撮影 モリサキエイキ

Comic

ロバート山本が語る間宮祥太朗のすごさ「芸人でも圧倒されるコメディ顔」

 

ロバートの山本さんが芸人として、パパとしての気づきを綴る本連載。
第67回は、現在テレビ東京で放送中のドラマ「僕はどこから」(毎週水曜 深夜0時12分〜)に出演した際のエピソード。間宮祥太朗さんの魅力から劇中で演じた役どころについて語っています。

■Hey! Say! JUMPの中島裕翔くん、間宮祥太朗くんと共演中

テレビ東京の連続ドラマ『僕はどこから』(毎週水曜 深夜0時12分〜)に出演させていただいてます。Hey! Say! JUMPの中島裕翔くんが小説家志望の青年役。間宮祥太朗くんがその同級生で、20代なのにヤクザの組長、という役柄です。

現場は役者さんたちの個性のぶつかり合いで楽しいですね。中島くんなんてカメラが回ってないときでもずっと役に入りきっていて、熱い人だなぁって感心させられっぱなしです。

間宮くんとは以前、映画『お前はまだグンマを知らない』でも共演させてもらいましたけど、間宮くんはすごい役者ですよ。そもそも声がいいのに、芸人でも圧倒されるコメディ顔とかコメディ声もできて、存在感がありまくりですから。

ちなみに、僕の役はというと、編集マン。「そんな奴いねえーよ」と言いたくなるようなちょっと偏った役かもしれません。でも、僕からするとすごく新鮮で嬉しい配役なんです。

というのも、僕、ロバートでよくコントをやってますけども、その場合は「標準な人」をやることが多いんです。まあ、秋山と馬場との対比ですよね。だから、こういう癖のある役ができるのは楽しいですね。


撮影 モリサキエイキ

■コントとドラマで違う、演技での評価軸

これまでずっとロバートでコントをやってきて、“なにかの人を演じる”ことは結構経験してきたつもりです。でも、やっぱりコントとドラマとでは全然違いますね。

コントの場合、どんないい演技をしても、ウケなかったらもうすべてダメ。そして、目の前のお客さんの反応がすぐにわかる。お客さんに受ければナンボだし、逆にその反応によって演技プランが持っていかれることもあります。

でも、ドラマも映画も、監督が「カット!」と言うまでは止まらないから、自分の演技がいいのか悪いのか、その評価がわからない。「これでいいのか?」と半信半疑の状態で演じ続けることもあります。

だから、カメラが止まったあとになって、監督から「すっごくよかったよ」と言われると、メチャクチャホッとするし、嬉しいんです。俳優さんたちはここが気持ちいいポイントなんだなぁ、というのがちょっとわかりましたね。

ちなみに、原作は「ヤングマガジン」で連載しているマンガです。配役が決まって脚本を渡されたとき、僕はあえて原作は見ずに、その脚本からだけでイメージを固めてみました。その方が監督の求めているものになるのかなと思って。

この前、通っている美容室にたまたまその原作漫画のコミックスがあったので読んでみたら、イメージしてたのと全然違いましたよ。監督、本当にあの役あれで大丈夫でした???

■おぎやはぎさんに褒められた役は…

『僕はどこから』で演じた、“ちょっといじわる”な編集者役は、これまでにない役だったので面白かったです。

今後も「実は犯人だった」みたいな役にも挑戦してみたいです。一番そんな顔してないのに超やばいヤツ。普段はプレーンな人間みたいな感じでやってるので、本当はヤバいという役に惹かれます。

以前、番組で大久保佳代子さん(オアシズ)とコントやらせてもらったのですが、大久保さんがダメDV男にハマっていて別れられないっていう設定で、僕はそのダメDV男役でした。
めちゃめちゃ怖い役なのに最後はめちゃめちゃ優しくなってキスしちゃう……。こんな感情の波のあるヤツいないだろうって(笑)。

この間も、『ゴッドタン マジ歌ライブ2020~さいたまスーパーアリーナ行きつきました~』に出演させてもらいました。そこで、秋山の歌の前フリでお芝居をしたのですが、その役も最低でした。

風俗にハマりまくってる男の役で、それも『孤独のグルメ』(テレビ東京)で松重豊さんが演じる主人公・井之頭五郎のテイストで、食堂の代わりに風俗店を吟味していくお芝居をしました。それが思いのほか反響があって、MCのおぎやはぎさんからも「面白かった」と褒められました。

僕はコンビの中でもコント番組でも、プレーンなポジションが多いので、アクの強い役をやることで印象に残るみたい。逆に“ロバートの山本”っぽいことをやっている方が反響が少ないです。
反対に、アクの強い役を馬場とかがやっても、“ありそう”で終わってしまう。ギャップのある役どころが、実は得意なのかもしれません。

自分ではない誰かを演じられるところがお芝居の魅力の一つ。一度は、最低なヤツを演じてみたいです。ロバートのコントでも滅多にない役どころなので。

ロバート 山本博

2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。

趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと
特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育

【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
SHAREFacebook
TWEETTwitter
LINE LINE

Recommend
[ 関連記事 ]