スリープツーリズムで実践するデジタルデトックス！【コートヤード・バイ・マリオット 白馬】の「寝る育旅」に行ってきました！

豊かな自然に囲まれた『コートヤード・バイ・マリオット 白馬』

東京から北陸新幹線で長野へ。そこから特急バスに乗り換えて目指すのは国内屈指のマウンテンリゾート、長野県白馬村です。
北アルプスを中心とした雄大な自然に囲まれた素晴らしいロケーションに位置する「コートヤード・バイ・マリオット 白馬」。こちらで子どもの“眠りの質”にこだわった宿泊プラン「Hakuba Sleep Reset Journey for Kids（ハクバ スリープ リセット ジャーニー フォー キッズ）」を発売すると聞き、夏休みを利用して親子で体験してきました。※この宿泊プランは11月2日（日）まで期間限定。
慢性的に睡眠不足のA野と、スマホLOVEな娘との1泊2日の旅。質の良い眠りを考えるホテルのサービスと、そこにまつわる白馬の素晴らしい魅力をレポします。

子ども×睡眠…「寝る育旅」プランの序章から大興奮！

モダンコテージをデザインコンセプトにした「コートヤード・バイ・マリオット 白馬」は、アットホームな雰囲気が魅力のホテル。全72室のゲストルームは、木のぬくもりを感じさせる落ち着いたつくりで、毎日忙しいママや育ち盛りの子どもにとって、安心＆くつろいで過ごせる空間になっています。全室32㎡以上とゆったりしているので、ファミリーでの滞在にもぴったり！

今回は温泉付きのプレミアルームに泊まったのですが、実はこの部屋こそが「Hakuba Sleep Reset Journey for Kids」プランに欠かせない重要なポイント。温泉に加え、部屋に入れば睡眠をサポートする3つのブランドアイテムを体験できる特別仕様の“スリープルーム”になっていました。部屋に入るなり、「おお！」と感嘆する我々親子（笑）。とっても心地のよい素敵な空間に迎えられ、これから始まることへの期待で胸がいっぱいです！
こちらのホテルには畳スペースを備えた和洋室スーペリアや、愛犬と泊まれるドッグフレンドリールームなど、多彩なタイプの客室もあるんですよ。

白馬姫川温泉を引いた大浴場もありますが、客室温泉なら好きなタイミングで入れるのが魅力。子連れママには、こういう仕様が本当に有難いですよね。体の芯まで温まれば、その後、ぐっすり快眠は間違いなし。ちなみにこの白馬姫川温泉には美容成分として知られる「メタケイ酸」が豊富に含まれているのだそう。天然の保湿成分で、コラーゲンの生成や肌の新陳代謝を促す働きがあるため、美容を気にする女性にもうれしい温泉です。

子どもを眠りに誘う極上アイテムが勢ぞろい！

客室温泉付きのお部屋、スリープルームに設置されているのは、ブレインスリープの『ブレインスリープ ピロー』（大人用・子ども用）。ワコールの『ワコール 睡眠科学KIDSパジャマ』、アットアロマの『アロマバー（アロマオイル）』。そして、スマホ収納BOXです。どれもこれも、子どもの眠りを全力でサポートしてくれるそんな贅沢なアイテムの数々ですが、大人にとっても疲れた体を休めるのに最高のアイテムがそろっていました！

ネイビー（写真左）のパジャマは「ワコール 睡眠科学」の大人用パジャマ。こちらは着た瞬間のなめらかさにびっくり！えっ？っていうくらい、柔らかく肌あたりもやさしいので、体全体が包まれている感があって、リラックスもできる着心地でした。キッズパジャマ（写真右）は子ども特有の寝相対策をとことん考えたつくりに。動きを妨げにくく、のびのびと体を解放して寝られるのが魅力です。
ただ、娘は身長が160cmあるため私とおそろいの大人用パジャマを着用。希少な超長綿を使った天綿素材ですから、そりゃもう当然「軽くて気持ちいいね～」とご満悦でした。
さらに睡眠に特化した秀逸アイテムがそろうブレインスリープの枕も一晩使い、改めて“脳を休める”感覚を味わいました。体温調整の力が未熟な小さなお子さんは、どうしても熱がこもりやすいため、その熱を逃してスムーズな入眠を促すことが大切。通気性も抜群の枕ゆえ、ブレインスリープ ピローなら、大人も子どもも朝までぐっすり！

