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元アイドルから職業ママライバーに! 忘れていた美意識を取り戻した【ママライバーインタビュー⑪】
mamagirl編集部がエージェンシーとなり、ママライバーの配信活動を応援しているのをご存知ですか? 活躍しているのは【mamagirl公認ママライバー】として所属する全国のママたち。彼女たちがどんなきっかけでライバーになり、どんな体験をしているのか。さらにライバー活動と育児・家事の両立テクや、はたまた副業になるってホント?なんてことまで、編集部が直球で聞いちゃうインタビュー連載です!
2歳&0歳男の子のママライバー・kaaさんの1日は?
今回クローズアップするkaaさん(26歳)は、2歳と0歳の男の子ママ。ライバー歴は約9ヵ月で、「mamagirl award 2024」では、アパレルブランドの「mite賞」を受賞した人気ライバーです♪ まずは、平日のルーティンをチェック♪
まだまだお子さんが小さくて大変な中、早朝&お昼配信を行うkaaさん。どうやって時間をやりくりしているの? なぜ早朝なの? 気になる疑問をぶつけました!
産休中にライバーデビュー! おうちで働けるのは産前産後のママにもありがたい♡
―ライバー歴9ヵ月ということは、妊娠中にライバーデビューしたのでしょうか?
kaa:はい、下の子妊娠中に配信を始めました。途中、臨月から産後3ヵ月くらいまではお休みをしていて。今は復帰して3ヵ月ほど経ちました。
―復帰が早くてパワフルですね! ライバーに興味を持ったきっかけは?
kaa:憧れていたママモデルさんが、「ライブ配信を仕事にしている」と言っていたことです。ライバーってなんだろう? と調べるようになって。するとSNSでもミクチャの広告が出てくるようになり、「在宅でもできる」「子どもと一緒にできる」という点に惹かれましたね。
私は産前、某飲料メーカーの訪問営業をしていたのですが、歩合制だったので、休んでいる間はお給料が出なくて。妊娠中お腹が大きくなるにつれ、なかなか働けなくなってきたので、ライバーに挑戦しました!
―元々、人前でお喋りすることは得意ですか?
kaa:実は、16歳から20歳まで地元で地下アイドルをしていたこともあり、お喋りは得意です♪ ライブの物販などでファンの方とお話ししていたので。
―アイドル、営業、育児、ライバーと、若くして色々なことを経験されていますよね。
kaa:「やってみたい!」と思ったら勢いよく飛び込んじゃうタイプかもしれないです。アイドルも、親友と2人で夢を追って応募して、そのまま2人で活動していました。
―ちなみにアイドル復帰は…?
kaa:それはしないですね~(笑)。当時は青春を捧げて本気で活動していましたが、20歳を目前になんとなく現実が見えてきて…。これからは普通の生活をしたいと思って引退しました。今はライバーとしてがんばっています♡
最後だと思って挑んだmamagirl award 2024。これからもライバーを続けるきっかけとなった!
―ライバーになる前後でどんな変化がありましたか?
kaa:美意識が上がりました。ライバーになる前は育児も忙しかったし、営業のお仕事中もマスクが基本だったので、毎日ばっちりメイクをしていたわけではありませんでした。なんなら自分の見た目を気にすること自体を忘れていて。でも、今は画面越しに自分を見てくださる方がいますし、他のママライバーさんもかわいい方ばかりなので、私もがんばろうって思えています。
―元々メイクやおしゃれは好きだったはず…ですよね?
kaa:そうですね。でも、ママになってからは鏡を見るのも朝、洗顔をする時くらいでした。夫とも長い付き合いなので、誰かに「かわいい」と言われることもなくなっていて(笑)。
今では、リスナーさんに褒めてもらえることがうれしくて、モチベーションになっています♪
―ファンの方はどんな方が多いですか?
kaa:私の場合、男性も多いですね。あとはママライバー同士のつながりもあります。例えば、イベント参加中でも時期によっては子どもが感染症に罹ってしまい、配信が思うようにできないこともあります。そんな時、他のママライバーさんも同じ状況なことも多くて。配信の代わりに投稿した動画にコメントなどをして応援し合うこともありますよ。
―どうやってファンの方を増やしていったのでしょうか?
