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ロバート山本「たくましさを身に付けて」息子に習わせたい習いごとは?

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ロバート山本「たくましさを身に付けて」息子に習わせたい習いごとは?

 2017年に第一子を授かり、パパとなった、お笑いトリオ・ロバートの山本博さん。息子くんとの生活の中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、昨年7月からインスタグラムで発信。そのイラストをもとに、山本さんがパパ芸人ならではの気づきを綴る本連載。第27回は、子どもの習いごとについて。山本さんは、息子くんが生まれたときから、絶対に習わせたいと思っている2つの習いごとがあるのだとか。

■自分を守る術を身に付けてほしい

子どもに習わせたい習いごとって、たくさんありますよね。英語にダンス、ピアノ、習字……最近は、小学生向けのプログラミング教室も人気が高いとか。挙げたらキリがありませんし、習いごとを増やせば増やすほどお金も時間もかかります。僕は、息子が生まれたときから、「この2つだけは絶対に習わせよう」と決めている習いごとがあります。1つは、水泳。川遊びや海水浴に行ったときに、泳げたほうが楽しいし、何より泳げることは自分の身を守る手段になる。全身運動である水泳には、脳を活性化させる効果があるともいわれています。2つ目は、空手や柔道などの格闘技。小さいうちから、精神的にも肉体的にもたくましさを身に付けてほしいというのが、その理由です。息子が格闘技に興味を持ったら、ボクシングジムに通わせてもいいかなと思っています。キッズボクシングでは、基本的な型を教えてもらえます。殴り合いはせずに、パンチの打ち方や守り方などを練習します。こういった型を身に付けておくことで、何かあったとき、自分を守るための技、護身術として活かせるんです。

子ども用温水プールに行ってきました(インスタグラム絵日記より/2019年1月7日)

■格闘技を経験することで痛みを理解できる

小学校や中学校に上がったとき、いじめの標的にされる可能性は誰にでもあります。男の子の場合、暴力的ないじめに発展することもあるかもしれません。「殴られる!」とわかったとき、人は恐怖を感じます。そういった恐怖感から、何も抵抗できずに萎縮してしまうんです。いじめっ子は、その萎縮したところをうまく利用してくるんですね。ところが、空手やボクシングなどを経験していると、格闘技をやったことがない人の暴力って、ちっとも怖くなくなるんです。つまり、暴力で圧をかけてくる人に負けなくなる。道場に行けば、もっと本当に強い人がゴロゴロいますからね。格闘技をやっていると、心も強くなります。相手からけしかけられたとき、殴り合いに発展してしまうのは、心が弱くて冷静さを保てないから。相手から一方的な攻撃を受けても、冷静さを保っていれば、被害を最小限にとどめて身を守ることができます。格闘技は、「殴られるのは、こんなに痛いんだ」って相手の痛みを知ることができます。人を殴ったら絶対にダメだということに、自分で気づけるようになるんですよ。ボクサーの拳は凶器です。そのため、リング以外の場所で人に手を挙げてはいけないという掟があります。ボクサーが暴力事件を起こしたというニュースをときどき耳にしますが、事件を起こす割合でいえば一般人よりもボクサーのほうが圧倒的に少ないそうです。むしろ、元いじめられっ子で、ボクシングによって救われたボクサーは大勢いるんです。

スポーツの試合をみせたら興味を持ったようなので、その隙に……。(インスタグラム絵日記より/2019年1月30日)

■英語で話しかけられてタジタジ…「わからない」と「怖い」は違う

英語などの語学も、小さいうちから習っておいたほうがいいと聞きます。でも、僕は流暢に話せることよりも、いかにコミュニケーションを取れるかのほうが大事だと思っています。僕らのように、英語に親しんでいない世代からすると、英語で話しかけられるのは正直なところ怖い……。「わからない」と「怖い」は違うのに、なぜか怖いって思っちゃうんです。僕も、外国人の友だちができるまで、英語に対して恐怖心を持っていました。サイパンに旅行したとき、外国人の友だちができて、1日中一緒に遊ぶことになったんです。彼はまったく日本語が話せないんですよ。でも、ジェスチャーとノリで、言いたいことをどんどん伝えてくる。それを見ていて「なるほど、ジェスチャーでこんなに伝えられるじゃん!」って思ったんですよね。言葉を完全に理解できなくても、「こういうことを言ってるんだな」ってわかれば、いくらでもコミュニケーションが取れる。その友だちと1日遊んでから、外国人旅行者の方に道を尋ねられても焦らなくなりました。このあいだも、外国人の旅行者の方から、慶應大学への道を教えてほしいと言われました。「交差点を2つまっすぐ進んで、左に曲がる」と言いたかったんだけど、英単語が出てこない。だから「ストレート、ストレート、レフト」って教えてあげたんです(笑)。でも、それで「オウ、オーケー!」って笑顔で言ってくれたので、たぶん伝わったんでしょう。わからない=怖いことじゃない。もし、道を聞かれてわからなかったとしても、理解しよう、伝えよう、助けになろう、その気持ちは間違いじゃないよと、息子が子どものうちに教えておいてあげたいなと思っています。

係員さんが貸してくれた浮き輪もこのとおり……。(インスタグラム絵日記より/2019年1月7日)

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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