
撮影/mamagirl編集部
Entertainment
親子でハマる人続出♡ 4年連続MVDのDリーガー・TAKUMI「好き」を貫いて夢をつかむまで
「子どもと一緒に夢中になれる”推し”がほしい!」そんなママにおすすめなのが、日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」。ダンサーたちの本気のパフォーマンスに、大人も子どもも思わず釘付け!今回はmamagirl注目のDリーガー・TAKUMIさんに直撃しました!
TAKUMI プロフィール

2000年5月19日生まれ、福島県出身。9歳の頃まで野球一筋。2011年の東日本大震災によって、外出自粛の中、屋内でできるスポーツを探したところダンスと出会う。バトル、コンテスト両方で数多くの全国大会優勝経験をほこり、「NY アポロシアターアマチュアナイト」では自身の振り付けで月間百点満点優勝をするなど海外でも活躍。
D.LEAGUEでは「D.LEAGUE 22-23 SEASON」のCYPHER ROUNDで最高得点を叩き出すなど圧倒的な存在感を出すほか「D.LEAGUE 22-23 SEASON」より4年連続の「MVD OF THE YEAR」を受賞。2023年3月早稲田大学法学部卒業。LDH史上最大オーディション「iCONZ 第二章」より結成されたグループ「THE JET BOY BANGERZ」にも所属。
野球少年がトップダンサーに!「好き」を伸ばしてくれた家族の存在
D.LEAGUEの選手=Dリーガーの中でもmamagirlが注目したのは、25-26シーズンの「MVD OF THE YEAR」を受賞したTAKUMIさん。ダンスチーム「CyberAgent Legit」のリーダー、そしてLDH所属「THE JET BOY BANGERZ」のパフォーマーとして活躍する人気ダンサーです!
野球少年だった子ども時代から、トップダンサーになるまでの道のり、家族の支え、そして夢中になれることの大切さについて伺いました!
ーー子どもの頃、野球少年からダンスの道へ転換したそうですね。
TAKUMI:はい。東日本大震災によって所属していた野球チームの活動が休止になったことがきっかけです。大好きな野球が続けられなくなった時に、ダンスと出会い、のめり込んでいきました。
ダンスを始めても、野球が好き!スポーツが好き!人に負けたくない!という気持ちはずっと継続したままで。だからダンスでも負けた時は人一倍悔しがっていました。周りのキッズダンサーに比べ、ダンスを始めた時期が遅かったので、県外の大会に出ても自分だけ負けることもあったんです。「絶対に勝ちたい!」という想いがあって好きなダンサーさんの動画を見たり研究したりして、どんどんハマっていきましたね。
ーーダンスに奮闘する中で、家族からはどんな支えがありましたか?
TAKUMI:やりたいことを全力で応援してくれる両親でした。県外の大会に出場すると、小学生でも帰宅が23時頃になってしまうんです。しかもアドレナリンが出ているから、その時間からでも練習がしたくて、家で踊り出しちゃうような子どもで。それでも「早く寝なさい」と怒られたこともなかったし、見守ってくれていました。極め付きが、「そんなにダンスが好きなんだったら」と、自宅のスペースの一部を鏡張りにしてくれたんです!建築士の父が自らリフォームしてくれて、本当にありがたかったです。
夢中になれることを続けるために大切なこと
ーーダンスチーム「CyberAgent Legit」のリーダー、ダンス&ボーカルグループ「THE JET BOY BANGERZ」のパフォーマー、それぞれ両立する中で壁にぶつかることは?
TAKUMI:そうですね…。これまでの人生を振り返ると、最初からうまくいった経験ってあまりなくて。逆に「壁にはぶつかるものだ!」と思って生きている節があります。
ぶつかった時は、目標と、それに対する自分の現在地を確認して、どのくらい努力したらそこにたどり着けるかをめちゃくちゃ解析します。そして、とにかく諦めない!
とはいえ、アーティスト活動の方は、正解があるものではありません。求められることに縛られすぎて「ああしないと、こうしないと」と焦るとブレてしまうので、「好きだから楽しんでいる!」という気持ちを結構大切にしています。
ーー煮詰まっちゃう時はありますか?
TAKUMI:ありますね。そういう時は、おいしいご飯を食べて切り替えています(笑)。お寿司とか、和食とか、自分に対してご褒美を定期的に与えて切り替えて、また高い壁に向かっていく感じです。
ーーパフォーマンスをする上で、大切にしているモットーがあれば教えてください。
TAKUMI:ダンスは仕事でもあるので、色々な責任もあります。でも、モチベーションはやっぱり「踊る楽しさ」にありますね。何かのためにや、評価のために踊るというより、「自分はこういう踊りがしたいから」という気持ちを忘れずにいたいと思っています。
「好きに踊っていい」子どもだからこそ大切にしてほしいこと
ーーダンスを始めたばかりのキッズたちへアドバイスをお願いします!
TAKUMI:スクールだと「こうしなきゃいけない」とか「型を大切に」とか言われることが多いと思います。でも、あまりそれは気にしないで好きに踊った方が良いですよ!基礎は大人になってからも身につくし、続けていったらできるようになるので。それよりも好きに踊って自分のスタイルを見つける方が大事かな。
僕は子どもの頃、海外のダンサーの真似をして踊っていたので、日本だとあまり良しとされない基礎からちょっと外れた踊り方をしていたんですね。それを見た当時のダンスの先生が「外国っぽくて良いね!」と受け入れてくれて。その言葉によって自信が持てて、今のダンススタイルに繋がっています。
ーー素敵な先生ですね。その先生とのやりとりはTAKUMIさんが何歳ぐらいの時でしたか?
TAKUMI:小学6年生くらいだったと思います。ダンスを始めたての頃だったからこそ、縛られずに踊れたっていうのもありますね。なんで海外のダンサーが好きだったのかは自分でもわからないんですけど、そういう踊り方にハマって、それが個性になりました。
負けても前を向く理由。だから応援したくなるDリーガーの世界
ーー5月末に行われた、D.LEAGUE 25-26の年間優勝を決めるCHAMPIONSHIPで、TAKUMIさんが所属するCyberAgent Legitは3位という結果に。TAKUMIさんの「絶望と希望の1日だった」というコメントが印象的でした。
TAKUMI:1年間全チーム、全Dリーガーが本気で取り組むリーグ戦において、努力量ってどのチームも多分あまり変わらないと思うんですよ。でも一瞬で評価が決まって、片方が成功、片方が失敗という勝負の世界は残酷ですよね。僕のチームは3位という結果で負けてしまったので、今までの努力が水の泡になった感覚をあの一瞬感じてしまって、「絶望」という言葉を選びました。
でも、僕たちはかつて最下位を経験したこともありますが、「D.LEAGUE 24-25 SEASON」では優勝をしました。今年は他のチームでもすごく飛躍がありました。「続けていたら希望がある」ということをD.LEAGUEは証明してくれるので、そういった意味で「希望」だと語りましたね。
ーーあれから1カ月経ちましたが、新たな目標や心情の変化は?
TAKUMI:シーズン中は努力している最中なので、この努力をどうやって勝利に結びつけようかということを考えていますが、オフシーズンの今は、落ち着いて一歩引いて自分の活動を見ることができます。D.LEAGUEがもっと注目されるためにどんなアプローチが必要なのか、勝敗の先にどう届けるか、ということを考えていますね。

