ママ3人に聞いた！新生児期の授乳のお悩み体験談

「間隔があかないのは私のせい・・！？」

「はじめての子育てで、右も左も分からない私たち夫婦が参考にしていたのは育児本。そこには『3～4時間ていどの授乳間隔が空く』と書かれていましたが、実際は昼夜関係なく1～2時間間隔しかあかなかったため『なんで！？』と悩みました。里帰りをしなかったため、母親に電話で聞いてみると『母乳がでてないんじゃないの？』と言われ、かなり傷ついたのを覚えています。母乳にいいと言われる食べ物や飲み物は全て試しましたが、間隔が短くなることはありません。母乳マッサージがいいと聞き、近くの助産院のマッサージをしてもらいにいき、間隔が長くならないと相談すると、『母乳がでてないわけじゃないよ！赤ちゃんによって1度に飲める量が違うからね。個人差があって当たり前だよ』と教わりました。私のせいじゃなかった…と思うと安心して自然と涙が。その言葉を聞いてからは今まで苦痛だった授乳の時間もリラックスできるようになり『ゆっくりたくさん飲んでね』と言葉かけができるほどになりました。」（20代ママ）はじめての育児は、分からないことだらけで神経質になっているママも多いため、周りの何気ない言葉も重くとらえてしまいますよね。筆者の私自身も上の子は1～2時間間隔、下の子は4～5時間間隔と大きな差がありました。赤ちゃんによって差がかなりあるのですね。

「どうしても完母で育てたかった！」

「産後の入院中から看護師さんたちに『よく寝る子だね』と言われ、退院してからもぐっすり寝てくれた息子。手のかからない子なのかな…と喜んでいたのもつかの間、母乳を全く飲んでくれません。飲もうとした途端、すぐ夢の中へ。くすぐり起こしてみるものの、効果はありません。退院後の1週間健診で『体重が増えていないから、ミルクを足すように』と言われました。どうしても完母で育てたかった私はかなりショックで…。でもやはり母乳だと疲れて眠ってしまう息子。旦那に『ミルクはいけないものなの？赤ちゃんが育つよう手助けしてくれるんでしょ？頼ろうよ。』と言われ、ミルクをあげることに…。すると、ミルクはあっという間に飲み干してしまいました。それでも母乳を飲んでほしかった私は、ミルクをあげる前は必ず授乳をするように。すると、生後2カ月たったころから急に母乳をゴクゴク飲んでくれたのです！諦めないでよかった。」（30代ママ）新生児期はまだ体力がないため、ちょっと母乳を飲んだだけで疲れてしまいがち。その点ミルクは哺乳瓶を少し口に含んで動かすだけで、出てくれるため赤ちゃんにとっては母乳を飲むよりは疲れないそうです。今回のケースのように、諦めずに繰り返し母乳を飲ませていたのもいいのかもしれませんね。

「陥没で保護器を使わないといけなかったけど・・」

「私は、片胸が陥没しているため、新生児期は直母での授乳は難しいと言われました。そこで、保護フィルムを胸に貼り、その上から授乳してもらう方法をとることに。しかし、やはり難しいのか授乳のたびにギャン泣きして吸おうとしない娘。陥没している胸は吸おうとしてくれないし、私の胸は張るし…で辛かったです。そこで看護師さんに教えてもらった方法は、哺乳瓶の乳首を保護乳首の代わりに使う方法。試しにしてみると、嫌がったりもせずに飲んでくれました。その後生後3カ月したら、なんと陥没した方の胸も直母でいけるように！はじめて直母で吸ってくれたときは、感動しました。」（30代ママ）今回は陥没というお悩みでしたが、他にも新生児の口のサイズとあっていない、乳首の長さが足りないという理由で保護乳首を利用される方はいるようです。直母で吸うより赤ちゃんは吸う際に力がいるため、すぐ疲れて飲まなくなる、嫌がるということもあるのだとか。