もうひとつ、心身をリラックスさせてくれる空間づくりに欠かせないのが香りです。部屋にはアットアロマ『アロマバー』の100％天然アロマ3種の香りが用意されていました。
写真左からシトラスの香りがやさしい「フィールマイルド」、中央は森の香りの「ディープブレス」、そしてハーブの香り「クールダウン」。どれも心地のいい香りで、ふたりして「はぁ～♡」とか「ふぅ～♡」とか言いながら、香りに癒されておりました。最終的には、娘はほんのり甘く柑橘の香りもする「フィールマイルド」を、私はラベンダーの香りがする「クールダウン」を就寝前にそれぞれチョイス。枕元に置いて楽しみました♪

体に取り込む栄養だって睡眠には大切！そしてメインイベントへ！

心も体も元気でいるために欠かせない「良質な睡眠」がテーマの今回の旅ですが、地元信州の食材をふんだんに使ったディナーメニューも格別でした。食べ盛りの親子にはぴったりの内容です（笑）。その一部をご紹介します。
前菜の盛り合わせには、スモークサーモン、モルタデラハム、パテ・ド・カンパーニュが地元野菜とともに登場。ゆっくり味わうディナーは、日頃バタバタしがちな親子にとって、まさに必要なひとときだと感じました。

メインには信州食材と楽しむチーズフォンデュが登場！チーズなどの乳製品にはトリプトファンというアミノ酸が多く含まれ、摂取することで副交感神経が整い、リラックス効果が期待できるんだそう。そんなチーズと相性抜群の信州食材がプレートにたっぷり！
「どれから食べようか」「次はこれにしよう」そんな会話を楽しみながら、たっぷりのチーズをつけて味わった食材は…自家製白馬豚ロースハム、白馬村産信州サーモン、信州産チキンコンフィ、大北地域野菜、白馬村産紫米などなど。写真のチーズフォンデュは二人前ですが、大きなお肉にゴロゴロ野菜と、ボリューム満点で大満足でした。

デザートには季節のフルーツとバニラアイスが登場し、さっぱりと締めくくりました。
フレッシュなリンゴジュースや信州ワインなど、子どもも大人も楽しめるドリンクでディナーメニューを堪能すれば、睡眠の質が高まること間違いなしです！

ちなみに、コートヤード・バイ・マリオット 白馬のレストラン「Dining＆Bar LAVAROCK」は中央にある三角屋根が印象的な空間。夜時間と日中の雰囲気も異なりますし、新緑の季節とこれから迎える紅葉の季節とではガラリとまた変わりそうですね。

満腹になり温泉にもつかり、子どもはあっという間に就寝時間です。夏休みは寝る時間が遅くなりがちでしたから、こうやってトータルで心地いい睡眠へと導いてもらえるプランは大助かり。この日の締めくくりは、何と言っても、スマホ収納BOXに電源を切った携帯電話を入れて鍵をかけ、朝までしっかり眠ること！

何か儀式めいているところが、むしろ面白い感じでした。神妙な顔して…というより、渋々なところもありましたが、この旅の目的は娘も理解しているので、自らボックスにある小さな鍵をかけてサヨナラしていました（笑）。こんなふうに楽しみながらできるデジタルデトックスもいいですね。

そうしてぐっすり休んで迎えた翌朝。お楽しみのモーニングブッフェでは、母娘そろってあれこれ選びながら、満腹になるまでたっぷり朝食を堪能しちゃいました！前日の疲れをしっかり取って、おいしい朝ごはんを食べたから、この日も元気にアクティブに動き回って、大自然を満喫できました。

グリーンシーズンならではのアクティビティ三昧が白馬の魅力♪

ご紹介してきた寝る育旅「Hakuba Sleep Reset Journey for Kids」の魅力は、ホテルの外にも広がっています。そう、白馬の大自然に触れるアクティビティで思いっきり体を動かせること！

白馬村で豊富なアウトドアアクティビティを運営している「ライオンアドベンチャー」。ここが主催するラフティングや、「白馬岩岳マウンテンリゾート」にある絶景大型ブランコ体験（ヤッホー！スウィング）、そして熱気球係留体験…これらが滞在プランとセットになって楽しめるんです。大人も子ども一緒になって盛り上がれる、またとない機会が手に入る旅ともいえます！※熱気球は土曜日・祝前日泊の方のみのオプションアクティビティになります。

思い切り体を動かし、大きな声で笑う、とってもシンプルな行動ですが、今の時代、子どもたちでさえ毎日の学校や習い事で慌ただしく、大自然に触れる機会は減りがちです。だからこそ、このプランはとても魅力的に映りました！

