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ロバート山本「絶対無理」はねトび限定ユニットの1万人伝説ライブの裏に…

 

2017年に第一子を授かり、パパとなった、お笑いトリオ・ロバートの山本博さん。息子くんとの生活の中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、昨年7月からインスタグラムで発信。そのイラストをもとに、山本さんがパパ芸人ならではの気づきを綴る本連載。

第46回は、大人気番組「はねるのトびら」で結成された、伝説のユニットの解散ライブの裏側について。

■超一流のプロばかりが支えてくれた「悲愴感」

前回、“タナちゃん”ことアンガールズの田中卓志くん、ドランクドラゴンの鈴木拓さん、そして僕の地味芸人トリオが『はねるのトびら』発の音楽ユニット「悲愴感」を結成するまでの経緯を紹介しました。

結構な反響をいただいたんですけど、あの当時の反響も本当にものすごかったんです。まさに夢のような体験でした。なかでも思い出深いのは、音楽関係の方々の優しさとプロ意識の高さです。

湘南乃風の若旦那さんが大人な対応で僕らに接してくれたことは前回も触れましたけど、他の音楽関係の皆さんのプロの対応にも勉強になることは本当に多かったです。

だって、歌ってるのも踊ってるのも、こんな華のない地味な3人ですよ。それでもオリコンで5位。当時あった「着うた」ランキングなどでも1位を取れたのって、まわりが超プロフェッショナルだからなんです。

歌や踊りを指導してくれるのも、照明をどうするか、ステージをどう組むか考えるのもプロ中のプロばかり。だから、アイドルでもないのに、アイドルのような黄色い声援をいただけたんだと思います。

■1万人動員の引退ライブと、まさかのシークレットゲスト

「山本なんかが」とお叱りを受けそうですけど、活動期間の3カ月間は、本当にスーパースターみたいな経験をさせてもらいました。

移動中に取材を受けて、イベントをこなして、次のレコードショップに向かう途中にまた取材の続きをやって……とまるで昔のアイドルみたいな忙しさ。
つい2、3週間前まで、誰にも気付かれずに普通に電車に乗っていた男に「ぎゃー」と悲鳴をあげてくれるって、こっちの頭もおかしくなりますよ。

一体この現象はなんなんだろう?って。握手会をしたら泣き崩れる人もいるんですから。いやいや、僕らなんて泣くようなメンツじゃないでしょう、って。いつでも握手しますから。

そして、最後はお台場に1万人のステージを組んでの引退公演が企画されました。「無理無理無理、そんなの絶対無理だよ! 1万人なんてやりすぎだって!」と言っていたのに、蓋を開けてみたら応募総数が6万人! まじか!と。

その1万人引退ライブの最後に、僕らも知らされていなかったシークレットゲストが出てくれたんです。つるの剛士さん、野久保直樹さん、上地雄輔さんの「羞恥心」です。

羞恥心といえば、僕ら悲愴感の原型というか、まあ僕らがパクってるだけなんですけど、いわば“本物”。その本物のスターがドッキリで出てきた瞬間がその日一番の歓声でしたね。
「なんだよ、やっぱり本物には敵わないな」ということも最後にしっかり学ばせてもらいました。

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