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ロバート山本、YouTube配信中に息子が登場「メザスタ見せていいよ」

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

ロバート山本、YouTube配信中に息子が登場「メザスタ見せていいよ」


ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。
第150回目は、大人気プロレスラーだった、故・三沢光晴さんとのポケモンの思い出について。
超レアなポケモンを交換してもらったのだとか!
 

■高校の大先輩・三沢光晴さんとの特別な思い出

母校、足利大付属高校のレスリング部は超名門! という話を以前させていただきました。何と言っても、OBのひとりは2代目タイガーマスクこと、全日本プロレス元社長こと、プロレスリング・ノア創業者こと、故・三沢光晴さん。三沢さんの後輩、というだけでなんだか誇らしくなります。

そんな偉大な三沢先輩と一度だけ、番組でご一緒したことがあります。僕らがレギュラーを務めたポケモン番組「ポケモンサンデー」にゲスト出演していただいたんです。

はじめは「三沢さんとポケモン!?」とその結びつきにはてなマークだらけでしたが、話を聞いて納得。もともと三沢さんはゲームマニアだったらしく、しかもプロレスラーって全国を巡業して必然的に移動時間も長くなってしまうので、そのときにずっとポケモンをやっていたそうなんです。全然ポケモン世代ではないんですけど、ポケモン好きだったんです。

そんな三沢さんとの初対面。僕は意を決して、「三沢選手の高校の後輩なんです」と挨拶させていただいたところ、三沢さんから「じゃあ、ポケモン交換しよう」と交換していただいたものがあります。それは、レベル100のカメックス……ポケモンファンにはわかると思うんですが、これ、とんでもないものなんです!

撮影:モリサキエイキ

■プロレスファンもポケモンファンも羨ましがる逸品

「ゼニガメ」というのは、ポケモンのゲームで初期に手に入れるモンスターです。そのゼニガメを育てていくと最終的に進化するのが「カメックス」で、さらにゲームをやり倒してやり倒してカメックスを育て続け、やっとたどり着くのがレベル100。そんな手間暇かけた三沢さんの大事なポケモンと、僕のポケモンとを交換していただいたんです。

そんな感激の初対面から半年後、三沢さんは帰らぬ人に……。あれから13年が経ちましたが、三沢さんからいだだいたレベル100のカメックスは、僕にとって大事な形見というと恐れ多いですけども、この先も絶対に手放すことのできない、本当に大切な宝物です。ちなみに親名はM。三沢のMか光晴のMか。

この話、プロレスファンの人に言っても、ポケモンファンの人に言っても、どちらからも「すげぇ!」と驚かれます。そして、ポケモンをやっていたことで母校の先輩との結びつきができたことに、改めてポケモンの魅力を感じました。

先日、僕のYouTubeゲーム生配信中にそのカメックスを紹介したところ、プロレスファンの人も視聴者にいたおかげで、ものすごい反響でした。「三沢選手が育てたレベル100のカメックス」というだけで、プロレス好きでさらにポケモン好きの人からするととんでもないお宝なわけです。「鑑定団に持っていきましょうよ!」とか、「いやいや、ポケモンに値段をつけるなんてダメだ」といったやりとりで盛り上がりました。

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