kaa:始めて1ヵ月は、アプリ起動後の画面の「人気枠」に載りやすいので、とにかく配信の回数を増やして、人に来ていただくようにしていました。ただ、次男の出産時はミクチャを何ヵ月も開いていなかったので、復帰後、当時のファンの方たちはいなくなってしまい…。そこからは自分の配信をがんばるだけでなく、似た雰囲気のライバーさんに枠周りに行って交流をして、地道にファンを増やしていきましたね。
―産後はただでさえバタバタなのに、またイチからファンを増やしていくのは大変ですよね。
kaa:そうですね。ファンの方がいなくなってしまい、いつ配信してもずっと人がいない状態が続いて、メンタル的にも沈んでしまいました。実は、ライバーをもう辞めようと思っていたほどなんです。でもそんな時、マネージャーさんから「mamagirl award 2024」のイベントに誘っていただき。なので、もうこれが最後! という気持ちで挑んだんです。
実際、イベントに本気で取り組んだら、またファンの方も増えて、配信がまたすごく楽しくなってきて。しかもmite賞までいただいて、かわいいお洋服も届きました♡ がんばりが認められた気がして、やっぱりこれからも配信を続けようと思えて、今に至ります。
ライバーとして個人事業主に。長男が保育園に行っている時間帯に配信中
―kaaさんが思う、ライブ配信の面白さや魅力を教えてください。
kaa:やればやるだけ成果が出ることです!もちろん、最初にファンの方がついてくださるまでは大変でしたし、配信になかなか人が来ないこともあります。ずっと良い時が続くわけではないですが、続ければ成果につながると感じます。
―ライブ配信を始めたことで、家事・育児に影響はありましたか?
kaa:充実した1日を過ごせるようになったと思います。私の場合、子どもがまだ寝ている朝5時半からと、昼の11時半からを固定配信にしているので、その前後で家事をして…と、メリハリをつけた生活をしています。
特に長男は「構ってほしい」時期なので、長男が保育園に行っている時に配信ができるよう調整しています。ライバーとして個人事業主の申請をしたこともあり、仕事としてライブ配信をしています。
ーだいぶ朝型の生活ですね!
kaa:そうですね。でも、夜も遅くても24時までには寝ていますし、子どもの寝かしつけと一緒に21時に寝ることもあります。ただ、次男の夜泣きがまだあり、夜中2時~3時頃に対応することも。そういった時はちょっと寝坊もして固定配信の時間が遅れてしまいますが、リスナーさんも優しく受け入れてくれるので、うまく両立できています。
―配信を始めて、家族からの反響はありましたか?
kaa:夫はSNSに疎くて、InstagramもXもやらないような人なんです。だから、そもそもライブ配信のことをよくわかっていなくて。最初は「配信って危なくないの?」と、心配していました。でも、きちんと報酬がでることを説明したら、それは仕事と一緒だねと納得してくれて、応援してくれるようになりました。
ただ、仕事であっても家族の時間は第一。夜は配信をしないようにして、仕事と家庭のバランスをとっています。
ライブ配信のおかげで、全国にママ友が!?
―ライバーをやっていて良かったと感じる時は?
kaa:ママライバー同士がママ友のような関係になれていることです。私、リアルではママ友がいないんです。でもママライバーさんとは、育児と配信の両立の大変さを共有し合えているなと感じます。仲の良いママライバーさんが「忙しくて今日は配信休みます」と言ったら応援もしますし、その逆もあります。ママライバー同士支え合っている感覚がありますね。しかもそれが全国いろんな場所にいるのも面白いですよね。
あとは、ファンの方に応援していただけることで自己肯定感が高まることですかね。
―これまで参加して良かったイベントは?
kaa:やっぱりライブ配信を続けるきっかけになった「mamagirl award 2024」はハズせません! このイベントのおかげで「ライバーを仕事にしよう」という意識の変化が起こりました。
―うれしいです! では、これからはイベントにも積極的に参加する予定ですか?
kaa:ガンガン出てきたいと思っています! 以前、mamagirlのイベントで行っていた服のプロデュースなど、日常では味わえない体験が特典であるものに、挑戦していきたいです♪
―では、ライブ配信の魅力をまだ始めていないママに向けてどうぞ!
kaa:ライブ配信は、自分でスケジュールを組めることがママにとってうれしいポイントです。子どもが熱を出した時でも自由にお休みできますし、「会社休まなきゃ!」のストレスがなくなります。幼い子がいるママさんこそオススメです!
―最後に、ライバーとしてのこの先の夢を教えてください!
kaa:まずはミクチャの広告に載ることが目標です。あと、mamagirlのイベントに入賞もしたいし、大型ビジョンや雑誌などに載ることも憧れます! 決して簡単ではありませんが、普通の生活をしていたらできないことが叶えられるのがミクチャです。これからもライブ配信、がんばります!
★取材後記★
一度配信を休んで、その後辞めてしまおうかとまで考えていたkaaさん。それが今では個人事業主として、毎日楽しく配信をされています。そう、たとえ休んだとしても、いつでも復帰できて、いつからでもトップライバーになれるのが、他の職業にはなかなかない、ライブ配信の手軽さ。産前産後、何か仕事がしたいと感じたら、まずはライブ配信から始めてみてはいかがでしょうか?
▼ミクチャのプロフィールはこちら
https://mixch.tv/u/17638672
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菱山恵巳子
1991年生まれのライター・コラムニスト。エンタメからビジネスまで、執筆ジャンルは多岐に渡る。恋愛漫画の原作も手掛ける。2016年に出産、男女の双子を育てる母。男性アイドルウォッチャー。Twitter:@kaerita_i
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