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ロバート山本が困惑…息子クンの好き嫌い事情にパパはどう対応?

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ロバート山本が困惑…息子クンの好き嫌い事情にパパはどう対応?

2017年に第一子を授かり、パパとなった、お笑いトリオ・ロバートの山本博さん。息子くんとの生活の中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、昨年7月からインスタグラムで発信。そのイラストをもとに、山本さんがパパ芸人ならではの気づきを綴る本連載。第36回は、息子くんの好き嫌いについて。子育てをするなかで必ずといっていいほどぶち当たる、食の好き嫌い。なんでも食べる山本さんはどう対応した?

■魚の骨を出すように、口から出してしまうあの食べ物

子どもって不思議だなぁと思うことは毎日のようにありますけど、食べものの好き嫌いもそのひとつですよね。いやいやお前、なんで昨日バクバク食べてたものを急に「イヤっ」って言うの?? ということがよく起きて困っています。そんなことってないですか?この間も、ウチの息子がきんぴらゴボウにすっごくはまったことがあったんです。こっちは「ゴボウなんて食べるかな?」と半信半疑で出してるのに、「えぇ、お前そんなに食べるのか!?」それなのに、次の機会に出したら、もう全然食べない。一度口に入れても、「なにコレ?」「なに食べさせてんだよ」みたいな反応で、魚の骨を出すように全部出しちゃう。昨日のきんぴらゴボウは夢でも見てたのかな? って。最近はもう、ゴボウが入っているだけで顔をしかめますから。あとは、ほうれん草とか緑色の野菜もなかなか食べてくれないですね。

昨日は食べていたのに翌日は……。(インスタグラム絵日記2019年3月24日)

■献立は奥さんが、何を食べるかは息子が決める

嫌いなものって、無理矢理にでも食べさせるべきかどうか、家庭ごとに意見のわかれるテーマじゃないでしょうか。我が家に関していえば、無理には食べさせないようにしています。とにかく、トラウマにならないように。僕もそうでしたけど、子どもの頃は食べなかったのに、大人になると美味しくなる食べ物ってたくさんありますよね。でも、トラウマがあると、克服する以前に一切食べようとしなくなるかもしれない。なので、献立と栄養バランスは奥さんが決めるけど、何を食べるかは息子が決める、というのが我が家の方針です。親が変に「あれも食べろ、これも食べろ」とは、今はまだしないようにしています。でも、家では食べないのに、保育園のお弁当に入れると不思議と食べてくれる。奥さんとしては、残したら次の日のお弁当、という作戦も上手に使ってるみたいです。

■「アレくれよ」とジェスチャーで要求する食材は栄養素もバッチリ

ここまで嫌いな食べ物の話ばかりしましたけど、大好きな食べ物のほうがもちろん多いです。好きな食べ物ランキングをつくるとすれば、1位は枝豆で決まりです。もう、不動の王者ですね。2位以下はよく変わるんですが、最近だとトマトかなぁ。プチトマトを半分に切ったのをよく食べてます。一回、丸々1個あげてみたら、口に入る前にプシューっと潰れて大惨事でした。そして3位はチーズか、軟骨か……って居酒屋メニューばっかりなんですよ。息子は、絶対将来、酒飲みになると思います。それと、滅多に出しませんけど、恐ろしくハマったのが、ホテルが出しているレトルトスープです。そもそもはあげるつもりもなく、僕が飲もうと思って用意したのに、「一口どう?」とあげてみたら止まらなくなって、どんだけ飲むんだ? と思って見ていたら飲み干しちゃったという。生意気な舌してますよ。

高級スープをまるまる飲み干す……。(インスタグラム絵日記2019年2月18日)

生意気といえば、食べたいものをジェスチャーで要求したりするんですよ。「アレくれよ」みたいな感じで。最近も、納豆を混ぜるような仕草をして、「納豆出てないよ」と訴えてきて。まあ、生意気といいつつ、可愛くもあるんですけどね。僕もボクシングのために食べ物の栄養素とか、トレーンング効率を高める食材、食べるタイミングや順番というのは結構勉強したんですけど、納豆を始め、豆類は子どもにも最適な食べ物ですよね。あと、これは子育て関係なくオススメしたいのが梅干しです。僕も1日1個は必ず食べてます。できれば夜に食べたほうがよくて、疲れた体にクエン酸がすっごいんですよ。クエン酸ってなにかというと、体の老廃物や乳酸を抜いて、疲れを取ってくれるんです。結局突き詰めると、ごはん、納豆、味噌汁、梅干し。デザート代わりにあんこ。これですね。アスリート食としてもいいんだから、普通の生活をする上でもオススメです。我が家も基本は和食中心。息子も魚をよくバクバク食べてるし、和食は大好きですね。

子どもって枝豆が好きですよね。(インスタグラム絵日記2019年4月24日)

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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