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いい夫婦の日を前に、【100年生活者調査~夫婦編~】を実施 関係の良い夫婦・パートナーの秘訣は、平均5.8個以上の相手を尊重する言動

100年生活者研究所

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いい夫婦の日を前に、【100年生活者調査~夫婦編~】を実施 関係の良い夫婦・パートナーの秘訣は、平均5.8個以上の相手を尊重する言動

100年生活者研究所
~人生100年時代のいい夫婦は、価値観を合わせるよりも違いを認め合う時代へ~

 株式会社Hakuhodo DY Matrix(本社:東京都港区、代表取締役社長:近藤 暢章、以下Hakuhodo DY Matrix)のシンクタンク「100年生活者研究所」は、20~80代の男女728名を対象に人生100年時代における夫婦・パートナーの価値観に関する意識調査を実施しました。


 人生80年時代から人生100年時代に変化すると、夫婦・パートナーと過ごす期間が20年長くなります。そこで今回、100年生活者研究所は11月22日のいい夫婦の日に合わせ、人生100年時代における夫婦・パートナーの価値観に関して調査しました。その結果、関係が良好な夫婦・パートナーは、人生100年時代に「100歳まで生きたい」と思う割合が高く、たとえ関係が良好な夫婦・パートナーであっても、価値観の相違は珍しくなく、良好な関係を維持するために相手を尊重する言動を平均5.8個、重要視していることがわかりました。


【100年生活者調査~夫婦編~】サマリー


1.「100歳まで生きたい」と思う人の割合は、関係が良い夫婦・パートナーの方が、そうでない人たちより約1.4倍高かった。
2. 夫婦・パートナー間で合致していると感じる価値観については、「100歳まで生きたい」人に特徴的な項目として「仕事・キャリア」「生活リズム」「笑い」などが挙がった。
3. 一方、良好な関係を築いている夫婦・パートナーであっても、「趣味」「怒りを感じる点」などは40%以上が合致していないと回答。
4. 関係が良い夫婦・パートナーは、関係を維持するために「信頼する」「感謝を表現する」などの相手を尊重 する言動を大切にしていると回答。
5. 関係が良い夫婦・パートナーは相手を尊重する言動を平均5.8個意識していることが分かり、関係を維持するために重視する項目の数は、関係の良し悪しと相関関係の傾向があることが判明した。

【100年生活者調査~夫婦編~】結果詳細


■Q1. 人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?
―「100歳まで生きたい」という気持ちは、パートナーとの関係が良好な人の方が悪い人より約1.4倍高い
 100歳まで生きたい意向について、夫婦・パートナーの関係別に聞いたところ、「パートナーとの関係が良い」人の40%が「とてもそう思う」もしくは「ややそう思う」と回答しました。関係が悪い人の29%と比べて、    約1.4倍高い結果となりました。


■Q2. 以下の価値観について、あなたとあなたの配偶者またはそれと同等な交際相手・パートナーの間でどの程度合致していると感じますか
―2-1 100歳まで生きたい人に特徴的な価値観として「仕事・キャリア」「生活リズム」「笑い」が挙がった
 夫婦・パートナー間で合致していると感じる価値観について質問し、100歳まで生きたい人、そうでない人の差を比較したところ、「仕事・キャリアに関する価値観」、「生活リズムについての価値観」の15ポイント差が  最も大きく、次いで「笑いの価値観」の14ポイント差となり、上位には社会参画や生活基盤、肯定的な感情に関する項目が挙がりました。
 一方、「家族・子育てに対する価値観」(7ポイント差)や「家事の分担や行い方についての価値観」(同)などの家庭に関する項目は差が小さい結果となりました。


―2-2 関係が良い夫婦・パートナーであっても、「趣味」「怒り」に関する価値観は40%以上合致しない
 今度は100歳まで生きたい意向ではなく、夫婦・パートナーの関係性の観点から価値観の合致度について調べました。その結果、夫婦・パートナーと良好な関係を築いている人のうち、41.6%が「趣味に関する価値観」、41,2%が「怒りを感じる点についての価値観」について合致していないと回答し、良好な関係であろうとなかろうと、夫婦・パートナー間の価値観には相違があることがわかりました。


■Q3. あなたとあなたの配偶者またはそれと同等な交際相手・パートナーとの関係を良好に維持するために、 重要だと考える要素は何ですか
―3-1 関係が良い夫婦・パートナーは、相手を尊重する言動を重視している
 一部の価値観が異なっても、良好な関係を維持するための秘訣を調べるために、夫婦・パートナーと関係が  良い人が大切にしている要素について聞きました。その結果、「お互いを信頼する」が75.1%と最も高く、「感謝の気持ちを表現する」(67.4%)、「お互いにサポートする」(59.7%)と続き、相手を尊重する項目が上位でした。一方、パートナーと関係が悪い人は「あてはまるものがない」が20%を上回りました。


―3-2 夫婦・パートナーとの関係の良し悪しで、関係を維持するために重視する項目の数は2倍の差
 さらに夫婦・パートナーとの関係を維持するために重要視する要素の項目数を調べたところ、夫婦・パート  ナーの関係が良好であるほど、項目数が多くなる傾向にありました。とくに夫婦・パートナーの関係が良好で  ある場合、その平均数は5.8個となり、パートナーとの関係が悪い場合の平均数2.9個と比較するとちょうど2倍となることもわかりました。


調査結果に関する研究員コメント:平間 圭太郎



 人生80年時代では夫婦・パートナーは相手の価値観を合わせることが大切と言われてきた印象があります。しかし、人生100年時代においては、夫婦・パートナーとのあり方も多様化する中で、相手の価値観に合わせることが必ずしも良好な関係につながるとは言えなさそうです。

 実際、調査対象者に要素の中で一番大切にしているものを聞いたところ、関係の良し悪しに関係なく「お互いを尊重し異なる価値観を認め合う」が1位だったという結果も出ています。つまり、相手を気遣う気持ちを大切にして、互いの違いを認め合うことで良好な関係を築き上げることができ、それが100歳まで生きたい気持ちにもつながります。

 個人の考え方はさまざまであり、同様に夫婦・パートナー関係もユニークで多様なはずです。いい夫婦の日を機に、価値観が異なるということをあえて意識してはいかがでしょうか。

ホームページURL:https://well-being-matrix.com/100years_lab/posts/100report231113/

【100年生活者調査~夫婦編~】概要


■調査目的:人生100年時代における夫婦・パートナーとの価値観の把握
■調査手法:インターネットモニター調査
■調査期間:2023年9月
■調査対象者:20~80代の男女728名

Hakuhodo DY Matrixについて


 Hakuhodo DY Matrixは、「The well-being company」として人々の幸福と健康の増進に役立てることを目指し、博報堂DYホールディングスのグループ会社として2021年4月に創業しました。「100年生活者を見つめ、人生を通してWell-beingであり続けられる理想社会の実現に貢献する」というミッションの下、シンクタンクである100年生活者研究所を通して、人生100年時代の幸せをテーマにした調査リリースを発信・提案してまいります。

会社名 株式会社 Hakuhodo DY Matrix
URL  https://hdy-matrix.co.jp/
所在地 〒105-8658 東京都港区芝2-14-5
社員数 180名(2023年4月1日現在)
代表者 代表取締役社長 近藤 暢章
設立  2021年4月1日
資本金 1億円(博報堂DYホールディングス100%出資)

また、100年生活者研究所では毎週金曜日に、「人生100年時代」をテーマとしたニュースを配信しています。記事の詳細は下記URLにてご確認ください。
研究所HP:https://well-being-matrix.com/100years_lab/

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