FacebookInstagramYouTube
新番組『ロバートのコント極上百景』がスタート!映えある第1回のロケは…

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

新番組『ロバートのコント極上百景』がスタート!映えある第1回のロケは…


ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。
第120回目はこの春からスタートしたロバートの新番組について。秋山さんも馬場さんも手ごたえを感じた映像とは?

 

■コント×絶景=ドローンで「無理ぃ〜!」

この春、WOWOWで『ロバートのコント極上百景』という新番組が始まりました。

WOWOWさんから「秋山さんのやりたいことをやっていいですよ」というありがたいお話があったそうで、そこで秋山が考えたのは「絶景をバックにコントをやりたい」と。

僕がその企画を聞いてまず思ったのは、「絶景をバックにしたら絶景に目が行き過ぎて、コントなんか誰も見ないだろ!?」ということでした。でも、太っ腹なWOWOWさんはその企画をOKしてくださったんです。映えある第1回は鳥取砂丘でのコントでした。

この番組のこだわりは、景色もそうですけど、その景色を映すためのカメラです。自然の滝や雲や星の動きをキレイに撮るような、とんでもない高性能カメラで撮っているんです。本来、コントなんて撮るカメラじゃないんですよ。

さらに、ドローンも駆使して、ものすごいスケールでの撮影になりました。実際、仕上がった映像は素晴らしかったですね。

コントの中身も、砂丘なので砂漠に絡めたネタを作って、コントに入る前の前振りで僕が砂漠に遭難している芝居なんかも本格的な映像に仕上がっていて、面白かったですね。

オチも、僕の「無理ぃ〜!」といういつものヤツなんですけども、無理ともにドローンがビューンと上に飛んでいき砂丘を大空から撮影。すごくスケール感のあるオチになっていました。
 

撮影:モリサキエイキ

■想像以上だった「絶景の美しさとコントのギャップ」


次の撮影はまだ決まってないですけど、準備や下調べがかなり大変で大事な番組です。というのも、絶景選びだけでなく、天候にも左右されてしまうから。雨が降ったり風が強かったりしたらドローンは飛ばせない、といった制約もあるんです。

ほかにも、コントをしている途中に後ろに人が歩いていたり、といったハプニングも。一応、誰もいない砂漠のど真ん中、という設定だったので、人が映っていると世界観台無しなんです。でも、すごかったなぁ、あの映像は。

秋山も馬場も、「面白くてすごい映像が撮れた!」という手ごたえはあったみたいです。映像を見たときの絶景の美しさとコントのギャップには笑いましたね。

ネタに入るまでの小ネタも面白くて、馬場が突然、絶景の前で「コントできない!」と言ってホテルで泣き出してみたり、僕の「無理ぃ〜!」をいい声で出せるように、僕が寝るベッドの頭周りに加湿器を8台くらい置いて顔びしょびしょになったりとか。コント以外の遊びの部分も撮影しました。

今後、どんな絶景でやれるのか僕も楽しみですし、どんな場所でやっても面白そうです。滝の音の前でコントの声が聞こえないままびしょびしょになるのも面白いはず。ハート型の岩馬の一瞬の夕日バックにワンチャンスでコントするとか。素敵な絶景を見つけて、またチャレンジしたいです。
 

SHAREFacebook
POST
LINELINE