左から綱啓永さん、尾碕真花さん、一ノ瀬颯さん、兵頭功海さん、小原唯和さん、岸田タツヤさん (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

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映画『騎士竜戦隊リュウソウジャー』公開記念!6人スペシャルインタビュー

スーパー戦隊シリーズ第43作『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にとって初の劇場版『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』(C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映がついに公開されました。

地球に隕石が衝突した6500万年前にリュウソウジャーがタイムスリップし、本物の恐竜たちやリュウソウ族のご先祖様と邂逅しつつ、地球に迫り来る大ピンチと向き合う……という内容です。

今回、出演するコウ(リュウソウレッド)役の一ノ瀬颯さん、メルト(リュウソウブルー)役の綱啓永さん、アスナ(リュウソウピンク)役の尾碕真花さん、トワ(リュウソウグリーン)役の小原唯和さん、バンバ(リュウソウブラック)役の岸田タツヤさん。そして、追加戦士カナロ(リュウソウゴールド)役の兵頭功海さんのメインキャスト6人に、映画の見どころ、作品の魅力、ママファンへのメッセージをもらいました。

■とにかくカッコいい「恐竜の世界×リュウソウジャー」を堪能してほしい

左から一ノ瀬颯さん、兵頭功海さん (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

―― 今回の映画の見どころ、撮影時のエピソードを教えてください。

一ノ瀬:「限界を突破する」というのが1つの大きなテーマです。いくつかの戦いがあるなかで僕たち個人個人が限界に直面したとき、それをどう超えていくのか? そしてそれを超えたときに今までにない新しい一面や表情が見えます。限界を突破したからこその成長が感じられる映画だと思います。

尾碕:演じていた私自身、映画冒頭の圧倒的な熱量はスクリーンで見て思わず泣きそうになりました。とにかく迫力があるし、純粋にカッコいい映画になっていて面白いんです! こんなシンプルな感想しか出てこないくらい、次から次へと驚きがあって、難しく考えるよりも、まずはこの「とにかくカッコいい!」という部分を堪能してほしいです。そして、2回目でじっくりストーリーも堪能して……2回と言わず3回4回と見ていただけたらなって。お子さんと見に行ったママのほうが、またこっそりと見たくなっちゃうかもしれないですよ(笑)

綱:実はロケ日の天気が荒れていることが多くて、暴風また暴風! 大雪の日もあったり、雪が解けてドロドロな足場で撮ったこともあって、うまくつながるのかな?と少し不安に思っていたんです。でも、試写で見たら逆にいい味になって、迫力のある素晴らしい絵になっていました。さすが上堀内佳寿也監督の演出だなと。そして、上堀内監督がとにかく粘りに粘って、僕たちの最後に絞り出てくる演技を引き出してくれていますので、最高の仕上がりになったと思います。

小原:僕がオススメしたいのは、シンプルに「恐竜の世界」であること。恐竜って実際に生きているところを見た人はいないし、想像の出来事だったりする部分もあると思うんです。だからこそ、映像化するのは難しいはずなのに、「あ! 恐竜の世界ってこんななんだ!」と思わず感じちゃう映画だと思います。そんな壮大な世界で、僕たち一人ひとりの表情というか、覚悟を決める瞬間だったり悔しかったり涙があったり。そういった部分が丁寧に描かれているので、ぜひ見てほしい部分です。

岸田:今回の映画は「タイムスリップ」もの。でも、時代を超える物語ってすごく難しいと思うんです。ロケ地、CG、予算面……様々な部分をクリアしないとチープになりかねない。でも、この映画はそんな難題をちゃんとクリアした作品だと思っています。子どもの付き添いで見に行く、なんて感覚だと親御さんの方がビックリするかもしれないです。あと、スーパー戦隊映画といえば変身シーンが豪華、というのが毎回話題だと思うんですけど、今年もすごいですよ。普段とちょっと違う変身になっていて、その点だけでも面白いと思います。

兵頭:追加戦士である僕は、スケジュールの都合上、TVシリーズでの初登場回よりも映画のクランクインが先でした。でも先にもらっていた台本はTVシリーズだし、視聴者の方が先に見るのもTV。だから、キャラクターを掴むのがなかなか難しくて、自分自身、カナロという役を想像しながら演じています。そこがどう見られるかが楽しみであり、ドキドキしますね。

■映画を見て、ケボーンダンスを一緒に踊って、親子のソウルを1つに

尾碕真花さん(C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

―― 今回の映画、そしてTVシリーズで半年近く演じてきた『騎士竜戦隊リュウソウジャー』という作品について、改めて感じる魅力、面白さはどんなところでしょうか?

