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ロバート山本『TOKIOカケル』出演振り返る、大先輩の心配りに感激!

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

ロバート山本『TOKIOカケル』出演振り返る、大先輩の心配りに感激!

ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。

第138回目は、ロバートの3人がゲスト出演した『TOKIOカケル』(フジテレビ系)から、TOKIOのカッコいいエピソードについて語っています。
 

■気配り上手なTOKIOの3人

先日、『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にロバートの3人でお邪魔してきました。改めて、TOKIOのお三方って素敵だな、と感じる機会でしたね。

国分太一さんとは、中京ローカルの『タイチサン!』(東海テレビ)という番組で、国分さんがMC、僕らロバートは準レギュラー的な立ち位置でご一緒しています。もう、頭の回転から知識や何から本当にすごいです。

たぶん、どの芸人と組んでも、それぞれの芸人にあった話題を振ったり、この人をいじったら返してくれるだろうな、と考えながら司会進行されていると思います。瞬時に正確なコメントをしたり、スタジオ笑わせるコメントしたりあの頭の回転速度と機転は本当にカッコイイです。

松岡昌宏さんとは以前、ボクシングの祝勝会でたまたま顔を合わせたことがありました。とくに何か会話したわけではないですし、僕のことなんてご存知なのかも微妙だなと思ってましたが、そのときのことを松岡さんが覚えていらっしゃったのが嬉しかったですね。本番前にあの松岡さんから気さくに声をかけていただいて感動しました。スターなのにそういう心配り凄すぎます。

そして、城島茂リーダー! リーダーとは昔、沖縄ロケでご一緒させていただいたときに台風が直撃したことがあったんです。スケジュールもズレてみんなが大変だ! となっているときでも、ロケバスのなかでリーダーがすごく気を使ってくださって「大丈夫ですか? 寒くないですか?」「何か食べます?」と。

大先輩なのに終始“ロバートさん”と、さん付けまでしていただいてたのが印象的でした。そういった気配りがみんなできるところがやっぱり格好いいです。

撮影:モリサキエイキ

■TOKIOとロバートはトリオ仲間!?

そんな3人が「株式会社TOKIO」として再出発されました。国分さんに「トリオの先輩としてよろしくお願いします!」と言われたんですけど、「いやいやいや! 僕らが教えられることなんでないでしょ」と。僕らからすると、TOKIOさんは芸能界のとんでもない超大先輩ですから。

僕がまだ一般人で、芸人を目指してもいない頃からテレビで見ていたスーパースター。カラオケで『LOVE YOU ONLY』をどれだけ歌ってきたことか。うちの兄貴なんて高校生の頃にTOKIOさん表紙のヘアカタログを愛読していましたよ。

だから、同じ「トリオ」になったとしても、厚みが全然違います。今回の『TOKIOカケル』では僕らロバートの解散危機だったり、ケンカしたときのエピソードを話させてもらったんですけど、TOKIOの3人には大人の仲の良さ、懐の広さを感じました。

と言っても、僕らのケンカもしょうもない話なんです。僕のセリフと馬場のセリフのどっちが多いかの争い。しかも「もっと増やしてくれ」じゃなくて、「俺のほうが多くて大変だ」というやりとりですから。

ただ、そんな意見のぶつかりあいも、若い時に比べればだいぶ減っています。ケンカすると互いに仕事がしづらくなりますしね。そんなことよりも、秋山の「こうやりたい!」という強い芯があるので、そのやりたいことに協力しよう、という雰囲気に自然となってきましたね。
 

■ロバート3人のバランス感

若い頃は僕も多少反骨心があって、秋山の「こうやりたい!」に対して、「いや、こっちのほうがいいじゃん!」「こっちのほうがウケてたよ」と自分の考えを言ってたこともありました。

でも、今、大事にしているのは、秋山がやりたいことをとりあえず乗っかってやってみること。もう「ウケる・ウケない」ということだけが、大事なわけじゃないという感じになってきました。そうなってくると、もう揉めなくなりましたね。実際、揉めると空気が悪くなっていいものも悪くなりますし。

たぶん秋山としても、自分のやりたいことに付き合ってくれる人間を選んだ結果、今のロバートになったと思うんです。「これは嫌だ」「そういうのはやりたくない」という人間はきっと最初から選ばない。自分がやりたいことにイヤでも文句言わず付き合ってくれる人間……それが馬場で、そのあとの僕だったのかもしれないですね。

もちろん、秋山の個性というか、才能があるからこそ成り立つ関係性ですけど、僕ら3人について「バランスがいいね」と言ってもらえることもあります。ただただ自分の意見を言いあってるだけだと短命になるんじゃないかなという気もします。

それに、僕らなんかまだまだ結成20年ちょっと。ミュージシャンだと50代・60代でもグループでやられている方々がたくさんいるじゃないですか。トリオの大先輩のアルフィーさんなんて、本当に尊敬で憧れます。まだまだ僕らなんて若輩者ですから、もっと長く続けていけるように精進するだけです。


撮影/モリサキエイキ 構成/オグマナオト 企画/mamagirlWEB編集部
 

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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