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ロバート、インパルス、森三中……我ら東京NSC同期たち!

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

ロバート、インパルス、森三中……我ら東京NSC同期たち!

ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。
第132回目は、ロバート、インパルス、森三中を輩出した東京NSC4期について山本さんが振り返ります。4期はすごいぞ!
 

■ロバート、インパルス、森三中……我ら「東京NSC4期」


吉本興業の養成所「NSC」では、巷で言う「当たり年」とされる期がいくつかあります。有名なのはピースや平成ノブシコブシを輩出した東京NSCの5期。彼らの同期では、キングコングやダイアン、南海キャンディーズといった面々がいた大阪NSC22期も該当する、すごいメンバーですね。

他にも、オリエンタルラジオ、はんにゃ、フルーツポンチ、トレンディエンジェルなんかがいる東京NSC10期も有名です。

ただ、僕らロバートが卒業した東京NSC4期も面白いメンバーだったなと思っています。同期のインパルス(板倉俊之、堤下敦)、森三中(黒沢かずこ、村上知子、大島美幸)、椿鬼奴、POISON GIRL BAND(阿部智則、吉田大吾)などなど、4期の面々です。

大阪では、天津、レギュラー、とろサーモン村田くんなどもそうです。

森三中やインパルスとは一緒にユニットコントをやったこともある関係性です。だから、現場で会うことがあれば近況報告がてら話は盛り上がります。

養成所で初めて出会ったときのインパクトという意味では、椿鬼奴と森三中はすごかったですね。森三中はとにかく大島がめちゃくちゃ目立っていました。当時からすでに芸風というか、キャラクターが確立されていましたから。

養成所時代はコントをやってもまだまだ荒削りなのか、設定も意味不明というか。なかなか伝わりにくいことをやっていたと思うんですけど、とにかく大島のパワーとキャラクターでみんな笑っちゃう、みたいなことがよくありましたね。

撮影:モリサキエイキ

■森三中とロバートで、いざ我が邑楽町へ

そういえば以前、『ヒルナンデス』(日本テレビ系)で森三中との同期会旅行、という企画をやらせていただいたことがあります。

森三中と僕らロバートがお互いの地元を巡る、という内容で、僕の地元・群馬県邑楽町(おうらまち)にも来てもらったんです。我が邑楽町には外から来た人には正直言ってめぼしい観光スポットが少なめですけど、そのときは僕が愛する地元ラーメン店を一緒に尋ねました。

その店は本当に旨いんです。僕も東京に出てからいろんなラーメンを食べてきましたけど、昔馴染みの味なのかやっぱりちょっと別格。出身の僕だけかなと思ったら、ラーメン大好きな秋山もわざわざ東京から食べに行くことがあるほどでした。

僕にとっては美味しいだけじゃなくて、思い出の味・懐かしい味なんですけど、それを森三中に食べてもらえた。そして、みんなが「美味しい!」と絶賛してくれたのは本当に嬉しかったです。

『ヒルナンデス』の影響で、その後、お店は大行列ができるようになったみたいで、岩手からも車のお客さんが来たと言っていました。岩手から群馬は5、6時間かかるはずです。年配のマスターと奥さん、息子さんの家族3人でのんびりやっている店だったので、連日行列はちょっと迷惑かけてしまったかなぁと感じて、あらためてご挨拶にも伺いました。

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