一ノ瀬:「リュウソウジャー」は久しぶりに王道に戻したと言われる戦隊です。レッドはアツくて仲間思いというような、多くの方が「戦隊」と聞いて抱くイメージそのもの! といった感じのキャラクターだと思うんです。その一方で、ストーリーは今までにない面白さを含んでいて、そのストーリーのなかでどうすれば魅力的なキャラクターになれるか? それを僕たち一人ひとりがより深く考えることによって、王道を残しつつも個々のキャラクターをもっと魅力的にしていく時期に入ったのかなと感じています。

小原:ロボット戦も可動域が半端ないというか、今までにない部分が動いたり、とにかく躍動的でカッコいいんですよ。橋を飛び越えたりするような軽やかさもあったり。

岸田:話によっていろんな顔があるというか、単純にわかりやすく子どもが笑ったり応援したくなる回があったかと思えば、大人も考えさせられる話があったり。SNSを見ていると、僕たちが意識していなかったところで「今の場面、社会問題を揶揄しているんじゃない?」とコメントされることもあって、いろんな見方をされているんだなと感じています。

兵頭功海さん、小原唯和さん、岸田タツヤさん (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

――そういった視聴者の反応で嬉しかったこと、驚いたことはなんでしょうか?

岸田:先日、はじめてファンの前に出るイベントがあったんですけど、子どもたちの「声援のパワー」のすごさを実感しました。声がドまっすぐで、気持ちもこもっていて、僕らは勇気を届ける存在のはずなのに、逆にすごく勇気をもらっているんだと感じました。(一ノ瀬さん演じる)コウなんか舞台袖で待ってるときから泣いてましたからね。

一ノ瀬:イベントが始まる前は、「みんな元気ー?」と聞いてもシーンってなるんじゃないかと怖かったんですけど、もう本当にビックリするくらいの声が返ってきて。そもそも、あんなにもたくさんの子どもたちが集まってくれるとは思わなかったし、ファンと直接触れ合う機会がはじめてだったこともあって、感動しちゃいましたね。

尾碕:そして、お母さんたちの手作り衣装がすごいよね。もうビックリ!

小原:そうそう。集まってくれたちびっ子たちが僕らの衣装やリュウソウジャーに扮して応援してくれてたんですけど、そのクオリティがめちゃめちゃ高いんです。

綱:子育てで忙しいなか、作るだけでも大変なはずなのに……。ママたちスゴすぎ!

兵頭:もうこれ本物の衣装やん!っていうレベルばっかりだったからね。僕のリュウソウゴールドなんて出たばっかりなのに完璧な状態で。本当に驚いたし、嬉しかったです。

綱啓永さん (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

――そんなママたちに、ぜひメッセージを!

綱:映画やTVシリーズを子どもたちと一緒に楽しんでいただくのはもちろん、ぜひ僕たちのイベントや公演にも来てほしいし、オモチャでも遊んでほしいですね。僕も子どもの頃に戦隊ヒーローのオモチャをたくさん買ってもらって、それを今でもよく覚えています。きっと、子どもたちが成長して大人になったときに「お母さんありがとう」って思ってくれる日が来ると思います。僕自身がそうですから。

尾碕:確かに。私も家族と行った旅行はずっと覚えてるし、買ってもらったオモチャのこともずっと覚えてます。それって、子どものときも嬉しいけど、ずっと後になってからも「ありがとう」と思えることなので、この夏は一緒に映画館に出かけてほしいですし、誕生日やクリスマスとかにリュウソウジャーのオモチャをプレゼントしてもらえれば、きっとお子さんも喜んでくれると思うし、私たちも嬉しいです。

小原:子育てってすごく大変だと思うんですけど、僕たちはそんなお母さん、ママたちにも勇気を届けられる存在になれたらなと思っています。僕たちは劇中で、超スピードで走ることができる「ハヤソウル」とか、炎を扱う「メラメラソウル」といった「リュウソウル」いう武器でパワーアップするんですけど、そんな僕らを見て、「家事できソウル」があればいいな、と想像してもらったり、「いい子に育ちソウル」と唱えてお子さんと触れ合ってもらったり、そんな風に身近に感じてもらえればと思います。

(C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

兵頭:お子さんが見ているから一緒に見ているでも、もちろんありがたいんですけど、それよりも「お母さんが見たいの!」と大人が前のめりになって楽しんでもらえる作品になるように、僕たちも頑張っていきたいと思います。

岸田:実際、SNSを見ているとお母さんたちの声ってすごく多いんです。僕らもそんな書き込みを見ていつも感謝しています。それと、知り合いのママたちから最近、「バンバの顔で『パパとママの言うこと聞くんだぞ!』みたいな動画を送って」とやたらと言われるんです。僕の顔が怖いのか、子どもたちにすごく効果があるみたいで(笑)。そんな風に、お子さんとのコミュニケーションツールとして僕らをどんどん使ってください。

一ノ瀬:僕自身も母に対して、感謝の念を感じることがいろいろあるんですけども、この役を頂いてからは尚更、子育てに励むママたちを街で見かけると応援したくなる気持ちが生まれています。僕たちが応援していただいているように、僕たちも皆さんを応援していることを知っていただけたらなって。そして、この「リュウソウジャー」を通して親子の絆を深めていただけたらと思うので、エンディングで踊る「ケボーンダンス」をお子さんと一緒に踊ってもらったり、今回の映画もひとつのきっかけにして、親子のソウルを1つにして欲しいなと思います。


「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」は、7月26日(金)より全国ロードショー。
(c)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

(C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

取材・文/オグマナオト 撮影/齊藤僚子 企画・構成/mamagirlWEB編集

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