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撮影/沼尾翔平

Entertainment

【優木まおみさん】マレーシア移住直前、特別インタビュー!家族がもっと幸せになる“完璧を手放す”子育て術

小学5年生と3年生の女の子のママでもあるタレント・モデルの優木まおみさん。8月からは母娘でマレーシアへ移住することが決まっています。なぜマレーシア移住を決めたのか。また子育てで大切にしていることや、40代でのファッションや美容に対する考え方の変化など、今の気持ちをたっぷりお聞きしました♪

固定観念に囚われず、母娘でのマレーシア移住に挑戦!

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ーーまずはマレーシア移住のきっかけを教えてください。 

優木まおみさん(以下、優木):20代の頃から海外での生活に興味があり、日本で仕事を確立したいという気持ちとの間で葛藤がありました。でも30代の頃は出産や育児で忙しく、海外生活は難しいと感じていて。40代での台湾やフィリピンへの旅行をきっかけに、海外生活への想いが再燃したんです! マレーシアに興味を持ったのは、すでに移住している友人の話を聞いたことがきっかけ。実際に行ってみたら、温暖な気候や国際色豊かな環境、仕事の広がりの可能性など、自分が求めていたものと合致していると感じ、移住を決めました。

ーーマレーシア移住に対するご家族の反応は?

優木:子どもたちはマレーシアについて何も知らなかったため、やはり最初は戸惑っていました。マレーシアは日本とは違い多民族国家で様々な言語が飛び交っていますし、イスラム文化も身近です。様々な文化に触れることが良い刺激になると思っています。
夫は今の仕事を日本で続けたいという気持ちがある一方で、子どもたちが海外で刺激を受けることには賛成していて。 その結果、夫は日本に残り、私と子どもたちがマレーシアへ行くという、母子留学のようなかたちになりました。

ーーいつまでマレーシアにいるか、期間は決めていますか? 

優木:特に決めていません。 最初から帰国日を決めてしまうと、リミットばかりを気にしてしまうので。まずは1年ほど生活してみることを目標に。そして仕事や生活の基盤をしっかり作るには2〜3年は必要なのではと考えています。 将来的には東京とマレーシアの二拠点生活を送れたらいいですね。

ーー優木さん自身は、海外移住に対して不安はなかったのでしょうか?

優木:もちろん不安はありました! でも、固定観念に囚われずに新しいことに挑戦したいという気持ちの方が強かったですね。プレッシャーに縛られずに、自分たちらしい生き方をしたいと思っています。
特に海外に行くと、日本での子育ての常識は世界では通用しないことに気づかされます。 以前、娘たちと親子留学をしていたフィリピンでは、子どもが何かをこぼしたとしても誰も怒ったりしません。 日本だと、そんなときは周りの目を気にして親が子どもを叱ることが多いですが、海外では子どもが笑顔で楽しんでいればOKという感覚。私もそれで良いと思えるようになりました。

よその家庭を羨ましがらず、自分たちが持っているものに感謝

ーーでは、優木さんも娘さんたちに「怒らない育児」を実践中?

優木:最近はあまり怒ることはないですね。もちろん子どもたちが小さい頃は怒ることもありましたよ。でも今では娘も小学校5年生と3年生。子どもたちとはチームのような関係を築けています。 一緒にルールを決めたり、お互いを尊重し合ったりすることで、私が怒る必要がなくなりました。逆に娘から「ママこれ片付けてって言ったよね?」と怒られることはたまにあります(笑)。

ーー子どもの成長を日々感じる年頃ですよね。

優木:そうなんですよね。子どもの成長は思ったよりも早くて、ある時突然終わりが来る。最近は、寝る時に私と手を繋いでいた長女が、手を繋ぐのを嫌がるようにもなって。 少し寂しい気持ちもありますが、子どもの成長を感じた瞬間でもありました。 
子どもは去年と同じことを今年もしてくれるとは限りません。だからこそ子育てでも人生でも、先のことに不安になるよりも「今を生きる」ことが大切なのかなと思っています。

ーー優木さんの子育てのポリシーは? 

優木:「よそはよそ、うちはうち」という考え方ですかね。 他の家庭を羨ましがらず、自分たちが持っているものに感謝する日々を送ることが大切だと思っていて。
子育てだけじゃなく、夫婦関係においても同じですよね。「あのパパさんすごいなあ」と思ったとしても、それは一つの側面しか見えていないわけで。自分の夫に対して「ここがこうだったら良いのに」と思ったとしても、そういうことも含めて、夫婦がうまくいっている要素かもしれません。「みんな違ってみんな良い」ということを念頭に置いておかないと、つい誰かと比べてしまいます。その比べてしまう気持ちが、妬みや嫉妬にもつながってしまいますからね。

“無難”にならないよう、あえてファストファッションも取り入れる

ーー最近のファッションのこだわりを教えてください。

優木:最近はタレント業以外に、経営者としての仕事も多いため、商談などフォーマルな場に適した服装をすることが増えました。 なのでジャケットを基準にしたコーディネートが中心になっています。 夏でも薄手のジャケットを羽織り、インナーやボトムスを変えることでテイストに変化をつけています。

ーーマレーシアでのファッションはどう楽しむ予定ですか? 

優木:一年中温暖な気候なので、常に夏のファッションにはなりますね(笑)。その中でも、トレンドを意識しつつ、ファストファッションも活用していきたいと思っています。 年齢を重ねるとつい無難な色を選びがちになるので、あえてカラフルな色を取り入れるように心がけるとか。
よく「一生物の服を買おう」ともいいますが、それだと無難なアイテムばかり選んでしまいます。一つのスタイルに固執しないよう、トレンドを取り入れて新しい自分をどんどん楽しみたいと思っています。

「うまくできなくても良い」失敗を恐れないゆるさが大切

ーー年齢を重ねて、美容に対する考え方はどのように変化しましたか? 

