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【医師監修】離乳食の牛乳はいつから大丈夫?月齢別の進め方やレシピを解説

■牛乳を摂取してアレルギー反応が出た!対応策は

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牛乳で気をつけるべきはアレルギー反応が出るかどうかです。アレルギー反応が出たときの対応についても理解しておきましょう。

・アレルギー反応が疑われる症状とは?

牛乳にかかわらず、食物アレルギーの症状は多岐にわたります。軽症であれば唇周辺の湿疹程度ということもありますが、湿疹が全身に現れることも。牛乳は比較的症状が急に出やすく、腹痛や嘔吐といった症状が出ることもあり、摂取には注意が必要です。
重篤なアレルギー症状であるアナフィラキシーショックを起こし、亡くなったという例もあります。

・アレルギー反応が出たとき、どう対処すればよい?

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初めて症状が出たときには、軽症であっても小児科を受診しましょう。牛乳アレルギーは症状が急激に悪化することもあるため、様子を見るなどせずすぐ受診するのがベストです。アレルギーに特化した病院は少ないため、かかりつけの小児科で問題ありません。
牛乳アレルギーの症状ですでに受診している場合は、手持ちの抗アレルギー剤などをすぐに内服して経過観察でもいいですが、全身に広がる湿疹や嘔吐、下痢などの症状があればすぐに受診しましょう。

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症状がひどい場合は、かかりつけ医に連絡して指示を仰ぐようにしてください。かかりつけ医が休みなどで相談できない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

■アレルギー検査はいつ行うべき?

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アレルギー検査は、各食材のIgEといわれる抗体を測定して判断します。赤ちゃんは自分の免疫を生後3~6カ月の間に作り始めるため、何も症状が出ていない状態でアレルギーの有無を調べる場合、1歳以降に検査をすることが望ましいです。1歳未満でも検査ができないわけではありませんが、免疫状態が成熟していないため、信憑性が低くなります。
ただし、離乳食開始後1歳未満であっても、数回同じ食材でアレルギー症状が現れた場合には、月齢の高い低いにかかわらずアレルギー検査することになるでしょう。

■【月齢別】牛乳を使った離乳食の献立の立て方はどうする?

子どもが乳製品を摂取する際には
1.アレルギー
2.味、匂い
3.量
がポイントなります。アレルギーがないことを確認できたら味や匂いに慣れてもらい、徐々に量を増やしていくという流れで進めましょう。

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離乳食中期は、少量の牛乳を使ったパンなどから始めるのがおすすめです。

出典:@ _____k124hさん

離乳食後期くらいからは、牛乳の量を増やすためパンがゆやシチューなどのメニューを取り入れます。ヨーグルトやチーズなどの乳製品も嫌がらなければOKです。ミルク寒天などをデザートに加えるのもいいかもしれません。完了期にはだんだんと量を増やす、飲み物として与えるなど、バリエーションを増やしていくといいでしょう。

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