撮影:モリサキエイキ
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ロバート山本、母校の足利大付属高校を訪問!芸人志望の学生に語ったことは
第145回目は、山本さんが母校を訪問した際のエピソード。芸人志望の高校生に、山本さんはどんなアドバイスを!?
■母校の後輩に芸人志望が!
今年、僕の母校である足利大付属高校が創立60周年を迎えたとのこと。おめでとうございます。先日、その「60周年記念式典」が開催され、なんとゲストとしてお招きいただくという、大変ありがたい体験をしてきました。
日頃から群馬愛を語り、ぐんま大使を拝任している僕ですが、実は高校は栃木県足利市へ。ただ、足利市は栃木県と言っても群馬との県境にありまして、なんと我が家の隣町。隣の県なのに自転車で通える距離なんです。
記念式典当日は、なぜかOBではない吉本の後輩、ジェラードンの3人もゲストで招かれていたので、お笑いのノリから僕の高校時代の話、恩師や母校のあるある話などで楽しくトークさせてもらいました。
そのなかで驚いたのは、後輩の現役高校生で「芸人になりたい」という子から質問されたこと。しっかりと「吉本以外がいいんじゃない?」と言っておきました(笑)。
もちろん、吉本的なお笑いがしたいのであればいいんですよ。ただ、「どんなお笑いがしたいの? ネタはあるの?」と聞いてみたところ、「まだやったことがないです」ということだったので、具体的なアドバイスをするわけにもいきません。
■母校の大先輩、清水アキラさんを前に直立不動で……
そのお笑い志望の後輩くん、「ネタはないけど、同級生のなかで相方だけは決めている」と言うんです。ただ、その指名された子は「やらない」と宣言。なんだか僕の高校時代と似ているな、と懐かしくなりました。
というのも、僕もあの学校で誘われた立場で、それまで、お笑いをやるつもりなんてまったくありませんでしたから。
人生って不思議だなぁと思うのは、高校時代の僕をお笑いの道へ誘ったほうは早くに芸人を辞めてしまい、誘われたほうがなぜか今も続けていること。だから、その相方候補の子には「僕と同じことになるかもしれないよ」と伝えておきました。
そう考えると、なかなか感慨深いものはありますよね。僕の担任の先生とも再会できましたけど、たぶん、先生が一番驚いていると思いますよ。僕が芸人になったことも、芸人を続けていることも。
今回は僭越ながらゲストを務めさせていただきましたが、本来であれば、僕なんかよりもこういった場にふさわしいOBはたくさんいらっしゃいます。
芸能界であれば、モノマネ芸人の清水アキラさん。僕よりも24期上の大先輩です。収録現場で一度お会いする機会がありまして、僕らが通っていた頃は足利工業大学付属高校という名称だったので、「清水さん、足工大付属の後輩です」とご挨拶。
すると、清水さんから、「よし。じゃあ校歌を歌ってみろ」と言われ、その場で直立不動のまま、「若人、われら~♪」と校歌独唱。1番を歌いきったところで「うん、合格!」と言っていただきました。
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