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【ワーママ1日密着】子どもの好奇心を大切にする、カンロの新グミ開発ママ

Lifestyle

【ワーママ1日密着】子どもの好奇心を大切にする、カンロの新グミ開発ママ

育児も仕事も頑張りながらトレンドにも敏感なママに1日密着する今週のワーキングママガール企画。第45回は「ピュレグミ」でおなじみのカンロ株式会社で働く片桐依里さんの1日についてうかがいました。彼女は五感ワクワクプロジェクトリーダーを務めており育児経験を生かしてうまれた新商品「あそぼん!グミ」シリーズが3月17日(火)に発売されます。新グミのプレゼントキャンペーンもあるので最後まで読んでくださいね。

■仕事のヒントは子どもの好奇心「あそぼん!グミ」生みの親片桐さんとは?

・片桐依里さん(カンロ株式会社 マーケティング本部 五感ワクワクプロジェクトリーダー・38歳)2020年3月9日時点で5歳の男の子と2歳の女の子のママ

・悪阻で入院、出産で寝たきり… 「地獄のマタニティライフでした」 ~結婚から出産まで~

夫婦で音楽フェス朝霧JAMへ

30歳の時に結婚をした片桐さん。旦那さまとは、仕事を通じて出会いました。「彼は当時デザイン会社の担当で、私の思い描いたイメージや想いを形にしてくれる大切な仕事のパートナーでした。一緒に担当した『ボイスケアのど飴』や、『色えんぴつキャンディ』など、今でも販売しているものもあります」。お付き合いに発展すると、彼の人柄に惚れた友人や家族が早めの結婚を猛プッシュ!とんとん拍子に話が進み、お付き合いを始めてから8か月で入籍しました。「お互いの仕事に理解があるので、結婚後はより一層仕事に臨むことができました。夫はその後、転職をして今は広告制作会社のディレクターをしています。今は一緒に仕事をする機会はありませんが、今でも私が仕事で行き詰ると、時には厳しい(?)でも、的確なアドバイスをくれます」

その後、第一子となる息子くんを33歳の時に、第二子となる娘ちゃんを35歳の時に授かりました。しかし片桐さんは「地獄のようなマタニティライフでした」と当時を振り返ります。「妊娠発覚と同時にひどい悪阻で、ひたすら耐えていました。会社も数か月休むことになり、妊娠中はとにかく『このつらさが終わってほしい…』と思って過ごしていました。二人目の時は妊娠悪阻で入院し、産む前日も吐いていました」その上、出産もトラブル続きに…。「一人目の時は、促進剤を打って陣痛が激しくなったタイミングで緊急帝王切開に切り替わることに。手術室と先生がしばらく空かず、『早く麻酔を…』と看護師さんに訴えながら陣痛に耐えました。産後は陣痛と帝王切開のWパンチでヨレヨレに。二人目は麻酔の際に髄液が漏れる合併症になり、5日間ほど寝たきりになりました。娘も数日保育器で、会いに行くこともできず、看護師さんが取ってくれた写真を見て涙しました。とにかく妊娠出産は大変だったので、『無事産まれてきてよかった…』という想いしかありません」

第二子誕生時。息子くんと一緒に
七五三にて

・企画の仕事はプレッシャーとの闘い 「夢を語ってモチベーションUP!」 ~就職から職場復帰~

「食べることが大好きで、身近な人にも喜んでもらえるモノづくりの仕事をしたい」との思いからカンロ株式会社に入社した片桐さん。入社当初から現在まで商品企画部の仕事に従事しています。「商品企画の仕事は結果が0か100かハッキリ出るので、プレッシャーで押しつぶれそうになることもあります。社内でやりたい方向になかなか進まず、自信がなくなったり、企画がブレそうになったり…そんな時はお客様からのお手紙やアンケートを何度も見返します。そうすると『こんなに喜んでくれる人がいるのだから、負けてはダメだ!』と、また強い気持ちで立ち向かえるんです」また、「やりたいことを言葉にして相手に伝えること」をとても大切にしているそう。「仕事の後に上司やメンバーと飲みに行って熱い気持ちを語り合います。そうすると、自分のモチベーションもあがるしイメージもどんどん膨らむし、周りの人が助けてくれたり、素敵な出会いに繋がったりします。商品企画って実は自分一人では何も作れないので、いかにみんなを巻き込んで素敵なモノを作ってもらえるかにかかっています。そのためにはいつも想いを伝え続け、みんなに感謝の気持ちを忘れないことが大切だと思っています」持ち前の前向きさでプレッシャーのかかる仕事を乗り越えてきた片桐さんですが、それでも育休後の職場復帰では「会社を辞めた方が良いのでは…」と思い詰めたこともありました。「生後8か月で保育園に通い始めた息子は、あらゆるウイルスに感染し、とにかく頻繁に熱を出し入院することも。私が休んで対応していたので看護休暇も有休も足りなくなり欠勤しました。仕事もままならず、子どもや職場への罪悪感で、何のために仕事を続けているのかわからなくなりました」。そんな時に助けられたのが、上司や職場の同僚の方々の理解でした。「上司に『今が一番大変だから、一緒に頑張ろう』と何度も励まされ、急な休みの時も3児の父である同僚が『お互いさまですから!』といつも笑顔で助けてくれ、なんとか乗り切ることができました」現在は、親子向けの新ブランドをつくるKanro五感ワクワクプロジェクトのリーダーを務めています。そのお仕事の一つが、3月17日(火)に発売の「あそぼん!グミ」。片桐さんのママならではの思いが込められています。「『お母さんが安心して与えられるグミを作りたい!』という社長の指名で担当することになりました。グミをきっかけに親子の会話が生まれたり、子どもの五感を刺激し、好奇心や知育につながるものを目指しました。出来上がってきた商品はパッケージデザインも、繊細に作られたグミのディテールも理想通りで、実物を見た時に「カワイイ~」って叫んだほどです。コンセプトを丁寧に作ったのが良かったですね」

