撮影:モリサキエイキ

Comic

子どもに必要な成功体験って?ロバート山本がロケ現場で考えたこと

 

山本さんが芸人として、パパとしての気づきを綴る本連載。
第64回は、山本さんがロケ現場で見たアスレチックから、子どもに必要な経験について考えをめぐらせます。

■ロケ中に息子目線でアスレチックをチェック!

昨年の秋、仕事で「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」に行きました。広大な敷地に、遊園地やアスレチック、プール、キャンプ場、バーベキュー施設などがそろうレジャーランドです。

2〜3歳の小さい子どもが遊べるアスレチックもたくさん。ロケ中に「これなら遊べるな」「これはまだ早いな」って、つい息子目線でチェックしてしまいました。

施設内には日帰り温泉もあるから、遊んだ後は温泉でゆっくりするのもいい。都内から1時間くらいなので、「今度は絶対に家族で来よう!」と思いました。

プレジャーフォレストのアスレチックの中には、足場が不安定なものや、高さのあるものもあります。「危険だから」って遠ざけるんじゃなくて、安全を守りながら子どもの好奇心を伸ばしたり、成功体験を積ませてあげたりするのが、親の役目かなと思います。

昨年、波の出るプールに初めて連れて行ったとき、息子は好奇心がありすぎて、深いところに行きたがっていました。足が底に届いてないのに、そのまま歩いていって溺れそうになる(笑)。「おいおい!」ってツッコミたくなるけど、溺れた経験がないから、その先どうなるか想像できないんです。

そういう機会を利用して、少し恐怖を覚えさせることも大事。ただ楽しむだけじゃなくて、プールの水で鼻がツンとする痛さとか、波に体が持って行かれる心もとなさとか、色んな感覚を経験させてあげたいですね。

■地方の公園はもっと大事にされていい

東京にはただでさえ公園が少ないのに、「ケガの心配があるから」と、遊具がほとんど撤去されてしまっているところもあります。鉄棒と、おじいさんが使う腹筋台みたいなベンチがあるだけの公園は、子どもにとってはすごく退屈。

その一方で、アスレチックが充実しすぎている公園もあります。そういう公園に行くと、ものすごい数の子どもたちが遊んでいて、遊具の取り合いが起こります。

うちの息子はまだヨタヨタしているので、ほかの子どもに突き飛ばされてしまうことも。「ちょっとどいてー!」って、女の子にドーンと体当たりされたこともありました(笑)。

そんな状況に慣れていたので、実家に帰ったとき、近くの公園に遊びに行ったら誰も遊んでいなくて衝撃を受けましたね。遊具は貸し切りだし、走り回ってもボールを投げても問題ない。

地元の人には「たかが公園でしょ?」って言われるだろうし、僕も実家にいた頃はそう思っていたけど、「貸し切りで公園が使えるなんて、すごいことなんだぞ!?」って、声を大にして言いたいです。

公園にいき、パイプ電話に興味を持った息子。急いで駆け下りメッセージを受け取りました。(6/18インスタグラム絵日記より

■やんちゃな息子を「褒めて伸ばす」

ここまでの話でわかると思いますが、息子はやんちゃで、とにかく体を動かすことが好き。昼に十分遊ばないと、体力が余り余って夜はなかなか寝ません。最近、キックバイクに乗れるようになったので、僕が休みの日は公園でガンガン走らせています。

麒麟の川島さんの娘さんとたまに会いますが、息子とは正反対のおとなしくて上品な子で、「人間の性質っていうのは、こんなに小さいうちから表れるんだなぁ……」と思います。
そういう意味でいうと、うちの息子はたぶん「褒められて伸びるタイプ」。褒めると、どんどん活動的になります。

家に小さいジャングルジムを置いていますが、息子は一番高いところまで上ると「パパ、パパ!」ってアピールしてきます。「うおー、すごいな!」って褒めると、満足そうに鼻息を吐いて、ドヤ顔を見せます(笑)。

体を動かすうちに、知恵もつくんでしょうね。体のここに一番力が入るとか、ここを持てばバランスが取れるとか、腕の力だけじゃ上がれないから足を使うとか、動きながら体が自然と覚えていく。度々書いてきましたが、息子の成長を見るたびに、子どもって本当にすごいなと、目が潤んでしまうんです。

ロバート 山本博

2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。

趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと
特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育

【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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