ロバート山本、母校の足利大付属高校を訪問！芸人志望の学生に語ったことは

■三沢光晴、川田利明、そして山本博……

母校の自慢といえば、バレーボールなど、いくつもの部活で全国区の強さを誇っていること。ただ、そのなかでも凄いのがレスリング部。名選手を輩出した超名門なんです。
 
たとえば、新日本プロレスの谷津嘉章さん。五輪のレスリング日本代表に２度選ばれ、モスクワ五輪は国がボイコットしたために出られず、「幻の金メダリスト」と呼ばれた偉人です。
 
ほかにも、全日本プロレスの絶対王者として活躍した川田利明さんがいて、その後輩からも何人もプロレスラーを輩出。そして、川田さんの１年先輩が２代目タイガーマスクこと、故・三沢光晴さん。
 
三沢さんは、レスリングの実力を見込まれて足利工大附高に特待生で入学。それなのに、どうしてもプロレスをやりたくなってしまい、高校の寮を抜け出して全日本プロレスのジャンボ鶴田さんの元へ。そこで鶴田さんから「せめて高校を出てから来なさい」と説得され、ちゃんと高校を卒業したあと、正式に全日本プロレスの門を叩いたんだそうです。
 
そんな母校のレスリング道場には「三沢光晴」や「川田利明」の札が刻まれていて、それこそが母校の誇り。ただそのなかに「山本博」の名前もあるんです。これは、同姓同名の全くの別人。それなのに、後輩からはよく「山本さん、レスリングやっていたんですね」と言われて、そのたびに「いや、違うんだ〜」と否定しています。

そんな名門レスリング部を僕なんかが全うできるわけがないですから。そんな三沢さんや川田さんともお会いする機会ありまして、ご挨拶させていただきました。皆さん後輩に優しかったです。

撮影／モリサキエイキ　構成／オグマナオト　企画／mamagirlWEB編集部