FacebookInstagramYouTube
梅雨明けはいつ?2020の予測は?梅雨を決める方法や目安を解説☆

出典:photoAC

Lifestyle

梅雨明けはいつ?2020の予測は?梅雨を決める方法や目安を解説☆

梅雨に入ると、待ち遠しくなるのが梅雨明け。梅雨明けっていつなのでしょう?雷が鳴ると梅雨明けといった言い伝えもありますが、実は梅雨入りや梅雨明けは、これからどんな天気が続くかという予想を元に、気象庁が決めています。梅雨入りした後、週間予報で晴れの日が多くなってきたら、梅雨明けの発表があるのです。ただし時期がはっきりせず発表がない年もあります。

では梅雨が明けるのは、毎年いつ頃なのでしょうか?


 

■梅雨入りや梅雨明けって何月頃に分かるの?

出典:photoAC

梅雨に、はっきりとした定義はありません。
違うタイプのふたつの気団がぶつかるところに発生する前線が雨を降らせるのですが、気団同士の力が同じくらいだと前線の動きがストップし、長い雨になります。
この長い雨が降る時期を梅雨と呼ぶのだそうです。

 

・梅雨入りは6月初旬~中旬になることが多い

出典:photoAC

夏が近くなると、地球の北半球を流れている風が高い山にぶつかり、ふたつに分かれ気団という空気のグループになります。
ひとつは湿った気団となり南から、もうひとつは乾いた気団となり北から日本に近づいてきます。
そして再び出会い、ぶつかると前線が発生!
ふたつの気団は、梅雨前線を挟んでせめぎ合うため天気がくずれる日が続き、梅雨になります。

そのため梅雨入りは毎年、夏が始まる前の6月初旬~中旬頃です。ただし地域によって異なり、沖縄地方では5月には梅雨に入ります。

 

・梅雨が明けるのは夏直前の6月下旬~7月頃

出典:photoAC

およそ1カ月の間、ジメジメした雨の日が多く続きます。
そして、だんだんと晴れ予報が多くなってきた頃に、やっと梅雨が明けたと判断されます。
梅雨明けの時期も地域によって異なりますが、毎年6月下旬頃から梅雨明けの発表がスタートするようです。

ちなみに梅雨前線は北海道地方まで移動することは少ないため、基本的に北海道には梅雨がありません。梅雨入り、梅雨明けの発表があるのは沖縄~東北地方だけなのです。

 

・梅雨は南から北へ向けて順番に明けていく!

出典:photoAC

南からきた暖かい空気をもつ気団がだんだんと勢力を増し、風に乗って梅雨前線を南から北へと押し上げていくと、梅雨が明けていきます。
そのため、梅雨明けは沖縄、九州地方から徐々に始まり、東北地方が最後になります。
梅雨前線の移動するスピードが速いと、全国的に早い梅雨明けになるのです。
ちなみに梅雨の半ば頃に、夏のような青い空が見える日がありますね。これは梅雨の中休みと呼ばれており、梅雨明けではありません。梅雨前線が少し移動すると、本来ならすぐに梅雨空に戻ってしまいます。

 

・2020年の梅雨はいつからなのか予想は出ているの?

出典:クロックスに長靴があるって知ってる?実ははきやすくて機能性◎ @ satoshi_n_326098さん

2020年の梅雨入りは6月中旬頃の地域が多く、平年より遅くなる予想です。
梅雨明けは、沖縄、奄美地方ではほぼ平年並みの6月下旬頃、そのほかの地域では7月中旬~下旬と平年並み、またはやや早いという予想が出ています。

ちなみに2019年の梅雨入りは平年よりも遅い、または平年並みとなり、梅雨明けも平年より遅いという予想でした。

 

・2019年の梅雨入り、梅雨明けの予想は当たった?

結果は、東日本の梅雨入りが平年より早く、西日本は平年より約20日も遅かったという変わった梅雨。これは梅雨前線がなかなか本州あたりまで北上しなかったのが原因で、沖縄や九州南部は梅雨明けが遅くなりました。

予想によると2020年は短めの梅雨シーズンになりそう。予想通りあまり長引かないといいですね。

 

■梅雨入りと梅雨明けの日にちは2種類あった

出典:mamagirlLABO@ heroine__snowさん

梅雨入りや梅雨明けは5~7月に発表されます。ところが、テレビの天気予報などで9月頃にもう一度発表されたのを見かけて、疑問に感じたことはありませんか?実は梅雨入りと梅雨明けの日にちには“速報値”と“確定値”があるのです。

・みんなの注目度が高いため速報値が発表される

出典:photoAC

梅雨のシーズンは、大雨によって災害が発生しやすくなります。また農業において梅雨は、夏に必要となるたくさんの水を蓄える大切な役割などもあるんです。曇りや雨の日が多くなるため、洗濯物が乾かないと悩むことも増えますよね。
そのため、「いつから梅雨入りするのか」「いつ梅雨明けするのか」は早く知りたいところ。そこで、目安になるのが速報値です。速報値は、これまでの天気と1週間先までの天気予報を元に、梅雨入りや梅雨明けの日にちを予想した速報値が発表されています。

・毎年9月頃になるとひっそりと出される確定値

出典:photoAC

気象庁では春~夏にかけての天気を振り返って、梅雨入りと梅雨明けを確定させる作業をしています。そして、毎年9月頃に梅雨入りと梅雨明けの日にちを確定値として、もう一度発表するのです。ときどきひっそりとメディアでも取り上げられていますが、速報値の方が大きく報道されるので、あまり話題にはなりません。しかし、正式な梅雨入りと梅雨明けの日にち=確定値なのです。

・気候の変動によって日にちがずれることもある

梅雨は自然現象なのでシーズンの判断は難しく、年によっては速報値から大きく変わっていることもあります。2019年の関東地方の梅雨明けは、速報値では7月29日でしたが、確定値は7月24日頃でした。2020年の梅雨は、速報値と確定値を比べてみるのもおもしろいかもしれません。

 

SHAREFacebook
POST
LINELINE

Check it out!

  • 今日の星占い
  • 夏休みの子どものランチ問題を解決!【そうめんアレンジ】人気レシピ!
  • 【気になるママのお仕事事情】私はこうして育児と仕事を両立しています!
  • 毎日更新!脳トレクイズに挑戦しよう
  • 「日焼け対策と時短美容の両攻め!」夏ランを楽しむアイテムを紹介!

Ranking
[ 人気記事 ]