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合唱に号泣…YouTube泣ける動画の決定版【ロバート山本のベスト3】

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

合唱に号泣…YouTube泣ける動画の決定版【ロバート山本のベスト3】


僕の大好きなものから「これぞ」というものをランキングで紹介していく「山本博のベスト3」。今回は「泣ける動画」というテーマで、いつでもYouTubeで見ることができる動画を3つ紹介していきたいと思います。

■3位 中学生の合唱コンクール動画


振り返れば、自分は中学のときのクラス対抗合唱コンクールは、いつも中途半端な姿勢で臨んでいました。サボる度胸もないけれど、練習は「かったるいなぁ」と真剣にやらず、でも、本番当日は結局、列に並んで歌うという。

もっと真剣に青春時代を過ごしていれば……という後悔にも似た感情を抱きつつ、その先に号泣場面がやってくるのが合唱コンクール動画です。本気で挑む合唱コンクールってこんなにもすごいんだ! と感動すること間違いなしです。

自分がボクシングに打ち込むようになってから、何かを目指し、目的をもって練習に挑むことがいかに素敵で有意義なことかに気づけたのも大きいと思います。そして、中学生だと全国大会レベルになるとものすごく上手なんです。

とくに、自分も歌ったことのある曲に出合えると、「こんなにも綺麗な歌声で歌えるの!?」と驚かされます。しかも、この子たちはみんな素人。プロだったら「そりゃあ上手いよね」となるけど、アマチュアだからこその感動というか。高校野球の甲子園大会を見る感覚と近いかもしれません。

そして、お金にならない努力というのがすごく純粋じゃないですか。ただただ自分の時間と労力をつぎ込んだ結晶としての歌声であると思うと、また尊いんです。

あと、大人になって聞くと歌詞の味わい深さにも気づくことができます。中学生の課題曲って、「みんなで歌おう 心をひとつに 恥ずかしがらず 歌おうよ♪」といった、かつての僕みたいにちゃんと歌ってない奴に向けての歌詞が実は多いんです。なんだかすべて見透かされていたような気づきがあるのもオススメです。
 

撮影:モリサキエイキ


 

■2位 涙の10段跳び 園児の頑張りに感動の嵐


この動画はヤバいですよ。ただ、YouTubeに上がっている動画は、いきなり本題に入ってしまうので、その前提の話をここでご紹介しておきます。

鹿児島のある幼稚園での出来事。その幼稚園では、卒園する際に全員、親御さんの前で10段の跳び箱を跳ぶことが伝統になっていて、みんな跳べるようになるまで必死に練習するんだそうです。

だけど、ある子は家庭の都合で、みんなよりも1ヶ月早く卒園しなければならない。そこで、その子のためだけの「卒園跳び箱」の機会が用意されたんです。

ただ、幼稚園児にとっての1ヶ月の差はとんでもなく大きい。だから、何度チャレンジしても10段は跳べない。それでも、クラスの子たちがみんな集まって円陣を組み、「できる!できる!できる!」と励ましてくれると、それまで跳べなかった子がついに10段をクリアするんです。

これはもう、子役じゃできない。ドラマでも描けない。その園児と仲間たちだからこその感動の跳躍です。もう号泣必至です。

動画の内容はもうほぼ説明してしまっていますが、それでもきっとウルっときてしまうはず。ぜひ今すぐ「涙の10段跳び」で検索してみてください。

■番外編 45の夜

“泣ける動画”とはちょっと違うかもしれませんが、歌モノでもうひとつオススメ動画があります。尾崎豊さんの名曲『15の夜』の替え歌、『45の夜』です。

この動画は、盗んだバイクで走り出す15歳の息子の物語ではなく、その息子のお母さん(45歳)の物語。錆びたママチャリで走り出すママ友たちと逃げ込んだカラオケ屋で自由になれた気がした……のも束の間、「息子がバイクを盗んで家出」と旦那から連絡が入り、また錆びたママチャリで走り出すようなお話です。

15歳の頃って大人の言うことに反発したくなる時期で、だからこそ『15の夜』は沁みるわけじゃないですか。でも、自分が親世代になると、やっぱり親目線の歌詞が響いてしまう。

きっと軽い気持ちで作ったであろう替え歌なのに、僕はなぜか涙が出てきました。「そうか、母親って言うことを聞かない息子と毎日こんな気持ちで戦っていたのか!」と、これまた夜中に酒を飲みながら見るとつい泣いちゃいますね。

 

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