ここからは、コートヤード・バイ・マリオット 白馬に滞在する際、ぜひチェックしてほしいおすすめアドレスを駆け足でご紹介します！

白馬に行ったらチェックしたいスポットを一挙にご紹介！

◆白馬ライオンアドベンチャー
ラフティングやカヤック、SUP、カヌーなど、川で楽しめるアクティビティが盛りだくさん。さらに熱気球係留体験もおすすめです。ライオンアドベンチャーのスタッフやガイドさんたちはとってもフレンドリー。ラフティング体験前にはパドルの使い方なども分かりやすくレクチャー。子どもたちの冒険心をぐんぐん掻き立ててくれていました！実際に私も終始笑いっぱなしで過ごせました♪ラフティングの参加対象は小学生以上からになるので、ママもパパも一緒に楽しくずぶ濡れになっちゃってくださいね。
※各アクティビティの開催日はシーズンによって異なるので、詳しくはホームページをご確認ください。

◆白馬岩岳マウンテンリゾート
昨年12月に新しい10人乗りゴンドラリフトが開業した、白馬岩岳マウンテンリゾート。ゴンドラの窓からは360度のパノラマビューが楽しめ、支柱の間の距離は国内最長を誇ります。山麓の駐車場からゴンドラリフトに乗って約8分。標高1,280mの山頂エリアに到着すれば、北アルプスに向かって「ヤッホー！」と思わず叫びたくなるような絶景ブランコ「ヤッホー！スウィング」（※身長110cm以上）が待っています！このほかにも、乗馬、MTBダウンヒル、マウンテンカートなど、雄大な自然を楽しめるアクティビティが盛りだくさん。
北アルプスを一望できる絶景カフェ＆テラスも大人気です。スコーン専門店やベーカリーがあるので、人が少ない午前中に行くのがおすすめのよう。私たちも平日午前9時過ぎに行きましたが、多くの旅行者が写真を撮るために続々と並んでいました。とにもかくにも紅葉シーズンにも訪ねてみたい絶景に囲まれた場所でした。

◆snow peak LANDSTATION HAKUBA
建築家・隈研吾氏が設計した、国内最大級のスノーピーク直営店がメインとなっている複合施設。アウトドア派ならとっても気になるスポットです。エントランスから中に一歩足を踏み入れると、大きな窓の向こうに見えるのは雄大な山々、素晴らしい風景が視界に飛び込んできました！こちらの建物、天然素材を生かした内観も見ごたえあるですが、外観の木組みがとにかく圧巻！雪の結晶を思わせる繊細なデザインで、周りの景色と見事に調和していました。
ここでは、アウトドア用品だけでなく、長野の特産品や地酒も手に入ります。旅の思い出にぴったりのお土産探しも楽しめますよ。

◆大出公園
誰もが遠く懐かしい気持ちを思い起こしそうな、素朴な田園風景が広がる大出公園。この場所は、まさに「日本の原風景」ともいえる豊かな空間です。公園のシンボルは、雄大な白馬三山を背景に流れる姫川と、そこにかかる「大出吊橋」。ここから望める風景は白馬村を代表する絶景としても有名な場所です。
私たちが訪れた日は良く晴れていましたが、白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳は残念ながら雲に隠れていました。それでも、特別なものがないこの風景にこそ、むしろ私は贅沢さを感じました。本当に今必要なことを改めて思い起こさせてくれた、そんな素晴らしい場所でした。

◆そば神
地元で大評判の手打ちそば店「そば神」。確実に味わうなら、開店時間を狙うのがおすすめだそうです。喉ごしが良く、ツルンとした食感のおそばは、見た目にもそのおいしさが伝わってきます。適度なこしとほんのりとした甘みは、白馬のきれいな水で打たれたからこそ！まさに最高の逸品です。

旅を終えて思うこと

「白馬」と聞くと、スキーやスノボなどウィンタースポーツのイメージが強いかもしれません。私もずっとそう思っていました。でも、白馬の本当の魅力は、それだけではありません。コートヤード・バイ・マリオット 白馬で総支配人の方がお話ししてくださったのは、「冬だけでなく、グリーンシーズンの白馬をもっと知ってほしい」という強い思いでした。豊かな自然をアクティビティとともに一年中満喫してほしい、白馬ならではの魅力的な滞在を多くの人に届けたい。そんな想いが、今回の寝る育旅　「Hakuba Sleep Reset Journey for Kids」誕生へとつながったそうです。

忙しい毎日を抜け出して、「えいや！」と白馬へ。以前に訪れた時も自然の豊かさに感動しましたが、今回もその美しさは変わらず、さらに知らなかった白馬の魅力に触れることができました。この旅を通して、大人も子どもも、質の良い睡眠が心身の健康につながると改めて実感。多くの気づきをもたらしてくれた、素晴らしい時間でした。

旅したのは8月下旬、白馬ならもう涼しいかと思いきや、日中は汗をかく暑さでした。今年の夏は白馬でも猛暑続きだったようです。ただこの記事が出る9月も半ばになると、平均気温は15℃前後、10月には10℃前後となります。
天気予報はしっかりチェックしてからお出かけくださいね。どうぞ良い旅を！