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ロバート山本が挑戦「パパジャニWEST」後日談、桐山さんのスゴ技に驚き

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

ロバート山本が挑戦「パパジャニWEST」後日談、桐山さんのスゴ技に驚き


ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。
第126回目は山本さんがゲスト出演した『パパジャニWEST』(TBS系)での後日談について。
そして、山本さんが驚いたジャニーズWESTの桐山照史さんのスゴ技とは?
 

■「抜き打ち芸能人パパ力検定」に挑戦

我が山本家では、普段の食事は奥さんが作ってくれます。だから、もし奥さんが体調を崩してしまったときにどうするか、というのは切実な問題です。
 
まあ、おかげ様でというか、我が奥様はとても丈夫でらっしゃるので体調を崩したことはほとんどないんですが、奥さん忙しい時などたまには僕が料理を作るんですが、ナポリタンかペペロンチーノ、オムライスくらい。
 
あとは、鉄板焼きを使って焼き肉にしたりお好み焼きにしたりと、奥さんじゃなくても自分でも焼いたりできるような。とても「料理」とは呼べないような簡単シンプルなものばかりで、別に病み上がりだからこのメニュー、というのはおじやくらいしかないです。
 
そんな僕が「もし病み上がりに料理を作ることになったら」というお題を出されました。ジャニーズWESTの冠バラエティ『パパジャニWEST』(TBS)の「抜き打ち芸能人パパ力検定」という企画で、「病み上がりレシピ」のお題に挑戦させていただきました。
 
僕の場合、病み上がりといえば「お粥」。そこで思いついたのが、京都の劇場「よしもと祇園花月」のそばにある、麒麟の川島さんに教えてもらった料亭のお粥。これが本当に美味しいんです。やさしくて旨味あふれるお粥で、九条ネギと食べるラー油がアクセント。あれを作りたい!と再現してみることにしました。
 

撮影:モリサキエイキ

■料亭のお粥以上に沁みた審査員の優しさ

再現といっても、レシピを教わったわけじゃありません。味を思い出して、想像して作っていくわけなんですけども、まず九条ネギがない! そもそも、事前にメニューは決まってなくて、お題を出されてその場にある材料や調味料で作ってください、というものだからです。そりゃ、京都特産の九条ネギがあるはずもないですよね。もちろんラー油もない。
 
調理時間30分のうちほとんどが、ネギをどう切れば九条ネギっぽくなるか、ということと、お鍋でご飯を煮るだけで終わり。あの味に寄せようと思っても絶対に何か足りていない。そりゃそうですよね。塩炊きだけであの美味しさが出るわけがない。
 
そのときの審査員のひとりが、ファッションモデルの高橋ユウさん。ただ、僕らは別室で料理を作っているので、審査員が誰かなんてわからないんです。
 
ただ、料理しているときに、審査員のリアクションの「えー!」「なにそれー!」といった声はかすかに聞こえてくる。ただ、それが誰の声かはわからない。そんな状況で後日、別番組で高橋ユウさんとお会いしたとき、「先日はご馳走様でした」と言われてビビりました。「え!? 俺、高橋さんと何したっけ?」と。

自分がモデルさんとご飯に行くわけがないし、行ったら絶対に覚えてます。よくよく考えて、「あ、あのときの審査員か!」とわかって申し訳なくなりました。「ただしょっぱいだけのお粥を食べさせてすみません」と。それでも笑顔で挨拶してくれた高橋ユウさんの優しさが料亭のお粥以上に沁みましたね。
 

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