「あそぼん!グミ」の発表会にて
「『あそぼん!グミ』は『うみの世界』と『どうぶつの世界』の2種類あるのですが、ゾウとイルカが特にお気に入りです」

・「大人は見守るくらいで十分」 子どもの好奇心を大切に ~育児~

片桐さんの子育てモットーは「好奇心を大切に」。「先入観がなく日々成長する子どもとの生活はとても新鮮で楽しいです。大人が憂鬱な雨の日も、雨の音や水たまりが楽しくて、大はしゃぎ。道端に落ちてる石ころや落ち葉も彼らにとっては立派なおもちゃや宝物ですよね」

川遊び

時には「お母さん、宇宙のはじっこはどうなってるの?」なんて予想外の質問が飛んでくることも。そんな時は、分からなかったとしても一度一緒に考えてみるそうです。習い事でも好奇心を更に伸ばしたい…との思いから、息子くんをレゴスクールに通わせ中。「先日のグループワークでは『恐竜の化石を運んで博物館に飾ろう』という課題を。化石を運ぶダンプカーや博物館、そのシーンをレゴで再現し、車がどうすれば速くなるかなど、物理の勉強になるような内容も入っていて遊びながら学んでいました。おさるのジョージの黄色いおじさんほど寛容になれないけど、基本大人は見守るくらいで、子どもの好奇心や想像力を大切にしていきたいですね」

レゴスクールにて


■片桐さんの1日のスケジュールを紹介!

【7:00】起床「子どもたちを起こし、朝ごはんの準備。朝は夫が大活躍。保育園の準備や洗濯など家事をテキパキこなしてくれます。朝の弱い娘はいつまでも寝ていることも」【7:45】朝ごはん&出勤準備「夫は平日の夕飯は不在なので朝ごはんは、必ずみんなで一緒に食べるようにしています。子どもがのんびり食べることも多く、以前は食器洗いでバタバタしていましたが、今は食洗器におまかせ!」

【8:30】出勤「アプリで保育園の連絡帳を記入したり、ツイッターやインスタでニュースやトレンドをチェック」【9:30】出社「前日のメールなどを確認し、一日のスケジュールを確認します」【10:00】プロジェクトのチームメイトと試食「かたちになる前のグミの状態で、社内や研究所でも試食します」

【11:30】ランチ「時短勤務になってからは、午後に連続して長く働けるよう早めにランチを済ませています。大人だけでゆっくり食べられるランチは大切なリフレッシュの時間です」

【13:00】プロモーション打ち合わせ【14:00】資料作成、アイデア出しなど「資料作りは苦手で、アイデア出しなどは手書きが好きです。イメージも伝わりやすく、アイデアをすぐメンバーに共有して次に進めるので時短にもなります」【17:30】退社「日用品や食品を発注することも」【18:00】保育園にお迎え「保育園の最寄り駅からは電動自転車で。1人連れての歩きだと辛い1km以上の道のりもこの自転車ならへっちゃらです」【19:00】実家で夕飯「夕飯は私の実家でみんなでご飯を食べることが多く、本当に助かっています。準備や片付け中は、子ども達は大好きなじぃじと遊びます」

【20:30】帰宅&子どもたちとお風呂「帰りたがらない子どもたちと忍者ごっこしながら家に帰ります。お風呂もオモチャで遊ばせてイヤイヤ発動を回避」【21:15】寝かしつけ「寝落ちしないようにがんばります」【21:45】家事タイム「朝が弱いので、洗濯物や部屋の片付けなどの家事は夜にまとめてします」【22:00】旦那さま帰宅【23:00】自分または夫婦の時間「ビールを飲みながらNetflixやアマゾンプライムの海外ドラマを見ます」【0:30】就寝


■片桐さんのとっておきマル秘テクニック

・食洗機が旦那さまとのケンカを仲裁!? 

「賃貸なので悩んでいましたが、食洗機は購入して本当に良かった! 心の余裕が出て、夫との喧嘩も減りました。置き型の威圧感もすぐに気にならなくなります」

・味付けはハーブ塩だけ!?ストウブ鍋が大活躍

冷凍ギョーザ
ストウブ鍋でクッキング

「重いものや毎日使うものはパルシステムで購入します。通勤時にアプリで発注できて便利!困ったときは、みんな大好きな冷凍ギョーザをチョイス。炭水化物、たんぱく質、野菜と完全食です。ストウブ鍋も大活躍。肉も野菜もなんでも入れて、ハーブ塩だけの味付でもでごちそうに。栄養的にも色合い的にもおかずはこれ一品でOKなのが助かります!」

・グループLINEにホワイトボード、予定は家族で共有

「一人目復帰の時は、子どもの看病や予防接種、保育園行事などほぼ全て自分が仕事を休んで対応していましたが、私のつわりの入院をきっかけに夫と実家の協力体制が強化され、今は母や夫が対応してくれる日も増え、みんなで支えあっています。グループLINEでこまめに連絡を取り合ってフォローし合っています。家でもホワイトボードタイプのカレンダーを使って予定を書き込んで共有しています」


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