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Comic

8/7【しろくまのゆりかご】はじめて声を聞いたあの日

産声は想像よりも小さく可愛らしいものでした。

入院中の運動不足ですっかり体力がなくなってしまっていたので、仕事から帰宅した夫と毎晩散歩して陣痛を待ちました。
早く会いたいという気持ちと、出産の痛みに対する不安の両方がありました。
でも、みんなその痛みを乗り越えているのだからきっと大丈夫と自分を励ましていました。
また、病院でもらった冊子には、お腹の痛みが10分間隔になったら電話をするようにとありましたが、2~3分間隔くらいでのお腹の痛みがあたりまえとなっていたので、陣痛に気づけるかどうかも不安でした。
そんな期待と不安が入り交じる中、出産予定日の一週間前に陣痛が起こりました。
それまでの痛みとは明らかに違いました。

握りしめているのは助産師さんの手です。
痛みに苦しむ間、手を握らせてもらって、とても心強かったです。
少数派なのかもしれませんが、私は立ち会い希望ではありませんでした。
誰かが近くにいると便秘になってしまうような人間なので(そのため切迫早産で入院中は便秘に悩まされました)、夫に見られていると気にしていきめないと思ったからです。
夫も特に立ち会い希望ではなかったので、出産は一人で臨みました。
他の方はどんな痛みなのかわかりませんが、私の場合はお尻の辺りに強い圧迫感があるような痛みで、別のものが出てしまうのではないかという恥ずかしさから、いきみたくてもなかなかいきめずにいました。
勇気を出して助産師さんに言うと、「出ても大丈夫ですよ!」と笑顔で言われました。
それでも恥ずかしくてなかなかいきめなかったのですが、痛みが益々強くなり、早くこの痛みから解放されたくて、もういいや!という思いに変わりました。
助産師さんの合図に合わせていきみ、普段大声を出さない私ですが、痛みを少しでも和らげたくて、獣のように叫びました。
表情もきっと酷かったと思います。
もう恥ずかしさなどは気にしていられませんでした。

頭が見えてからは、なかなか出てこなかった娘でしたが、助産師さんの言った通り、夫が待合室に到着してすぐに生まれました。
「生まれたよ」というお医者さんの言葉と同時に、スッと痛みがなくなり、それと同時に「出てる!」という助産師さんの慌てる声に、自分かと思って内心慌てたのですが、どうやら娘の胎便だったようです。
生まれた直後は、激しい痛みから急に解放されたからなのか、感動するよりも先に、娘の姿を冷静に観察する自分がいました。

その後、娘も私も体をきれいに拭いてもらい、服を着て、夫も部屋に入り、改めて娘を抱いたときに、娘に会えた喜びが込み上げてきました。

shirokuma

2歳の娘との日常をイラストにしてInstagramに投稿しております。
KiraraPostでは、娘が0歳~1歳頃までのことを描いていきたいと思います。
【Instagram】@shirokuma3425
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