優木:40代だからこそ、美容にもう一度力を入れて、自分をアップデートしていきたいと思っています。例えば以前は自分の定番メイクがありましたが、最近は「最新メイクスキルを学んで、かわいくいたい!」という気持ちも芽生えています。アイシャドウを濃くしすぎない、アイラインをひきすぎないなど、今風のメイクに挑戦することを意識しています。

ーー忙しい毎日の中で、どのような時短美容ケアをしていますか? 

優木:それが特に何もしていないんですよ…。というか、子育てもしているし仕事もしているけど、自分のことを全く忙しいとは思っていなくて! いつも掃除しているわけでも、いつも洗濯物を畳んでいるわけでもないですし、家でダラダラテレビを見てる時もある(笑)。強いて言うならそういうダラダラタイム中にホームローラーで凝りをほぐしているくらいですね。あとはとにかく7〜8時間の睡眠時間は確保するようにしています。睡眠時間を削って身体を動かすよりも、たくさん寝た方がキレイになれます!

ーー完璧主義ではないということですか? 

優木:そうですね。マレーシア移住など、自分に新しい課題を与え続けるというストイックさはありますが、「うまくできなくても良いか〜」というゆるさはあります。 失敗しても問題ないという気持ちで、色々なことに挑戦しています。

ーー家事も育児も美容も「全部を完璧にしなきゃ!」というプレッシャーを感じているママも多いです。 

優木:多分、皆さん誰かに縛られたり時間に縛られたりしているようで、自分の固定観念に縛られているんですよね。特にSNSの影響も大きいのかな。「おいしそうな料理の写真をSNSに投稿しなきゃ!」とか、全方向素敵じゃなきゃいけない、というように。

ーー優木さんはSNSとどのように付き合っていますか?

優木:私も発信をする仕事なので、以前はSNS投稿にプレッシャーを感じていました。でも今はその呪縛からも解放されましたね。自分の専門分野だけ発信すれば良いじゃんって。別に私は料理家ではないし、「主婦業が完璧」を売りにしていないし。「私はこのジャンルの発信をしない」と決めることで、他人とも競わなくなってラクになりました。今はピラティスなど、自分が好きなことや得意なことだけに絞って発信しています。
それでも他の人のキラキラした投稿を見て「自分は何をしているんだろう」と落ち込むこともあります。あとは1日中ダラダラとショート動画を見て過ごしちゃった日とかも(笑)。 そういう時はデジタルデトックスをしてSNSを見る時間を減らすようにしています。

子どもが自分らしく楽しく生きるために、親は執着しすぎない

ーー優木さんはどんな時に幸せを感じますか? 

優木:家族でスシローに行って、好きなだけ食べたときですかね(笑)。子どもたちが好きなものを好きなだけ食べて、キャッキャと自由に楽しんでいる姿を見ると、とても幸せな気持ちになります。 
子どもたちが笑顔で「今日も楽しかった!」と思ってくれることが何より大切なこと。だからこそ、子どもたちが自分らしく生きられるようにサポートすることが親の役目だと考えています。
親が先回りしすぎて子どもを縛ったり、期待をかけすぎたりすると、子どもは生きづらさを感じてしまいます。 だからこそ、子どもが決めたことに対しても、親は「そうなんだ、良いんじゃない」くらいのスタンスでいるのがいちばん良い親子の距離感なのかもとも思います。子育ては育成ゲームではないので、親は子どもに執着しすぎないことも意識した方が良いのかもしれませんよね。

ーー今後チャレンジしたいことや夢はありますか? 

優木:マレーシアで会社を作りたいと思っています!  日本でのビジネス経験を活かしつつ、「タレントの優木まおみ」が通用しないマレーシアで、何を生み出し、残せるかは自分でも楽しみです。また、ピラティスのメソッドをもっと広めて、より多くの人を幸せにしたいという夢もあります。

ーー最後に、子育て中のママたちにメッセージをお願いします。 

優木:子どもの成長はあっという間なので、今を大切にしてください。 今うまくいかないことがあっても、それはずっと続くわけではありません。 自分らしい家族を作っていく権利は誰にでもあります。他の人を気にせずに、自分らしく。そして自分たちの家族らしく、今を生きてくださいね。

【優木まおみ】
1980年、佐賀県生まれ。東京学芸大学教育学部小学校教員養成課程国語選修卒業。タレント活動、モデル、情報番組のコメンテーターなど幅広く活躍。2013年結婚。2014年に⾧女、2017年には次女を出産。第2子出産後にピラティスのインストラクターの資格を取得。オリジナルのピラティスメソッド“MAOBICS”や美容整体メソッド“MAOLOGY”を開発し、身体美容家としてサロンを経営。他にも「鰻の成瀬 佐賀北川副店」や英語塾「アクティメソッド中目黒校」のオーナーとしても活動。

<スタッフ>
撮影/沼尾翔平
スタイリスト/秋永知香
ヘアメイク/藤原瑞希(ElEn)
取材・文/菱山恵巳子

<衣装協力>
アバハウスインターナショナル オンラインストア  https://abahouse.jp/
アビステ 03・3401・7124
ORGUE https://orgue.jp/
サンポークリエイト 082・248・6226
ダブルエーオリエンタルトラフィック(ダブルエー) https://www.wa-jp.com

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菱山恵巳子

ライター

1991年生まれのライター・コラムニスト。エンタメからビジネスまで、執筆ジャンルは多岐に渡る。恋愛漫画の原作も手掛ける。2016年に出産、男女の双子を育てる母。男性アイドルウォッチャー。
https://www.instagram.com/emiko_hishiyama/

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