撮影 モリサキエイキ

Comic

ロバート山本の息子が鬼と戦う!?一緒に遊んで感じた息子の勇敢さに涙

 

山本さんが芸人として、パパとしての気づきを綴る本連載。
第73回は、初めての行事で感じた息子の成長について。勇敢に立ち向かう息子さんの姿に思わず涙したのだとか。

■息子、初めての豆まきで泣きながら戦う

少し前のことになりますが、今年の節分に家族で豆まきをしました。
豆まきセットを買ったのは、子どものとき以来。黒いパーカーを着てフードをかぶり、豆まきセットの付録のお面をつけて、息子の前に「うおおーっ」と吠えながら登場しました。

息子は、怖いかぶりものが大嫌い。以前も書いたことがありますが、うちには映画『スターウォーズ』に出てくる毛むくじゃらのキャラクター「チューバッカ」のお面があります。そのお面を僕らがかぶると、息子はこの世の終わりみたいに泣きわめくんです。

豆まきのときも、鬼に扮した僕を見た瞬間、息子はめちゃくちゃビビって、「うあ……ふは……」って声にならない声を上げながら後ずさりました。目には涙がいっぱい。

でも、奥さんが「豆をぶつけるんだよ」って教えたら、「やー、やー!」と必死で歯を食いしばり、怖いのをこらえながら豆を投げてきました。
全身に豆をぶつけられた僕は、仕事で培ったリアクションを活かして、「うわあああー」と叫びながら退散。負けた鬼を演じきりました。

■自分が最強じゃないとわからせる

親として、息子をわざと泣かせるのは正直きつい……。でも、自分が最強だと思わせずに、天敵をちゃんと作ってあげることって大事だと思うんです。

息子はいま2歳で、自分が最強だと思っています。ほとんどのわがままは聞いてもらえるし、泣けば何とかなることが多い。そういう時期に、鬼は効果的なんです。鬼は泣いたって帰ってくれないから、自分で豆を投げて外に追い出すしかないんですよ。

「子どもを泣かせてかわいそう」とか「それって虐待じゃないの?」とか、色々な意見がありますが、僕はやっぱり印象に残るくらいの怖さが必要だと思っています。あまりに恐ろしくて、トラウマになっちゃうのはダメですけど。

最近、うちの奥さんは、息子が泣いてぐずって手のつけようがないときに「あ、鬼さんくるらしいよ」って言うらしいです。そうすると、散々ぐずっていたのが嘘みたいに、ピタッと泣きやむんですよね。
子どもの成長のためにも、親のためにも、鬼の存在ってありがたいなと思います。

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