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連載100回!ロバート山本博「やめろ」と言われるほどやりたくなる理由

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

連載100回!ロバート山本博「やめろ」と言われるほどやりたくなる理由

ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、気づきを綴る本連載。
記念すべき第100回目の更新は、2021年のはじまりに相応しい今年の抱負について。

お笑い芸人なのにボクシングを始めたり、やめたほうがいいとアドバイスされたゲームに手をプレーしたりする理由には、山本さんならではの極意がありました。
 

■2021年は「〇〇〇〇」にこれまで以上に力を入れます!

遅ればせながらあけましておめでとうございます。2021年最初のコラムということで、今年の抱負的なことを発表させていただきます。

ちなみに、去年の年始の抱負では、「ボクシングのレフェリーライセンスを取得する」と発表しました。ただ、残念ながらコロナの影響でレフェリー研修も予定通り実施できず、もう少し時間がかかりそうです。こればかりは私一人の問題ではなく、ボクシング協会やボクサーにも影響することなので、地道に行きたいと思っています。

ということで、今年の抱負は、家でできること。お笑いはもちろんですが、youtube「ロバート山本ひろしのゲームチャンネル」の更新に、これまで以上に力を入れていきたいです。

いやいや、本業頑張れよ!と言われそうですが、今やお笑い活動も制限がされている中、半分くらいの仕事がゲーム関係になっています(笑)。どれも僕にとっては大切なお仕事です。コロナ問題などで何も動けない時にもともと好きなゲーム配信をやり続けたら、いろいろなところにお仕事として呼んでいただけるようになりました。むしろちょっと忙しくなったくらいです。

そしておかげさまで、YouTubeゲームチャンネル登録者がまもなく節目の10万人! 頑張ってきてよかったなぁとしみじみ感じます。ゲームそのものも面白いんですけど、ゲームを通してファンの皆さんとやりとりできることも楽しいんです。

もちろん、お笑いライブでもファンの皆さんの「反応」を感じる充実感はありますが、「意見を聞く」というのはなかなか難しい。でも、ゲーム配信では僕自身がいろんな話をできますし、コメント欄やTwitterなどの反応で、「あ、みんなこんなことを考えているんだ」と気づかされることがたくさんあります。

コロナ禍で舞台を踏む機会も限られるなか、ファンの皆さんとつながることができるのは本当に貴重な場です。大切に続けていきたいと思います。

撮影:モリサキエイキ

■「やらなきゃ」ではなく「成長しなきゃ」

ちなみにこのコラム、今回が記念すべき100回目。こんなに続けられるとは思っていませんでしたので、自分でもビックリしています。

ゲーム配信もそうですけど、地道にコツコツ続けることって嫌いじゃないんです。ゲームは特段巧いわけじゃないですけど、ゲーム上級者の皆さんが自分自身の初期の姿を見るような気持ちで、僕の成長していく姿を楽しんでくれている気がします。

何事も飽きずに続けるコツは……なんだろう? たぶん、「やらなきゃ」といった義務感じゃなく、「成長しなきゃ」という考え方を持っていることじゃないでしょうか。もう1ヶ月近く同じゲームをやっていて、こんなに下手なんてダメじゃん!もっと頑張らないと……という感覚です。

たとえば、最近は4年前に発売された『Dead by Daylight』という、「恐怖の鬼ごっこ」と呼ばれるゲームにはまっています。ゲーム好きな人からすると、「え、今更?」と思われるかもしれませんが、周囲と比べて4年も遅い分、もっともっと成長しないと!と思ってやっています。

■いつかみんなに追いつくために、少しだけ先の未来を想像する

この『Dead by Daylight』には、操作の難しく扱いづらい「ナース」というキャラクターがいるんですけど、僕はあえてその難しいナースでプレーしています。

上級者が使ってもなかなかうまく扱えず、心が折れてしまうようなキャラらしいので、まだまだ下手くそな僕が使えば当然勝利は難しい。それでも、とにかく練習に練習を重ねている状況です。

でも、「やめろやめろ」と言われるほど、やりたくなっちゃうんです。そこで大事なのは、目の前の1ゲームに一喜一憂するのではなく、1年後の自分を想像してプレーすること。もう4年も続いているゲームで、自分はまだ4、5か月しかやってない。いつかみんなに追いつくために頑張ろう、と少しだけ先の未来を想像する感覚です。

最初はみんな「やめたほうがいい」「ナースは手を出しちゃダメ」といったコメントばかりだったんですけど、最近はすごく応援してくれるようになりました。

これって何かに似てるなぁと思ったら、ボクシングなんです。最初は、プロボクサーになる・試合をやるといっても、「やめたほうがいい」「無謀だ」という声もありましたけど、僕が毎日毎日黙々と練習していると、だんだんみんなが応援してくれるようになりました。

こんな風に、自分のなかであえて難しいこと・大変なこと・時間のかかることに挑んでみたいというのが自分のなかにある性分なのでしょうか。というわけで、2021年も挑戦する山本博をどうぞよろしくお願いいたします。
 

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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