新生児の手足が冷たい…温めなくて大丈夫？赤ちゃんの寒いサインや対処法を解説

■こんな時は病気の可能性も！赤ちゃんの手足が冷たい場合の注意点

赤ちゃんの手足が冷たく、具合が悪そうな場合は病気の可能性があります。そこでここでは、手足の冷たさの確認と同時に見て置きたいポイントをご紹介しておきましょう。

・こんな症状があったら要注意！

手足が冷たい時に、機嫌が悪い、いつもと様子が違う、ぐったりしているなどの場合は、病気の可能性があるため要注意です。高熱が出ていると感染症の疑いもあるので、まずは熱を測ってみましょう。
何らかの感染症に罹患している場合、人間の体は病源体を退治しようと体温を上げます。その際、赤ちゃんは体温をできるだけ外に逃がさないよう毛細血管を収縮させるため、手足が冷たくなるのです。

・病院に連れて行った方がいい目安は？

生後3ヶ月未満で38℃以上の発熱がある、けいれんした、たびたび嘔吐するなど、少しでも様子がおかしい時は自己判断せずに小児科を受診しましょう。他にも、ミルクや母乳をあまり飲まない、ぐずってばかりでほとんど寝ない、半日以上おしっこが出ていないなども、体調をチェックする目安になります。
普段の様子と違うことにすぐ気づけるよう、日頃から赤ちゃんの様子をしっかり観察しておくことが大切です。

■赤ちゃんの手足が冷たくても焦らない！

新生児の手足が冷たい時、必ずしも焦る必要はありません。「手がキンキンに冷たい！」などと心配になって温めすぎると、逆に体調を崩すこともあります。しかし、時には手足の冷たさが体調の良し悪しを判断するバロメーターになることも。普段の様子をしっかり観察して、いつもと違った様子がないかどうかをチェックし、赤ちゃんに合った対処をしてあげてくださいね。