FacebookInstagramYouTube
ロバート山本「V6岡田さんの役のために」有吉反省会で闇営業?指摘され…

撮影 モリサキエイキ

Entertainment

ロバート山本「V6岡田さんの役のために」有吉反省会で闇営業?指摘され…

 ロバートの山本さんが芸人として、パパとしての気づきを綴る本連載。第69回は、ロバート山本さんのエキストラ出演について。

■“ロバート山本闇営業疑惑”も起きた『関ヶ原』

歴史好きだからか、「もし大河にキャスティングされるならどの武将がいい?」と質問されることがあります。でも、自分が“武将”だなんておこがましいです。僕なんか足軽ぐらいがちょうどいい。名も無い端役でいいんです。というわけで、僕はプライベートで、歴史映画のエキストラに何度か参加しています。勉強であり趣味のひとつ、といってもいいかもしれません。以前、日本テレビの『有吉反省会』で、僕が映画『関ケ原』にエキストラとして出演したことが“闇営業”なんじゃないか!?と、秋山や有吉さんにイジられたことがありました。いやいやいや。撮影は朝6時に彦根城集合だから新幹線で前乗りしなくちゃいけないし、結果、映ってないことばっかりだし。おまけに、芸人いたら撮影邪魔かな?とか気にしてても全然誰にも気づかれないし。そして、大前提としてボランティア、つまりはノーギャラなんですから、新幹線もホテルも自腹、どこか闇ですか!?と。なぜ僕がこれをやるかといえば、ただただ歴史が好きだから。秋山から何を言われようとも今後もやめませんよ。それどころか、もうすでに『関ヶ原』以外でもエキストラに参加しています。今年5月公開の映画『燃えよ剣』です。原作が僕も大好きな司馬遼太郎さんの歴史小説。脚本・監督が『関ヶ原』と同じ原田眞人監督。そして主演も『関ヶ原』と同じV6の岡田准一さんで、僕の大好きな新選組・土方歳三を演じるということで、これはもう行くしかない! とエキストラに申しこみました。

■V6岡田さん演じる土方歳三のために、全力で死んでみました

『関ヶ原』以上に凄い現場でしたよ。今度は、なんと朝4時半入り。当然、前乗りです。それなのに、いよいよ新幹線に乗ろうかという20時頃になって「明日はバラシになりました」とメール連絡が来たんです。映画って進行状況がなかなか読めないので、直前でのバラシというのは決して珍しくないんです。「あぁ、バラシしかー。スケジュールあわせてホテルまで取ってたのに…」と思ったら、「別なエキストラを募集します。合否のお返事は22時頃」とまたメールが届きます。22時の合否の返事を待っていたら最終電車には間に合わない。ええい、行っちゃえ! と新幹線に乗り込んで、向かっている車中に合格を知りましたから。もし不合格だったら次の日ひとりで彦根観光になってましたよ。で、僕がもらった役はなんだったか? 着いた現場で言い渡されたのは「旧幕府軍死体」。いきなり僕、死んでました(笑)。もう全身全霊で死体役を演じさせていただきましたよ。早速、朝から撮影スタート。僕が全力で死んでいるそばで、だんだんと岡田さん演じる土方歳三が近づいてきます。おぉ来た来た来たーー!と思っていたら、僕の目の前に音声さんが来たんです。僕が映ってたとしたら音声さんも映るってこと。あーもうこれ、絶対に映んないやつだ!と。まあそう思いながらも、「俺は今、この映画の世界観を作っているんだ」と、徹底して死体役を務めさせていただきました。

撮影 モリサキエイキ

■ご存じですか?「ロクモンジャー」

そのほかにもいくつかのエキストラ役でのシーンをいただいて、必死に「世界観づくり」に参加してきました。なかには「おぉ、今のだいぶ岡田さんと近かったんじゃないの!?」というのもあったけど、それでも岡田さんとの距離、20メートルくらいかなぁ……。映っていたとしてもそうとう小さいと思いますけども、映画が公開されたらぜひ探してみてください。自分にしか絶対にわからないとは思いますけど。こう話すと、「なんでそんな大変なことを、ノーギャラで?」と思われるかもしれませんけども、やっぱり楽しいんですよ。死体役のメイクをされているだけで「うぉぉおお」ってテンション上がりますから。歴史好きにとって、歴史と関われることは、それだけで大興奮です。エキストラ以外でも僕は、はんにゃの金田君ら吉本の歴史好き芸人たちと「ロクモンジャー」というユニットを組んで、定期的にトークライブなんかをやらせてもらっています。もう結成8年目ですから、なかなか息の長い活動になってきました。先日も小田原城でのイベントに呼ばれて行ってきました。ああいうイベントって子どもたちもやってくるから、歴史を面白おかしく語ったり、歴史クイズやゲームで盛り上げる僕らのような存在って意外と重宝されているようで、とてもありがたいです。もっともっと、歴史と関わる活動はしていきたいですね。仕事でも、趣味でも。

あわせて読みたい

玉森裕太さんが黒髪スタイルを披露!「おかえり黒髪」「10年前の玉森くんすぎる」とファン歓喜

Entertainment

2024.11.15

玉森裕太さんが黒髪スタイルを披露!「おかえり黒髪」「10年前の玉森くんすぎる」とファン歓喜

ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
SHAREFacebook
POST
LINELINE