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ロバート山本が解説!鉄棒で豚の丸焼き…遊びながら運動嫌いを克服するコツ

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ロバート山本が解説!鉄棒で豚の丸焼き…遊びながら運動嫌いを克服するコツ

2017年に第一子を授かり、パパとなった、お笑いトリオ・ロバートの山本博さん。息子くんとの生活の中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、昨年7月からインスタグラムで発信。そのイラストをもとに、山本さんがパパ芸人ならではの気づきを綴る本連載。 第20回は、前回に引き続き、運動保育士の続編。幼少期に大切なこととは?

■「側転」のコツも「逆上がり」のコツも遊びから学べる

前回、「運動保育士」の資格を取った理由と、資格を取るまでに学んだことの一つとして、運動嫌いになってしまいがちな4大原因、「側転」「なわとび」「跳び箱」「逆上がり」の話をしました。この4つを克服するための方法は“遊びから学べる”と書いたら、その遊びを教えて!という声をいただきました。なかなか説明が難しいんですけど、簡単なものだけでも少し紹介したいと思います。たとえば「側転」の場合、“クマさん遊び”といって、ハイハイじゃなくて手足を伸ばしてついた姿勢でどれだけ速く進めるかを競争したり、あとは“手押し車”もいいみたいです。これができるようになると、手で体重を支える力がついてくる。いきなり側転をやろうとするんじゃなくて、まずはこういった遊びから入るといいんです。「逆上がり」なら、たとえば抱っこのときに子どもを一瞬だけでいいので、わざと逆さまにして、頭を下にしてあげる。こうすると空間認識力がついて、自分が今、どういう位置でどんな体勢なのかを学ぶんです。蹴り足の力を養うなら“片脚ぴょんぴょん跳び”とか、“けんけん遊び”とか。そう考えると、やっぱり昔からある遊びって理に適ってるんですよね。鉄棒遊びであれば、“豚の丸焼き”といって足をひっかけてぶら下がったり。これで空間認識力も養えるし、引きつける力もつくんですよ。逆上がりできない人の一番の理由って手が伸びちゃってるから。でも、体を引きつければ回転が小さくなって、少ない力で回れます。この引きつける効果を遊びから学んでおけばいいんです。

■“当て感”を養うためのミット打ち!?

うちの息子は今、1歳7カ月です。さすがにまだ“けんけん遊び”も“豚の丸焼き”もできませんけど、この年齢なら年齢でやれることがあるんです。それこそ、生まれてから1歳までの運動、1歳から2歳までの運動……、といった感じで細かく分類されています。最近やっているのは、抱っこでの握力アップです。まず、息子に僕の両手の親指をそれぞれ握らせて、そのまま持ち上げて2、3秒でいいのでキープ。それからギュッと抱っこするようにしています。これだけでも握る力はだいぶ変わってくるんですよ。あとは、太鼓を使っての“当て感”、インパクトの感覚を養いたいと思っています。最初は目茶苦茶に叩くだけなんですけど、そのうち、どうスナップを効かせればいい音が鳴るのか、勝手に覚えていくんです。こうやって当て感を養っておくと、もう少し成長して何かスポーツをするときに、テニスでもバドミントンでも野球でも、遠くに飛ばせるようになるみたいです。ちなみに、太鼓じゃなくても、叩くものならなんでもいいそうなので、我が家では早くもボクシングのミットを叩くところから始めてます(笑)。

サッカーに興味を示していた息子。さりげなくパパの趣味を挟んでみました。(インスタグラム絵日記2019年1月30日)

■睡眠の充実で記憶力アップ! でも、IQは……。

運動保育士の勉強では、運動のほかにもおやつや睡眠の重要性なんかも学びます。よくないと言われているのは、やっぱり深夜に起きていることです。子どもにとって寝ることって本当に大事。寝ている間も脳は働いていて、昼間にいっぱい詰め込んだ記憶を定着させています。でも、睡眠時間が足りないと、頭が整理できてない状態で朝の生活がスタートしちゃう。だからなのか、夜遅く起きている子はグレやすい、というのがデータでも立証されているみたいです。理想は20時半就寝。ただ、働いていて保育園に預けているご家庭だとハードル高すぎですよね、我が家もほとんどできてません。でも、できる・できないはともかく、このことを知っていることがまずは大事なのかなって思うんですよね。だから、我が家の場合は僕の仕事がオフの日とか、早く上がれた日だけでも一緒に早寝をしよう、と心がけています。早寝できた次の日に起きて自分自身ビックリするのは、顔のむくみが取れていること。そりゃそうですよね。修復時間が長いわけですから。「寝る子は育つ」って言いますけど、まさにそのとおりなんです。ただ、学んだことでショックだったのは、IQは遺伝の影響が強い、ということ。しっかり睡眠をとって記憶を定着させても、僕の息子であるという十字架が……。いつか謝んなくちゃいけないかもなぁ。

以前、犬小屋を占領したかと思えば今度はジョッキー乗り!(インスタグラム絵日記2019年1月25日)

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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