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【東大卒クイズ女王で2児のママ】三浦奈保子さんが1才から東大脳を育てる絵本を出版!

撮影/mamagirl編集部

Entertainment

【東大卒クイズ女王で2児のママ】三浦奈保子さんが1才から東大脳を育てる絵本を出版!

『Qさま!!』(テレビ朝日)『ザ・タイムショック』(テレビ朝日)など、数々のクイズ番組に出演&優勝歴があり、“クイズ女王”の異名を持つ、東大卒のタレント、三浦奈保子さん(35)。プライベートでは7歳の女の子と6歳の男の子の年子のママでもあります。

そんな三浦さんが、この度、『東大脳を育てる1才から読む 漢字どうぶつマンション』(BSフジ)で絵本作家デビューしました! 発売を記念して、特別インタビューを実施。東大脳を育てる方法とは? 仕掛け絵本の遊び方は? 普段どんな知育をしているの? などなど、ご自身の経験や育児の話など、盛りだくさんでお聞きしました! これを読めば、 “東大脳を育てる方法”がわかるはず!

■子どもは、ひらがなよりも漢字の方が覚えやすい!

―絵本作家デビューおめでとうございます! 今回、『漢字どうぶつマンション』を出版されたきっかけについて教えてください。

三浦:ありがとうございます。私も年子の子育て中なのですが、本当に大変で、毎日がカオス状態なんです。私が理想としていた“脳に良いこと”をしてあげる余裕も全くなく、理想と現実のギャップに落ち込む日々を過ごしていました。

そんな中で、我が子は“かくれんぼ絵本”や“めくり絵本”などの仕掛け絵本がとても好きなので、よく読んでいました。だから仕掛け絵本で脳を刺激できたり、漢字が覚えられたりしたら良いな、というのがアイデアの発端です。

2023年2月28日発売『東大脳を育てる1才から読む仕掛け絵本 漢字どうぶつマンション』

―絵本の遊び方についても教えていただけますか?

三浦:普通のかくれんぼ絵本として遊ぶうちに、どんどん漢字を覚えられるようになっています。

子どもはみんな天才で、特に(イメージ力・直観力などを司る)右脳が発達しています。なので、目で見たイメージを瞬時に捉える力があるんです。実は、ひらがなよりも漢字の方が形として認識しやすい分、子どもは覚えやすいとも言われているんです。

―そうなんですか!?

三浦:例えば、平仮名の「め」と「ぬ」は形が似ているため、子どもにとっては違いがわかりにくいんです。でも漢字は形に特徴がありますし、「犬」など、一文字で意味を持っています。また、「けものへん」の漢字は同じ意味など、形でカテゴライズもしやすい。生後8ヵ月くらいから漢字は認識できるそうですよ。私も幼い頃、ひらがなよりも漢字を先に覚えていたそうです。

―子どもが漢字を覚えるための、絵本のこだわりについても教えてください。

三浦:1つのページに、漢字と絵以外の情報をなるべく少なくしています。例えば、ひらがなの答えや動物の英語名などは書いていません。だからこそ、パッと見たときに漢字のインパクトが強く、より形として認識しやすいようになっています。

わざわざ知育アイテムをそろえなくても、絵本だったら忙しい現代のママたちのハードルも下がるかなと思っています。ママたちも「子どもの脳に良いことをさせてあげられている」と思えるのはうれしいですよね。

「兎」などの難しい漢字も登場。ひらがなの答えもなく、シンプルで視覚的に覚えやすいページになっています。
最後のページには、全ページの動物たちが。クイズとして使えます。

■漢字を覚え、褒められることが、“東大脳”の入り口に

―もし1才で漢字を覚えても、成長と共に忘れてしまわないものなのでしょうか?

三浦:そんなことはありません。街の中では、ひらがなよりも漢字の方が多く目にしますよね。例えば「犬」が「いぬ」と書かれていることは少ないんです。漢字は日常で目にする機会が多いので、忘れにくいんです。

―言われてみればそうですよね。小さいうちから漢字を覚えることは、その後の勉強にも役に立つのでしょうか?

三浦:
日本語を知ることが学びの根幹なんです。本を読むにもまずは言葉を知ることがはじめの一歩です。しかも、漢字を知っていたら周りからも褒められますよね。「すごいね、もう犬って読めるんだね!」と。すると、子どもも嬉しくなって、他の文字にもどんどん興味が湧いてきます。漢字が知的好奇心の入り口になればいいなと思っています。

私自身の子どもの頃を振り返っても、文字を自分で読めるようになったら、本が読めるようになり、一人でどんどん世界を広げていけたなと感じています。

―楽しんでいたことが自然と勉強にも繋がっていく、ということですね。

三浦:
そうですね。勉強でも「楽しい」ということがキーワードなんです。学校の勉強が覚えられない子でも、例えば好きなポケモンのキャラクターだったらどんどん覚えられるじゃないですか。結局、楽しければどんどん吸収してくれますし、「つまらない」と思ってしまうと吸収できなくなってしまいます。

だからこそ、絵本で最初に漢字の知識を楽しみながら付けて、褒められて「お勉強って楽しいんだ! もっと知りたい!」というループに入ってくれたら。それこそがいわゆる“東大脳”だと思っています。

ちなみに、絵本では「猫」や「鼠」といった小学校では習わない漢字も扱っているので、クイズを楽しめる年齢ならば何歳でも楽しめますよ。我が家の小学1年生の長女も楽しんでいます。

■子どもがどんなことに「楽しい」と感じるかを探り、知育に応用

―三浦さんは、これまでお子様にどんな知育をしてこられましたか?

