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息子に“あつ森”を与えたら…思わぬハプニングにロバート山本がツッコミ!

Entertainment

息子に“あつ森”を与えたら…思わぬハプニングにロバート山本がツッコミ!

山本さんが芸人として、パパとして、気づきを綴る本連載。

第85回は、子どもの感性の高さや成長の早さについて。
子どもならではの発言や行動は、時に大きな感動を与えてくれます

■木漏れ日を見ていた……時にうらやましくなる子どもの感性

息子と2人で散歩をしていたとき、息子が急に立ち止まって、空をずっと見上げていたことがありました。

「どうしたの?」「ほら、写真を撮るよ」って声を掛けても、空を見続けている……。何がそんなに気になるのかなと思って、僕も空を見上げてみたんですが、特別変わったものはないんです。

そのときふと思いついて、息子と同じ目線から空を見上げてみたら、答えがわかりました。僕らの頭上にある木の枝が風で揺れて、葉のすき間から木漏れ日がこぼれていたんです。

息子にはきっと、光がパラパラ見えるのがおもしろかったんでしょうね。僕ら大人にとっては気に留めない風景でも、息子にとっては新鮮。子どもならではの感性が、ちょっぴりうらやましくなりました。
 


 

■ドラマ、アニメ、YouTube。何でもマネしたがるお年頃


息子を見ていると、日常のささいな瞬間に「これは、大人にはマネできないな」って思うことがあります。

例えば、外国人の子どもがおもちゃを紹介する動画をYouTubeで見ているとき。英語なので、僕は全く聞き取れないんですけど、息子は言っていることをすぐにマネしてみせるんです。練習しなくてもシャドーイングができている。
どこで覚えたのかわからないけど、「スリー、トゥー、ワン、ゴー!」ってカウントを取るのにハマっていたこともありました(笑)。

テレビでドラマやアニメを観ているときも同じ。気に入った話を繰り返し見て、何分、何秒にどういった動きが出てくるのか全部把握しているんです。

例えば、『麒麟がくる』の合戦シーン。たとえテレビ画面を見ていなくても、音に合わせて口と体が勝手に動くんです。次のシーンの流れを、完璧に覚えているんですよね。
でも、マネするのは、なぜかやられる役ばっかり(笑)。刀で切られたり、ダイナミックに坂を転げ落ちたりする動きが、息子の目にはおもしろく映るんでしょうね。
 

■息子のゲームセンスが時々刻々と進化中!


息子は7月に3歳になり、遊び方や興味を示す対象が、以前とは変わってきました。最近は、テレビゲームに興味津々なので、僕のニンテンドースイッチを貸して、ファミコンなど昔のソフトで遊ばせています。

びっくりするのは、ルールの把握の早さ。ABボタンと十字キーだけで遊べるレトロゲームは、ちょっと遊べば、すぐに操作を覚えてしまいます。

武器を拾って戦う対戦型のゲームや、右に進んでいくタイプのアクションゲームなどもこなし始めています。僕は何も教えていないのに、「このボタンでジャンプするんだ」とか「このボタンでパンチをするんだ」とか、遊びながらどんどん覚えていくんですよね。

春頃に「あつまれ どうぶつの森」で遊ばせたときは、僕と奥さんが何時間もかけて貯めたお金(ベル)をあっという間に使っちゃって、「おい!」って言いそうになりました(笑)。

子どもは勝手に成長すると言うけど、「いつの間にこんなにできるようになったの?」って驚くことばかり。このままゲームセンスが伸びていけば、息子と一緒にポケモンバトルや非対称型対戦ゲームができる日も、そう遠くないかもしれません。
 

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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