじん、ブロッコリーの茎、筋をとった鶏ささみを5~8mm角にカットする
- 2.小鍋に玉ねぎとにんじん、小鍋半量程度の水を入れて沸騰させる
- 3.ささみとブロッコリーを加え、にんじんが柔らかくなるまで煮る
- 4.牛乳を加えて沸騰しない程度に加熱し、水溶き片栗粉でとろみをつけ完成!
食べにくいようなら水溶き片栗粉をプラスし、とろみを追加しましょう。シチューの具材は歯ぐきでつぶせる程度の硬さであればOK!多めに作れば冷凍保存することもできますよ。
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