「D.LEAGUE 25-26 AWARDS SHOW」でCyberAgent Legitが存在感を発揮!
インタビューを実施した6月29日には、シーズンを締めくくる「第一生命 D.LEAGUE 25-26 AWARDS SHOW」が開催。リーグを代表するダンサーに贈られる「MVD OF THE YEAR」をTAKUMIさんが受賞しました!一方で、「自分としては納得はいっていない。来シーズンは賞に見合う活躍ができるよう頑張りたい」(TAKUMIさん)と、次のシーズンを見据える姿が印象的でした。
さらに、CyberAgent Legitのディレクター・FISHBOYさんは、作品づくりを評価する「MOST CREATIVE DIRECTOR」を受賞!「D.LEAGUEが本当に大好き。ファンの皆さんにもリーグ全体を楽しんでほしい」(FISHBOYさん)というコメントからも、ダンスへの深い愛情が伝わってきます。

チームとしても「最優秀オーディエンス賞」を受賞するなど、今シーズンも多くのファンを魅了したCyberAgent Legit。新シーズンでは、どんなステージを見せてくれるのか、ますます期待が高まります!

〈編集後記〉
個別取材での撮影中は、カメラマンのリクエストにも終始にこやかに応え、現場を温かな空気に包んでくれたTAKUMIさん。ステージで見せる圧倒的な存在感とはまた違う、謙虚で誠実な人柄も魅力的でした。インタビューでは、「ダンスが好き」「踊ることが楽しい」という言葉を何度も口にしていたことが印象的。子ども時代のエピソードからは、その“好き”を信じて支え続けたご家族の愛情も伝わってきました。
編集部もすっかり夢中なD.LEAGUE!この記事をきっかけに、ぜひ親子でお気に入りのチームやダンサーを見つけてみてくださいね♪

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菱山恵巳子
1991年生まれのライター・コラムニスト。エンタメからビジネスまで、執筆ジャンルは多岐に渡る。恋愛漫画の原作も手掛ける。2016年に出産、男女の双子を育てる母。男性アイドルウォッチャー。
https://www.instagram.com/emiko_hishiyama/
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