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子どもの有り余った体力どうする?ロバート山本が伝授する室内トレーニング

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

子どもの有り余った体力どうする?ロバート山本が伝授する室内トレーニング

山本さんが芸人として、パパとして、気づきを綴る本連載。

第83回は、親子でできる室内トレーニングについて。
運動保育士の資格を持つ山本さんが、マンションでも音を気にせず、子どもをしっかり疲れさせることができるトレーニング方法を教えます!

■家の中で子どもを疲れさせるには?山本家の遊びの工夫

外出するにも不安があるいま、外で目一杯遊べない子どもたちは、体力を持て余しています。うちの息子も、外出自粛中は家の中で暴れ回っていました。でも、うちはマンション住まいのため、隣近所から苦情がこないかハラハラ……。

できるだけ音を立てずに、子どもを楽しませるにはと考えて、僕が編み出した遊びの工夫を、いくつか紹介したいと思います。

一つ目は、「くっつき虫」。僕が歩くのをジャマしようとして、息子が脚に抱きついてきたら、「怪獣さんに振り落とされるなよ〜」って言いながら、大股で家の中を歩き回るんです。
息子は、振り落とされないように、腕にギュッと力を入れてしがみつく。20分もそうしていると、お互いにヘロヘロになって、一緒に床に寝転びます。

二つ目は、「人間鉄棒」。床に膝を曲げて座って、肘を膝に乗せて支え、二の腕を鉄棒のようにまっすぐ組みます。息子はその腕に、ぶら下がったり、器用にクルンと前回りしたりします。

三つ目は、タオルを使った「バンブーダンス」。タオルを細く巻いて床に置き、そのタオルを踏まないように、右、左、右、左とジャンプさせます。親が手を持ってあげることで、床に伝わる衝撃が少なくなりますし、誤ってタオルを踏んでしまっても、転んでケガをすることがありません。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

山本博 (ロバート)(@yamamotohiroshipapa)がシェアした投稿 -


■大人のほうがキツい!寝ないときの「クマさんハイハイ」

夜中まで体力が有り余っていて、どうしても寝ないときは、「クマさんハイハイ」をさせます。

普通のハイハイって、膝を床につけて歩きますよね。そうではなく、膝を伸ばした状態で、足の裏を床につけて歩くのが、クマさんハイハイ。「クマさん、クマさん」って言いながら、家の中を散歩させるんです。

最初は普通のハイハイで家の中を一周し、「じゃあ、次はクマさんになろう」と言って、クマさんの体勢になるのが僕たちのルーティン。最初はキャッキャッとはしゃいでいた息子も、三周もすれば、「へー、へー」なんて息を吐いています。

もちろん僕も一緒にやるんですけど、体大きい分、大人のほうがキツい! でも、ここで負けたらダメだと自分に言い聞かせて、ゼーハー言いながら息子を先導していきます。

クマさんハイハイは、ほどよく疲れるだけでなく、自分の体重を手で支える「支重(しじゅう)」が鍛えられるのもいいところ。
支重が鍛えられると、手を伸ばした状態で自分の体重を支えなければいけない鉄棒や、両手で自分の体重を支えなければいけない跳び箱などのスポーツで、力を発揮できます。

■子どもの「見て!」は褒められたいサイン

息子を疲れさせるために、色々な工夫を重ねていますが、結局、一番いいのは、長い距離を歩かせたり走らせたりすること。最近は、人通りの少ない時間帯を見計らって、息子と一緒に散歩に出かけています。

「車がくると危ないから、パパの手を握っているときだけ走っていいからね」というのが、散歩に出るときの、僕と息子の約束。
息子は道路に出るなり、「走ろう、走ろう」と言って、僕の手を引っ張ります。それは多分、走るたびに、「走るのが上手だなぁ」って僕に褒められるから。
しかも、スピードを上げて短距離を駆け抜けるんじゃなく、ゆっくりとしたペースで長い距離を走らせる。「走る時間が長ければ長いほどすごい」と言っているから、なるべく長く走って、自分のすごさを僕にアピールしようとするんですよ。

「まだ走れんの!?すごいねー」って僕がびっくりしてあげると、どこまでも走り続けます。自分もその分走ってあげないといけないですけどね。

走るのが好きというよりも、褒めてもらいたいんですよね。「パパ、見て!」っていうのは、褒めてほしいサイン。外出自粛中に、家の中で遊べる子ども用のトランポリンを買ったんですが、息子はジャンプしながら、ずっと「見てー、見てー」って叫んでいます。俺はこんなに跳べるんだぞとドヤ顔(笑)。

そういう「褒めてほしい」を利用して、お手伝いをさせることもあります。「雑巾がけレースするぞ」と言って、僕が乾拭きした後、「交代」ってバトンタッチして、フローリングを水拭きさせるんです。

「おおー、パパより速い!」って褒めると、汗びっしょりになりながら、一生懸命掃除してくれます(笑)。疲れるし、家の中もきれいになるし、一石二鳥です。
 

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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