リネンコートを使ったおすすめコーデ！季節ごとに違った着回し術を紹介

■そもそもリネンって？

リネンと麻って何が違うの？そもそもリネンって何？いまさら聞けないリネンについての説明です。参考にしてみてくださいね。

・リネンっていったい何？

リネンとは、麻で作られた生地の一種で、フランス語ではリンネルと言われており、麻特有の涼し気な風合いが特徴の生地です。麻は植物の葉茎から取れる繊維の総称のことを示しており、麻の種類は20種近くもあるといわれています。リネンは古くから麻繊維として使われており、中近東では肌着として使用され、エジプトではミイラを巻くのにも使われていました。日本で麻繊維として使われているのは、良質の繊維になるリネン（亜麻）とラミー（苧麻）が一般的で、服などの繊維製品につけられている「家庭用品品質表示法」で麻という表示しているのも、リネンとラミーの2種類です。

・リネンの特徴

リネンは、綿などの素材と比べると少しザラザラした硬めの手触りが特徴です。丈夫で長持ちし、使うたびに肌に馴染んでいくため生地の変化を楽しむのもおすすめ！吸水性が抜群のリネンは、サラッと快適に過ごすことができ、汗ばむ季節でも使えるアイテムです。また、リネンの繊維は中側が空洞で、空気が含まれています。そのため寒くなる秋冬には体温で温もった空気が体を暖かく包み込んでくれるんです。通気性と保温、バランス良く吸水性も抜群のリネンは季節を問わず使うことができます。

■リネンコートの着回しコーデ術

リネンのコートは軽く、サッと羽織ることができ、着回し力も抜群なアイテムなんです！ロング丈のコートは気になる下半身も隠しながらおしゃれに見え、ジャケットはかしこまりすぎずカジュアルに着られるのでおすすめ！今回は季節別のリネンロングコートや、リネンジャケットを使ったコーデを紹介します☆

・リネンのロングコートを使った季節別コーデ

＜春夏向きのコーデ＞

暖かくなってきた春には薄いベージュのロングリネンコートを使ったワントーンコーデがおすすめ！足元は黒を使うことでワントーンでもボヤっとせず締まった印象にできます。

暑い夏には半袖丈のリネンコートを使ったコーデがおすすめです。通気性の良いリネンなのでベタベタせずサラッと着られます。カラーも薄めで爽やかな軽い印象に！

＜秋冬向きのコーデ＞

リネンコートは前を閉めてウエストマークし、ワンピース風に着ると秋らしいコーデができおすすめです。カジュアルな印象のリネンコートもワンピース風にし、バレエシューズを使うと女性らしいコーデも叶います。

秋冬には濃い目のカラーのリネンロングコートがおすすめです。明るいカラーから濃いカラーにすることで一気に秋冬らしいコーデが完成します。ハイウエストのパンツでスタイルアップも狙えます☆

親子リンクのコーデにもロングリネンコートはピッタリです。くすみカラーのリネンに、靴下やモカシン、ニット帽で色味を使うことで、季節感のある秋冬らしいコーデになります。レディースやキッズだけでなく、メンズにもおすすめのアイテムです。

・リネンのジャケットを使った季節別コーデ

＜春夏向きのコーデ＞

リネンジャケットは素材感や明るいカラーが暖かな春にぴったりのアイテムです。水色のギンガムチェックとの組み合わせで爽やかな印象に！スニーカーの色味やかごバッグを使うことでまとまった印象のコーデになりますよ。

春夏にはリネンジャケットをセットアップで着るのもおすすめ。リネンの素材感から、涼しく見た目もカジュアルに着られるので春夏にもぴったりです。少し丈が長めのジャケットにハイウエストのパンツでスタイルアップも叶います。

＜秋冬向きのコーデ＞

リネンジャケットにはプリーツスカートも良く合います。秋らしいカラーのロングスカートとジャケットで重々しくならないよう袖をまくって抜け感を出したコーデです。

リブのキャミのさし色のグリーンが映えて締まった印象に見えます。リネンジャケットは羽織らず肩にかけることで、抜け感を出せます。パンツと色味を合わせるのもポイントです。

秋冬には締まった印象に見える濃い目のカラーを使いましょう。リングやバングルの色味を合わせ、リブのキャミをレイヤードして使った上級者コーデです。リネンジャケットにはハイウエストのアイテムを使うことでスタイルも良く見えおすすめです。

■リネンコートをおしゃれコーデに取り入れて

リネンのコートは、四季によって使い分けもできる万能なアイテムです。カラーもリネン独特のくすんだ色味や風合いを活かしたアイテムも多くあり使いやすくおすすめです。ユニクロやGUといったプチプラのブランドからもリネンを使ったアイテムが出ているのでチェックしてみてくださいね。今回紹介した、リネンコートのコーデを参考に、もっとおしゃれを楽しみましょう。