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「女なんだから料理くらい」…この数年で“主夫”への理解が!どう変化?
連載を開始した数年前は、「主夫」という言葉自体が珍しく、旦那さんが炊事を担当しているという知り合いは、先輩芸人の椿鬼奴さんご夫婦と、漫画家の水谷さるころさんご夫婦くらいでした。(主夫というよりは家事の中で炊事を担当という具合いですが)
結婚当初、私は「女なんだから料理くらいしろよ」と直接言われることもありましたし、夫も「稼ぎが少ないって男としてどうなの?」と言われたりもしました。
しかしありがたいことに、最近ではそのようなことを言われることはほぼ無くなりました!
女友達などからは、単純に夫が料理や育児をしてくれていることを羨ましがってくれるような発言が増えたと感じています。
一方男性からそのような発言が無くなったことに関しては、そういうことを言うと時代の流れ的にダメらしいというようなことが大いに関係しているからだとも思われ、ただ単によその家の家事や育児に口を出すことがカッコいいことではないと気付いただけのような気がするのも事実です……。
とは言え、ここ数年で家事や育児への男性の関わり方は大きく変わってきたと感じます。
保育園の送り迎えも今やパパママ半々の割合ですし、公園でも子どもたちとパパだけという構図も珍しいものではなくなってきました。
保育園の父母会にもパパさんがメインで連絡を取り合うご家庭もありますし、年月が経つにつれてその傾向は顕著になっています。
この連載を始めてから、「夫に家事をしてもらうにはどうしたらよいか」というご相談をとてもたくさん受けるようになりました。
「具体的にこれをこうしてと指示を出したほうがいい」、「冗談っぽくかわいい感じでお願いすると嫌な顔をされない」等々連載の中でもいろいろな作戦を成功させてきましたが、結局のところ、「家庭の中で今自分ができることは何か」ということを常に考え行動に移すことが重要なのではないかと思えてきました。
わが家の炊事担当は夫ですが、3歳の長男が大人と同じものを食べるようになったのを機に、食事の内容について考えるようになりました。
夫はお酒好きということもあり、どうしても味が濃い目になってしまうのです。
料理があまり得意ではない私ですが、これからは健康的な食生活のため料理にもチャレンジしていきたいと考えています。
こうして環境や家族の成長に伴い、形を自由に変えながらより良い家庭を築いていけたらいいなと日々思います。
さて、「主夫の育て方」は今回で最終回となります。
次回は100均マニアの私が実際に使ってみて良かった神アイテムをご紹介する連載がスタート!
お楽しみに〜!
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大貫ミキエ
息子(2018.3生)と主夫の旦那との3人暮らし。「夫婦のじかん」として旦那とコンビを組み芸人としても活動しています。著書の『母ハハハ!』(PARCO出版)が話題。【instagram】ohnuki_fufutime
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