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ロバート山本「挨拶やお礼はチップの代わり」パパになって心境に変化!

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ロバート山本「挨拶やお礼はチップの代わり」パパになって心境に変化!

家族になって1年9カ月!ロバート山本が平成最後に振り返る、パパとしての成長2017年に第一子を授かり、パパとなった、お笑いトリオ・ロバートの山本博さん。息子くんとの生活の中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、昨年7月からインスタグラムで発信。そのイラストをもとに、山本さんがパパ芸人ならではの気づきを綴る本連載。 第24回は自分のルールについて。息子さんの誕生によってパパにも心境の変化があったようです。

■息子が生まれて見つめ直した「自分のルール」

7月生まれの息子は、いま1歳9カ月。自分が父親になって、1年9カ月経ったということになります。息子が生まれてからというもの、自分のルールを見直す機会が多くなりました。例えば、「おはよう」「おやすみ」などきちんと挨拶をする、どんなに車が来なくても信号が青に変わるまで渡らずに待つとか。そんな、当たり前のことですら、いい加減だった気がします。息子には、挨拶したり交通ルールを守ったりできる子に育ってほしい。だから、まずは親である僕が見本を見せなきゃと思ったのです。隣近所の方に対して、積極的に挨拶するようになったのも息子が生まれてから。子どもが騒いだり夜泣きをしたりしても、親は「はいはい」って対応できるけど、隣近所の中には「うるさいな」「またかよ」ってうんざりしているかもしれない。いつもムスッとしている人が騒がしいと、いい気持ちはしませんよね。だけど、いつも爽やかに挨拶していれば、「子どもが小さいうちは大変だよね」って大目に見てもらえることがあるかもしれません。マンションに住んでいる場合は特にですが、「子どもいるんだから仕方ないじゃん」じゃなくて、「誰かに迷惑をかけている」っていう気持ちを持って過ごしています。息子は日に日にやんちゃになってきて、壁に穴が空くんじゃないかとハラハラするくらい、勢いよくドーンと突進していくこともありますから……。

手押し車で壁に衝突するので、車の向きを変えてあげたのに再び衝突……。(インスタグラム絵日記より/2019年3月11日)

■挨拶やお礼はチップ代わり!コンビニのバイト経験で感じたこと

息子が生まれてからは、スーパーで買い物をしたときに、レジの人に「ありがとうございます」とお礼を言ったり、外食をしたときに「ごちそうさまでした」と挨拶したりすることも、意識するようになりました。僕は昔、コンビニでバイトをしていたことがあります。コンビニでは、お金をバーンと置いて去って行くお客さんも多かった。でも、たまに「どうもありがとう」と言ってくれるおばあさんや、「おおきに」と関西弁でお礼を言ってくれるOLさんがいて、そういうお客さんに出会うと嬉しい気持ちになりました。朝のコンビニでは、時間がなくてイライラしているお客さんも多いです。普通にレジを打っていても「早くして」と強い口調で言われたり、舌打ちされたり……。そんなとき、次に並んでいたサラリーマンのお兄さんが「朝は大変だねー」なんて励ましてくれることがあって、なんていい人だろうって感じたことを覚えています。そういうふうに、気遣いができる人って魅力的ですよね。日本には、チップを払う文化がありませんが、その代わりになるものが挨拶やお礼の言葉だと思うんです。息子はまだ、挨拶やお礼の意味をわかっていないけれど、親の真似をしているうちに、他人への思いやりを自然と身に付けてくれるといいなって思います。

ボールを渡してくれたのでありがとうと伝えたらまさかの展開に……。(インスタグラム絵日記より/2019年1月18日)

■息子を通して話しかける不思議なコミュニケーション

僕らのような仕事をしていると、街中で「ロバートの山本さんですか?」なんて声をかけられることが時々あります。でも、知らない人に声をかけられる機会は、息子を連れて歩いているときのほうがはるかに多い。小さい子は、ただそこにいるだけでタレント性を放っているんだなって思います。街中でファンの方から話しかけられたときよりも、ご近所のママさんに話しかけられたときのほうが、僕は緊張します。ママ同士なら、気兼ねなく会話できるのかもしれないけど、僕の場合は、なんだか不思議なコミュニケーションの取り方になってしまうんです。先日、公園に行ったとき、息子が同い年くらいの子と遊び始めました。子ども同士が仲良く遊んでいるのに、親同士がよそよそしいと、気まずい感じになっちゃう。だから、何か話そうと試みた結果、息子を通して話しかけるスタイルを編み出しました。例えば、「こんにちはー」「仲良くしようねー」という感じで。息子が相手の子の遊びを邪魔してしまったときも「ねー、ごめんねー。邪魔だもんねー」って、子ども口調で割って入ります。相手の子に伝えながら、「親にも伝われ〜」って念波を送る感じ(笑)。「こんにちは!」「子ども同士遊ばせてみませんか?」「邪魔をして、すみませんでした!」という思いで。そうすると、たいていの場合、相手の子のママも「大丈夫だよねー。一緒に遊ぼうねー」って、「大丈夫ですよ、一緒に遊びましょう!」とでも言うように、子ども口調で返してくれます。結局は、親同士が子ども口調で会話してるんですけどね(笑)子どもと過ごす中で、親も成長したり、環境に適応しようとしたり、変化し続けているんですよね。あと1月足らずで元号が変わりますが、令和時代を生きる息子とともに、パパとして成長していきたいなと思います。

我が家の家族だんらんの風景です。(インスタグラム絵日記より/2019年4月2日)

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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