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ロバート山本、細かいルール知らないけどゴルフ部員…入部動機に驚愕

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

ロバート山本、細かいルール知らないけどゴルフ部員…入部動機に驚愕

ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。
第123回目はゴルフについて。久々の明るいニュースをもたらした松山英樹選手。実は山本さんもその昔、ゴルフ部員だったのだとか。
 

■こう見えて、高校時代は「ゴルフ部」でした

今年は松山英樹選手がマスターズで優勝したり、笹生優花選手が全米女子オープンで史上最年少優勝したりと、日本人ゴルファーの明るい話題が続いています。ゴルフを始めてみたい、という人も一気に増えているようです。

実は何を隠そう、僕は高校時代の部活が「ゴルフ部」でした。といっても、在籍していただけの存在で、ゴルフの細かいルールなどもわかりません。

もともと高校ではアルバイトに打ち込みたいと思っていて、当時の将来の夢が「板前」だったこともあって、回転寿司の店でバイトに励んでいました。

ただ、高校の決まりで必ずどこかの部には在籍しないとダメ、ということになり、一番暇だと評判だったゴルフ部に入っただけなんです。

ただ、「暇そう」以外にももうひとつ理由がありました。僕の親父対策です。昔から親父は「いつかお前とゴルフがしたい」が口癖なほどゴルフが大好きで、小学生のときからよく、親父の打ちっぱなしに付き合わされていました。僕がやりたいと行って行くわけではなく、親のために付き合ってるだけの時間だったんですよね。めちゃくちゃ指示してくるし辛くて辛くて。

でも、そんな親父だからこそ、「高校はゴルフ部にしようかな」と言ったら大喜びでした。それ以来、打ちっぱなしにも無理矢理連れていかれることもなくなり大成功。だからといって、このゴルフ部は何か練習するわけでもはく、顧問の先生の打ちっ放しに付いて行って球拾いするだけ。その間、他の部員とずっとしゃべっているだけ。なかなかの部活でした。
 

撮影:モリサキエイキ

■山本博、華麗なるテニス部時代

今にして思えば、親父も僕をプロゴルファーにして一攫千金を狙っていたのかもしれません。僕に向けるゴルフの熱量が凄まじくて、それが嫌でゴルフを逆に遠ざけるようになってしまった部分もありますね。

だから、「親父と一緒にコースを回る」という夢もまだ叶えてあげられないまま。そんな僕だから、松山選手や笹生選手の快挙について、何かを語る資格もありません。

芸能界といえば、ゴルフ好きが多いです。よくお誘い受けることもあるんですが、全く出来ないのでお断りしています。

ちなみに、高校でなんちゃってゴルフ部に入る前、中学時代はというと、ソフトテニス部に入部しました。小学生のときから夢中だった野球部も考えたんですけど、「一年生は玉拾いしかやらせない!」って顧問の先生の言葉を信じてしまい断念したんです。

多分そんなことないんです。そういう気持ちで来いよ、ということだったと思うんですけど、俺は単純だからその言葉を本気で受け取ってしまったわけです。

そこで、僕の兄もやっていたソフトテニス部に入部しました。意外と筋がよかったみたいで、地域選抜に選ばれて合同練習会に参加するくらいの実力はありました。といっても、名門校の選手にはまったく歯が立たなかったですね。テニスは短パンのユニホームなのですが、パンパンになるほどでっかいお尻の学校には歯が立たなかったですね。

■硬式テニス部で「お前、ふざけてるのか?」

そんな僕でもソフトテニスでいくつかの賞をいただき、高校もテニスきっかけで入ったようなもの。そのため、実はゴルフ部よりも先にテニス部に在籍していました。

では、なぜテニス部にそのまま残らなかったのか。高校にはソフトテニス部がなく、硬式のテニス部しかなかったんです。

軟式テニスと硬式テニスって、同じ「テニス」という競技なのに打ち方がまったく違うんです。軟式のゴムボールに適した打ち方だと、硬式ボールはうまく打ち返せず、場外にばかり飛んでいってしまう。顧問の先生に呼ばれて「お前、ふざけてるのか?」と言われ怒られたくらいですから。

さらに、「もしかしてお前、軟式やってたのか?」と言われ、「はい」と答えると、「ダメだよ、軟式なんかやらないほうがいいんだよ」と言われてしまい……。いやいや、そんなこと先生がいいます?しかも軟式やらないほうがいいなんてスポーツあります? 野球もそうですけど、硬式は子どもにはまだ早いから、軟式で基礎を学んでいずれ硬式に、というものじゃないですか。

でも実際、テニス未経験者のほうが1カ月くらいで上手くなってしまい、僕は軟式のクセが抜けず、中学夢中でやってきたことはなんだったんだろうと、情熱が冷め結局テニス部は辞めることに。そのあと、バイトをするためにゴルフ部に流れ着いたわけです。

自分が学生時代、野球、テニス、ゴルフは中途半端になってしまった後悔もあるため、ボクシングでは定めた目標を目指して頑張れた気がします。
 


撮影/モリサキエイキ 構成/オグマナオト 企画/mamagirlWEB編集部
 

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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