三浦:
やはり「楽しい」が大事なので、ただお勉強のように覚えさせたり図鑑を読ませたりするのではなく、カルタで言葉を覚えさせたり、“自然ビンゴゲーム”で遊んだりしていました。

自然ビンゴゲームは、「秋の草花で公園にありそうなもの」など季節にあったテーマを決めて、図鑑から選んでビンゴに書きます。それを持って実際に近所の公園に行って見つけて、丸をつけるという遊びです。ただ図鑑を読んであげるだけだと、子どもも飽きてしまいますが、これだったら楽しんでくれるんです。

三浦さんとお子さんが手作りしたビンゴゲーム。(三浦奈保子さん提供)

三浦:実はフラッシュカードなども試したのですが、我が子はあまり興味を示さず、私も心が折れてしまって……。子どもによって、楽しいと感じるものも異なるので、自分の子は何を楽しいと感じるかを探り、それを応用しながら知識をつける方法を考えています。

―世間的に「脳に良い」「頭が良くなる」と言われていることでも、子どもに合わないことを無理矢理やらせたら、むしろマイナスにはなりそうですよね。

三浦:
一度「嫌い」と思ってしまうと、そこから挽回するのはなかなか難しいですからね。子どもが好きな方法で、しかも親子で楽しめることだと、なお良いなと思います。子どもからしたら「ママと一緒にやっている」「ママに褒めてもらえた」というのは心が満たされて、勉強が好きになりやすいですよね。

■幼少期、たくさんの実体験を積ませてくれたご両親

―幼少期にご両親からしてもらったことで、三浦さんの“東大脳”に繋がっていると感じることはありますか?

三浦:
転勤族だったのでいろいろな地域に住んでいたのですが、ほぼ毎週ドライブをして、各地の名所や、科学館、図書館などに連れて行ってくれました。外の世界に興味を持つように、たくさんの“実体験”をさせてくれましたね。教科書に書いてあることも、実際に目で見ることで、自分ごととして吸収できたと思います。

―勉強の習慣などはどうでしたか?

三浦:
小学生になってからは、1日30分間机に向って学習する約束でした。30分間以外は自分の好きなことをして良かったので、その30分間で宿題もして、良い点も取れるようにするにはどうすればいいか、効率を常に考えていましたね。

あとは、市販のプリントなども「もっとやりたい!」と思うところで母が止めていました。飽きるまでやらせてはダメ、という方針があったようで、そのおかげで次の日も勉強をしたいと思えていました。

■優先順位が下なことは、思い切って「やらない」選択を

―普段、子育てとお仕事、またクイズ番組の勉強と、どのように両立されているのでしょうか?

三浦:
やらないことを決めています。例えば、子どもたちがもっと小さい頃は、ノンアイロンでシワにならない服しか着なかったですし、洗濯物も畳まない。今でも料理も、“映え”は意識しない。栄養が摂れる決まった定番レシピで回して、違うものを食べたいときはデリバリーや外食を活用する。

世間的な良い・悪いの判断ではなく、自分の中で譲れない大事なことを考えて、優先順位が下なことは、思い切って手放すようにしています。

―なるほど。最後に、読者のママたちにメッセージをお願いします!

三浦:
幸せな子育てですが、やはり大変なこともとても多いですよね。だからこそ、自分の中で大事なことに集中し、それ以外はそぎ落とせたら、もっと子育てを楽しめると思います。いっしょにがんばりましょう!

【三浦奈保子さんプロフィール】
タレント・絵本作家。1987年5月13日、千葉県生まれ。東京大学文学部ドイツ文学科卒業。気象予報士、ファイナンシャルプランナー(FP)2級の資格を持つ。2015年6月に第1子、2017年2月に第2子出産。『ザ・タイムショック』(テレビ朝日)初代王者他、数々のクイズ番組で優勝、好成績を残す。情報番組、バラエティー番組などで活躍中。

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菱山恵巳子

ライター
1991年生まれのライター・コラムニスト。エンタメからビジネスまで、執筆ジャンルは多岐に渡る。恋愛漫画の原作も手掛ける。2016年に出産、男女の双子を育てる母。男性アイドルウォッチャー。Twitter:@kaerita_i
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